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授業のテーマ
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授業の内容(90分授業=2時間)
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事前/事後学修の内容
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1
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「ジェンダー」とは何か①
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授業計画、授業内容、成績の付け方などについてガイダンスを行った後、「ジェンダー」概念についてその歴史的展開を踏まえて解説を行う。
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シラバスをよく読んでくる。
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2
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「ジェンダー」とは何か②
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第1回目の授業に引き続き、「ジェンダー」概念についてその歴史的展開を踏まえて解説を行う。
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前回の授業の内容を振り返り、次回の授業に備える。
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3
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フェミニズムとジェンダー
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フェミニズム運動の展開について解説し、その重要性と課題を考える。
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前回の授業の内容を振り返り、次回の授業に備える。
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4
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セクシュアリティとヘテロノーマティヴィティ
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「セクシュアリティ」や「ヘテロセクシズム」、「ヘテロノーマティヴィティ」などの基礎概念を解説した後、近代社会におけるセクシュアリティのあり方、セクシュアリティとジェンダーの関係などについて論じる。
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前回の授業の内容を振り返り、次回の授業に備える。
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5
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ゲイ解放運動とクィア・スタディーズ
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ゲイ解放運動の歴史とクィア・スタディーズの発展について確認する。その際、クィア・スタディーズとフェミニズムの関係についても言及する。
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前回の授業の内容を振り返り、次回の授業に備える。
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6
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ホモソーシャリティ・ホモフォビア・ミソジニー
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イヴ・K・セジウィックの「ホモソーシャル」な関係性の議論を導入し、ケイト・マンのミソジニーの議論などにも触れつつ、ジェンダーとセクシュアリティの関係等についてさらなる検討を行う。
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授業内容を振り返り、中間試験に備える。
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7
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中間試験
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第1回目から第6回目までの授業内容について、試験を行う。
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試験に備え、これまでの内容を整理して、よく勉強してくる。
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8
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労働とジェンダー(三隅)
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労働には、賃金が払われる有償労働だけでなく、賃金が支払われない労働も存在する。ケアを含む無償の労働である。「労働とジェンダー」では、第一に有償労働の側面から性と職業との関係をデータをふまえて考察する。さらに、無償労働の側面から性別役割分業と家事労働との関係を考察する。そこからジェンダーとキャリア形成について考えたい。
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前回の授業の内容を振り返り、次回の授業に備える。
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9
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ジェンダーと法Ⅰ(岡田)
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雇用の現場においては、未だに女性差別が大きな問題として取り上げられている。本講義では、雇用関係をめぐるさまざまな差別(セクシュアルハラスメント・マタニティーハラスメント、昇進差別等)について、裁判例を中心に検討する。
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前回の授業の内容を振り返り、次回の授業に備える。
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10
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ジェンダーと法Ⅱ(岡田)
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婚姻等の制度は法律上中立的に設計されている。しかしながら、現代社会において婚姻制度に対するバイアスが存在するため、実際には夫婦平等が実現しているとは言い難い。本講義においては、ジェンダーの視点から、民法上の再婚禁止期間、夫婦別姓、離婚等について、判例等を交えながら具体的に検討する。
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前回の授業の内容を振り返り、次回の授業に備える。
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11
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メディアとジェンダーⅠ(本田)
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メディアの中で男女はこれまでどう表現されてきたか。時代の変遷とともに変わっていった男女の描き方を、報道例を交えて考える。
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前回の授業の内容を振り返り、次回の授業に備える。
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12
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メディアとジェンダーⅡ(本田)
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メディア企業の管理職は男性が圧倒的に多く、男性目線のステレオタイプなジェンダー観がメディアに露出することがある。女性管理職や女性記者が増えることで改善されつつあるニュースの捉え方、男女共同参画の視点を紹介する。
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前回の授業の内容を振り返り、次回の授業に備える。
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13
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ドメスティック・バイオレンスの基礎(原)
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DVが連綿と続く背景にジェンダーがあることを知り、DVの歴史やその実態について法と福祉支援の変遷から学ぶ。
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前回の授業の内容を振り返り、次回の授業に備える。
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14
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DV被害者と子どもの支援(原)
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児童虐待にあたる「面前DV」の子どもの影響と支援について学び、DV加害者の更生など暴力を繰り返さない再教育プログラムについて考察する。
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前回の授業の内容を振り返り、次回の授業に備える。
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15
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DV未然防止教育 (原)
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交際相手からの暴力“デートDV”について学び、学生自らがDVを身近な問題として理解する。
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レポートを作成する。
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