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授業のテーマ
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授業の内容(90分授業=2時間)
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事前/事後学修の内容
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第1回:8/8(木)III限 ベートーヴェン第九交響曲の音楽と社会
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担当:西田紘子(九州大学大学院芸術工学研究院准教授) まず全体のガイダンスを行い、ベートーヴェンおよび第九交響曲の音楽的特徴を理解し、第九が当時の社会でどのように受容されたかを学ぶ。
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復習
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2
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第2回:8/8(木)IV限 第九交響曲の今日の受容
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担当:西田 現代社会において、ベートーヴェンの第九はどのように受容されているのかについて、近年の映画やイベントを例に今日の受容のありさまを知ることで、第九の歴史を学ぶ。
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復習
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3
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第3回:8/8(木)V限 ベートーヴェンの呪いと恵み
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担当:堀朋平(住友生命いずみホール音楽アドバイザー、九州大学非常勤講師) とくに1830年代以降は、いわゆる歴史主義の台頭とも重なって、偉人ベートーヴェンをふまえずしては音楽を書けない状況が訪れる。いっぽう死後まもない時には、偉人との幸せな出会いもありえた。フランツ・シューベルト(1797-1828)の晩年に光を当てて、その二面性を探求する。
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復習
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4
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第4回:8/9(金)III限 明治・大正期の日本人とベートーヴェン
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担当:井上登喜子(お茶の水女子大学教授) 明治期の日本人は、書物を通じて「偉人ベートーヴェン」に憧れを抱いたが、大正期には「鳴り響く音楽」への関心が高まり、交響曲の演奏が流行する。その担い手となった旧制大学の学生オーケストラに注目し、教養ある音楽愛好家がベートーヴェン作品の理解と普及に果たした役割を考察する。
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復習
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5
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第5回:8/9(金)IV限 榊保三郎と九大フィル~第九初演の裏側その1
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担当:松村晶(九州大学名誉教授) 本学精神病学教室初代教授で九大フィルを創設した榊保三郎博士の人物像と、本学でオーケストラ活動が開始された経緯と発展を、当時の我が国における西洋音楽受容の状況を交えながら講述して、九大フィルが第九初演に向かう背景と足跡を明らかにする。
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復習
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6
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第6回:8/9(金)V限 榊保三郎と九大フィル~第九初演の裏側その2
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担当:松村 ベートーヴェンの第九交響曲がわが国においてどのように受け入れられてきたかを概説するとともに、榊保三郎と九大フィルが行った日本人で初めてとなるベートーヴェンの第九交響曲の第4楽章の演奏内容を残されている史料を基に明らかにする。
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復習
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7
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第7回:9/14(土)14:00-15:30 指揮者から見たベートーヴェンの『第九』
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担当:鈴木優人(指揮者、鍵盤奏者、九州大学客員教授) 九大フィル「第九」記念特別演奏会のプレレクチャー: ベートーヴェン交響曲第九番を演奏する際の楽譜の選択や演奏上の課題と、記念演奏会で再演する100年前の九大フィルが行った「替え歌」演奏について、指揮者の視点で解説する。
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復習
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8
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第8回
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最終レポート(締切9/25(水)正午)
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レポート作成と提出
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