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講義科目名 価値創造演習(特論) 
科目ナンバリングコード KED-SSD6341J 
講義題目
授業科目区分 展開科目 
開講年度 2024 
開講学期 前期 
曜日時限 前期 土曜日 1時限
前期 土曜日 2時限
必修選択 選択 Elective 
単位数
担当教員

高田 仁

五十嵐 伸吾

開講学部・学府 大学院基幹教育科目 
対象学部等 全学府 All Graduate School 
対象学年 大学院生 Graduate Students 
開講地区 大橋地区
その他
(自由記述欄)
本講義は、三部局連携によるDBEX(Design×Business×Entrepreenurship)の主要科目である 



履修条件
QRECのデザイン思考入門、ニュービジネス・クリエーション等が履修済みであることが好ましい。また、市場起点から新たな価値創造の経験学習を狙いとする「リーンスタートアップ演習」と並行して学習することで一層理解度が深まる 
授業概要
新たな価値創造の方法論としては、新たな発明・発見など技術起点のもの(Technology Push)と人々の意識の変化など市場起点(Market Pull)の二通が考えられる。本講義ではこのうち主に技術起点の価値創造に主眼を置く。 1つの技術であっても、技術のどのような点に注目するかによって全く異なる様相を示す。まずは複数ある技術の特徴点をどこに注目するか、その特徴点をどのような価値に翻訳するか、創造した価値を一番欲しがっている潜在顧客は誰か、を検討してゆく必要がある。

本講義では、技術⇒価値提案⇒対象セグメントの選択⇒仮説立案⇒プロトタイピングによる仮説検証⇒結果からの学習⇒ というリーンスタートアップのプロセスに従い、演習形式でリーンスタートアップのサイクルを経験学習を行う。加えて、競争優位性をいかに知的財産権等を駆使して防衛するかもあわせて学ぶ 
There are two possible methodologies for creating new value: technology-based methods such as new inventions and discoveries (technology push), and market-based methods such as changes in people's consciousness (market pull). This lecture will mainly focus on technology-based value creation. Even a single technology can exhibit completely different aspects depending on what aspects of the technology are focused on. First of all, it is necessary to consider where to focus on the features of the multiple technologies, what kind of value should be translated from those features, and who are the potential customers who most desire the value created. .

In this lecture, we will follow the Lean Startup process of technology -> value proposition -> target segment selection -> hypothesis formulation -> hypothesis verification through prototyping -> learning from the results -> and will experience the lean startup cycle in an exercise format. In addition, you will also learn how to defend your competitive advantage by making full use of intellectual property rights, etc. 
授業形態
(項目)
■ 講義・演習
□ 実験
■ グループワーク・ペアワーク
■ 学内外実習
■ プレゼンテーション
■ ディスカッション
■ PBL/TBL 
授業形態
(内容)
ワークショップを主体とする。第1クールでは、リーンスタートアップのサイクルを講義、試行的体験、内省などを通じ全体を理解し俯瞰できるような水準とする。第2クールからは、履修者で少人数によるチームを組成し、チーム単位で学習を行う。第二クールの最初に、各チームが考える「望ましい未来」の社会観を構成し、それに対してどのような技術が必要か、そこからそのように社会的な価値に変換するかを議論・提案・検証を行う。毎回、チーム単位でプレゼンテーションを行い、教員やコーチからのフィードバックを行う 
使用する教材等
板書、テキスト(紙媒体)、スライド資料(電子媒体)、映像・音声資料、実際に活用可能な技術シード 
全体の教育目標
技術起点の価値創造のプロセスを習得すること。合わせて、創造する価値、使用する技術、ビジネスモデルを前提として、どのように競争優位性を保持してゆくかの応用力を習得する 
個別の教育目標
1.リーンスタートアップ及びエフェクシュエーションのサイクルの取得
2.技術から価値への翻訳のスキル
3.知的財産権(特許、著作権、意匠権など)を含む競争優位性の確立方法
4.仮説立案・仮説検証・プロトタイピング、UXデザインなどの手法 
授業計画
キーワード
リーンスタートアップ、エフェクチュエーション、経験学習、デザイン思考、ソサイタルデザイン、知的財産権 
授業の進め方
テキスト
参考書
学習相談
QREC:五十嵐、渡辺、ビジエンススクール(QBS):高田、碇 芸術工学研究院:平井、松隈 がこの講義を支援する、アントレプレナーシップ、ビジネス(組織行動含む)、デザインの観点から、それぞれ適宜相談に応ずる 
試験/成績評価の方法等
経験学習・チームによるワークショップ(講義準備のためのフィールドワークを含む)・プレゼンテーションを重視するため、毎回の発表内容、活動状況、最終プレゼンテーションによって評価する。試験は行わない。確認のために最終レポートを課す場合がある。講義に対するコミットメントを重視するので、毎回必ずワークショップに参加し、プレゼンテーションを行うこと 
その他
添付ファイル
更新日付 2024-03-30 19:46:58.654


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