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授業科目の概要

科目名称 地理学入門 
講義題目
都市地理学 
科目ナンバリング・コード KED-HSS1231J 
担当教員

山下 潤

更新日付 2024-04-02 14:35:21.135
授業科目区分 文系ディシプリン科目 
学部カテゴリ 基幹教育科目 
使用言語 日本語(J) 
対象学部等  
対象学年 全学年 
必修選択  
単位数
開講年度 2024 
開講学期 前期 
曜日時限 前期 水曜日 1時限
教室  
開講地区 伊都地区
授業科目に関する特筆事項
この科目はEU研究ディプロマプログラム(EU-DPs)指定科目です。同プログラムについて、詳しくは以下のサイトをご参照ください。
http://eu.kyushu-u.ac.jp/indexjp.html 



授業科目の目的・目標・履修条件について

授業科目の目的(日本語)
地理的思考の出発点には、生活のために身近な環境をよく知るという必要性とともに、山の稜線や地平線の彼方に、どんな世界があるのかを知りたいと思う好奇心があったといえるかもしれません。人類は、複雑な生業技術の開発を通じて、世界の多様な環境に対応し、独自の地域文化を発達させてきました。また、それと同時に各地域で営まれる経済、政治、文化、社会の諸活動は、交通・通信技術の発達など、世界規模に拡大した空間関係の動態のなかに組み込まれてきました。地理学とは、以上のような人間集団と環境、地域、空間、場所のかかわりに着目して、地球上の諸現象を探究する学問といえるでしょう。本講義では、さまざまな地域研究を事例としながら、地理学の基本概念や視点、方法を紹介し、地球上の人間と社会の多様性と普遍性を理解する方法について考えます。特に本講義では欧州・スウェーデンの地域構造に関する人文地理学の視座と、当該地域での環境都市政策の状況について講義します。 
授業科目の目的(英語)
キーワード
地理的思考、環境、地域、空間、場所、欧州、スウェーデン、環境都市政策 
履修条件
特になし 
学位プログラムの学修目標 授業科目の到達目標(評価の観点)
1KED-HSS20:A-HSS.人文科学・社会科学における基本的なものの見方・問いの立て方・考え方を理解し、自らの学びを相対化できる。  さまざまな地域研究を事例として、地理学の基本概念や視点、方法ならびに、地球上の人間と社会の多様性と普遍性を理解する。 
   

※学修目標と授業科目の結びつきの強さ

カリキュラム・マップ 1KED-HSS20文系D科目学修目標の対応表
ルーブリック

授業科目の実施方法について

授業の方法
講義
教授・学習法
一方向性の知識伝達型の教授・学習法
遠隔授業
対面授業の形で実施する
遠隔授業の形で実施する
Moodleコース情報
コース設定あり
Moodleトップ画面(https://moodle.s.kyushu-u.ac.jp/course/index.php)
使用する教材
教科書・参考書・印刷資料
スライド資料
映像・音声資料(字幕なし)
教材の配布方法
書店等で購入する
Moodle/B QUBE
テキスト
山下潤(2020)『環境都市政策入門(第2版)』古今書院 
参考書等
授業で適宜紹介する 
授業計画 授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。
1単位あたりの学修時間(45時間)の内訳(目安)
(講義・演習の場合)授業内学修15時間、事前・事後学修30時間
(実験、実習および実技の場合)授業内学修30~45時間、事前・事後学修0~15時間
授業のテーマ 授業の内容(90分授業=2時間) 事前/事後学修の内容
1 第1回 ガイダンス  本講義の概要説明  事後に、授業の進め方、評価方法等について理解する。 
2 第2~15回 講義・小テスト  教科書にそって、概ね下記のスケジュールにしたがって講義を進める。
第 2 ・ 3回 1章 環境問題と都市政策
第 4 ・ 5回 2章 地域・都市政策と温室効果ガスの排出状況
第 6 ・ 7回 3章 直接規制的手法による地球温暖化対策
第 8 ・ 9回 4章 枠組規制的手法による地球温暖化対策
第10・11回 5章 経済的手法による地球温暖化対策
第12・13回 6章 政策アクターからみた地球温暖化対策
第14・15回 7章 地球温暖化対策の政策評価 
事前に教科書の該当箇所を呼んだ後、講義を受講し、事後は、講義内容を理解し、小テストに備える。 
備考
原則として対面で実施するが、Moodleを通じた遠隔授業(オンデマンド方式)で実施する場合もある。 

授業科目の成績評価の方法について

小テスト
3回の小テストで成績を評価する。 

授業科目に関する学習相談について

担当教員による学習相談
質問や学習相談の時間については、授業で指示する 
合理的配慮について
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行った上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)
修学上の合理的配慮の流れに関する部局HP https://www.artsci.kyushu-u.ac.jp/campus_life/support.html 


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