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授業科目の概要

科目名称 テクノロジー・マーケティング・ゲーム 
科目ナンバリング・コード KED-GES1241J 
担当教員

金子 晃介

渡邉 由佳

更新日付 2024-04-08 11:39:17.254
授業科目区分 総合科目 
学部カテゴリ 基幹教育科目 
使用言語 日本語(J) 
対象学部等  
対象学年 全学年 
必修選択  
単位数
開講年度 2024 
開講学期 春学期 
曜日時限 春学期 水曜日 4時限
春学期 水曜日 5時限
教室  
開講地区 伊都地区



授業科目の目的・目標・履修条件について

授業科目の目的(日本語)
本講義では、仏国INSEADで開発された経営シミュレーションシステムを使用して、マーケティングについて演習形式で体験的に学ぶ。本講義は、複数のチームを作り、チームごとにマーケティングの戦略を立てて競い合う。そのため、チームでのグループワークにおけるコミュニケーションが重要となる。

本講義では、下記の手順により
1. マーケティングの座学(毎回新しいマーケティングの座学を学ぶ)
2. 1で学んだマーケティングの知識を使って、チームでマーケティングの戦略を立案する。
3. 2で立案した戦略をシミュレーション上で実行する。
4. 3のシミュレーション結果を受けて振り返りを行う。振り返り結果から戦略を改善する。 
授業科目の目的(英語)
In this course, students learn marketing empirically through the simulation system developed by INSEAD, France. We build some teams and each team compete each other for their marketing strategy. Therefore, communication management is important for the team work.

Every class takes the following steps;
1. To learn a marketing theory (every class has the different theory)
2. To make a marketing strategy based on the theory you learned.
3. To simulate the strategy on the simulator.
4. To review the simulation result and learn something you need to improve your strategy. 
キーワード
マーケティング、競争戦略、コミュニケーション、意思決定・判断
Marketing, Strategy, Communication, Decision Making 
履修条件
本講義では、マーケティングのシミュレーターを使用します。本講義を受講するためには、シミュレーターを利用するためのライセンス費用として、第2回の講義開始前までに、生協にて4,400円を支払いライセンスを購入していただく必要があります。

In this course, all students use a marketing simulator. The simulator requires license fee as 4,400 Japanese yen for each students. Therefore, every student requires to pay the license fee to the University coop before the second class in this course. 
学位プログラムの学修目標 授業科目の到達目標(評価の観点)
1KED-GES20:A-1. (主体的な学び)深い専門的知識と豊かな教養を背景とし、自ら問題を見出し、創造的・批判的に吟味・検討することができる。
1KED-GES20:A-2. (協働)多様な知の交流を行い、他者と協働し問題解決にあたることができる。 
1. マーケティングおよび競争戦略に関する知識を実践的に活用できるようになる。
2. 自分の戦略に対して、成功や失敗の結果から学修し、戦略を改善できるようになる。
3. 限られた時間内で優先順位をつけて複雑な情報を処理し、意思決定を実行できるようになる。
4. チーム内で自分らしいリーダーシップを発揮し、コミュニケーションを円滑かつ効果的に行えるようになる 
   

※学修目標と授業科目の結びつきの強さ

カリキュラム・マップ  
ルーブリック

授業科目の実施方法について

授業の方法
講義
演習
教授・学習法
グループワーク・ペアワーク
プレゼンテーション
遠隔授業
対面授業の形で実施する
Moodleコース情報
コース設定あり
Moodleトップ画面(https://moodle.s.kyushu-u.ac.jp/course/index.php)
使用する教材
スライド資料
教材の配布方法
Moodle/B QUBE
テキスト
授業計画 授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。
1単位あたりの学修時間(45時間)の内訳(目安)
(講義・演習の場合)授業内学修15時間、事前・事後学修30時間
(実験、実習および実技の場合)授業内学修30~45時間、事前・事後学修0~15時間
授業のテーマ 授業の内容(90分授業=2時間) 事前/事後学修の内容
1 ガイダンス/マーケティング基礎  【講義】チームビルディングと心理的安全
【講義】マーケティングの基礎理論(STP分析、4P等) 
事後学修:振り返りシート 
2 既存製品の改良  【講義】貸借対照表(B/S)
【講義】借入金(デッド)とは
【講義】既存市場でのR&D 
事後学修:振り返りシート 
3 既存市場製品のローンチ・新市場製品の開発  【講義】ブランドポートフォリオ戦略①
【講義】損益計算書(P/L)
【講義】新規市場でのR&D 
事後学修:振り返りシート 
4 新製品ローンチとポートフォリオ  【講義】ブランドポートフォリオ戦略②
【講義】ブランドの撤退
【講義】新規市場でのローンチ 
事後学修:振り返りシート 
5 マーケティング戦略の見直し  【講義】マーケティング戦略の見直し
 グループワーク1 競合他社分析
 グループワーク2 海外支社との連携 
事後学修:振り返りシート
Round7マーケティング戦略 
6 選択と集中  【講義】選択と集中
 グループワーク Round8-10の戦略の練り直し 
事後学修:振り返りシート
Round9マーケティング戦略入力 
7 総合的な戦略決定  【講義】The art of pitch
【グループワーク】最終プレゼンテーションの準備 
事後学修:振り返りシート ファイナルプレゼンテーション作成 
8 ファイナルプレゼンテーション  本講義で学んだマーケティング・戦略に関する発表  講義アンケート 

授業科目の成績評価の方法について

レポート
グループワーク貢献度(教員評価 + メンバー内評価):40点(= 5点 x 8回)
振り返りシート(レポート):30点(= 3点 x 10回) 
発表
最終発表:20点 
その他
シミュレーションでの順位:
各回のシミュレーションでの順位によって、チームの全員に下記の点数を与える。
1位:3点
2位:3点
3位:2点
4位:2点
5位:1点
6位:1点 

授業科目に関する学習相談について

担当教員による学習相談
日時:金曜日 16:30 - 18:00
場所:伊都キャンパス センター6号館 2階 BasE 
合理的配慮について
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行った上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)
修学上の合理的配慮の流れに関する部局HP https://www.artsci.kyushu-u.ac.jp/campus_life/support.html 


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