履修条件
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授業概要
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本講義では、持続可能な地域社会を構築するための科学技術イノベーション政策の課題に対して、分野横断的なアプローチを行う。ここでは都市環境、農業問題、地域医療、ソーシャル・キャピタル、地方創生のためのシステム科学等についてトピックを取り上げることにより、科学技術イノベーション政策のための複合的な視点を提供する。
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Learn Science, Technology and Innovation Policy to create a sustainable regional society. Cover urban engineering, agricultural issues and local medical care through a cross-sectoral approach. Offer multiple perspectives on Science, Technology and Innovation Policy.
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授業形態 (項目)
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■ 講義・演習 ■ プレゼンテーション ■ ディスカッション
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授業形態 (内容)
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講義:授業担当教員による解説(又は板書)を主とした形態であり、時折、学生との問答を通じて、関連の知識を深める。 演習:講義で学修した基礎的な知識を基に、九州地域の環境、保健医療、農業などの課題を取り上げ、さらに知識等を深めていく。講義とは異なり、学生が主体的に考える学修姿勢が求められる。 プレゼンテーション:「九州サステイナブル地域構想」(内容は授業で説明します)を外部招聘講師と複数の学生の前で発表し、質疑応答をする形式の授業があります。 ディスカッション:上記の「九州サステイナブル地域構想」に関して複数人で議論をする授業があります。テーマに沿って自身の意見を整理し、その内容を他の学生に伝えることや、他の学生の意見に対して、賛成なのか、あるいは反対なのか自身の立場を示し、その理由とともに自身の意見を再構築し、他の学生との合意点を探ることが求められます。
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使用する教材等
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板書、テキスト(紙媒体)、スライド資料(電子媒体)、映像・音声資料
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全体の教育目標
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地域社会のサステナビリティ(持続可能性)担保のために、いかなる科学技術イノベーション政策が必要かを学び政策立案能力を身に付ける。受講する学生一人一人に課題として「九州サステイナブル地域構想」(詳しい内容と作成方法は授業で説明します)を作成していただき、最終日に発表していただきます。
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個別の教育目標
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①地域社会のサステナビリティを担保するための方策に関する知識の習得 ②高齢化・人口減少を社会的背景とした地域活性化に必要な政策と科学技術の理解 ③安心・安全な地域づくりと開かれた地域づくりを両立させる要件の把握 ④政策立案・提案能力の習得
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授業計画
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※以下の授業スケジュール計画は2023年4月14日現在の予定です。講義は全て3時限と4時限連続で開講します(途中休憩あり)。3時限は午後1時から開始です。最終日の8月12日は2時限に発表準備時間を設ける予定です。
[2023年4月15日]第1回~第2回(3時限/4時限): ガイダンス(担当講師:小林 俊哉)/「日本の将来ビジョンと離島振興 担当講師:舘 逸志 離島振興地方創生協会理事 地域活性化伝道師 国土交通省元政策統括官/前年度受講した九大院生による「九州サステイナブル地域構想」発表と交流」 [2023年5月13日]第3回~第4回(3時限/4時限): 「地域活性化システム-石川・富山における経験-」(担当講師:中森 義輝 名誉教授 北陸先端科学技術大学院大学)/「大学と地域の連携による地域活性化の取り組みについて」/本科目課題「九州サステイナブル地域構想」について説明(担当講師:小林)」 [2023年6月3日]第5回~第6回(3時限/4時限): 「今後の地域包括ケアシステムのあり方」担当講師:馬場園 明 教授 九州大学大学院 医学研究院(予定)/「地域における心の健康-ゲートキーパー支援の事例」(担当講師:小林)(予定) [2023年6月17日]7回~第8回(3時限/4時限): 「農業の特質と課題」担当講師:前田 幸嗣 教授 九州大学大学院 農学研究院/今年度受講者の「九州サステイナブル地域構想」について① [2023年7月15日]第9回~第10回(3時限/4時限): 「持続可能な建築と都市」担当講師:住吉 大輔 准教授 九州大学大学院 人間環境学研究院(予定)/ディスカッション [2023年7月29日]第11回~第12回(3時限/4時限): 「人口減少・高齢化する地域とソーシャル・キャピタル」担当講師:小林/今年度受講者の「九州サステイナブル地域構想」について② [2023年8月12日]第13回~第15回(2時限/3時限/4時限): 特別講演「加賀海岸の自然イノベーション(予定)」講演者:大幸 甚 石川県加賀市元市長(予定)/課題「九州サステイナブル地域構想」発表とディスカッション
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キーワード
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サステナビリティ(持続可能性)、地域環境、地方創生、ソーシャルキャピタル、地域イノベーション
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授業の進め方
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建築学、農業、保健医療、システム科学などの多様な分野で活躍中の専門家、国家公務員経験者、地方自治体首長経験者などからテーマに沿った講演を聞き、講師とのディスカッション、集中討議、政策提言に向けた作業に参加する。土曜日開講で原則として3限と4限の2コマ隔週開講とする。最終回の7月23日(予定)は、政策提言発表準備作業の時間1コマを含めて2時限から3時限までの3コマとする予定。
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テキスト
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参考書
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西村清彦 御園慎一郎他『地域再生システム論―「現場からの政策決定」時代へ』東京大学出版会、ロバート・D・パットナム『哲学する民主主義―伝統と改革の市民的構造 』叢書「世界認識の最前線」NTT出版、ウェイン・ベーカー『人と組織の間にある「見えざる資産」を活用する ソーシャル・キャピタル』ダイヤモンド社 他
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学習相談
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試験/成績評価の方法等
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出席(30%) 積極的参加(30%) 政策提言発表・レポート提出(40%)
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その他
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※今年度は原則として対面授業と遠隔講義のハイブリッド形式で開講します。Zoomを使用した遠隔講義は、各授業の前日までに九州大学Moodleを通じて、Zoomへの招待アカウントを受講者の皆様にメールで送信します。対面講義の教室は、伊都キャンパス・センターゾーンの共進化社会システムイノベーション施設3階の332セミナー室を使用する。
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添付ファイル
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更新日付
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2023-04-14 21:09:20.64
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