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講義科目名 環境・エネルギー政策Ⅰ(経済学的・行政学的アプローチ) 
科目ナンバリングコード KED-SSD6332J 
講義題目
環境・エネルギー政策Ⅰ(経済学的・行政学的アプローチ) 
授業科目区分 展開科目 
開講年度 2023 
開講学期 前期 
曜日時限 前期 火曜日 6時限
必修選択 選択 Elective 
単位数
担当教員

中山 敬太

開講学部・学府 大学院基幹教育科目 
対象学部等 全学府 All Graduate School 
対象学年 大学院生 Graduate Students 
開講地区 伊都地区
その他
(自由記述欄)
 講義形態はZoomを使用した遠隔講義と教室での対面講義のハイブリッド形式。Zoomのアクセス用URLはMoodleでご案内しますので、履修希望者はMoodleに登録すること。対面講義の教室は、伊都キャンパス・センターゾーンの共進化社会システムイノベーション施設3階の332セミナー室を使用する。 



履修条件
特になし。 
授業概要
 本講義は、公害・環境問題の歴史的変遷等を踏まえ、主に経済学及び行政学からの環境政策及びエネルギー政策の基本原則やその考え方を概説し、その上で様々な環境・エネルギー問題に対する国内外の具体的な政策や制度等を解説する。本講義では、主に日本の環境・エネルギー政策を中心に概説するが、アジア諸国そしてEUやアメリカなどの諸外国の環境・エネルギー問題やその政策等についても適宜説明をする。環境・エネルギー問題を捉える上で、ローカル・ナショナル・リージョナル・グローバルというそれぞれの視点が重要になり、たとえ同じ問題事象でも、どのような観点からもの事を捉えるか(見方)によって政策判断や意思決定等が異なってくる。また、環境・エネルギー政策をめぐる分野は、それらを取り巻くステークホルダーも多岐に渡り、様々な学問領域が複雑かつ学際的に関わる領域となり、アクティブラーニングなどを適宜取り入れ、それらを体得する授業展開を実施する。 
Based on the history of pollution and environmental problems, this class will focus on the basic principles and concepts of environmental and energy policies from the perspectives of economics and public administration. It also explains specific domestic and international policies and systems for various environmental and energy issues. This lecture mainly outlines Japan's environmental and energy policies. In addition, this class will also explain environmental and energy issues and policies in other countries such as Asia, the EU, and the United States. Local, national, regional and global perspectives are important when considering environmental and energy issues. Even for the same problem phenomenon, policy judgments and decision-making differ depending on the perspective from which things are viewed. In addition, the fields of environment and energy policy have a wide range of stakeholders, and various academic fields are complex and interdisciplinary. This class introduces active learning from time to time, and conducts classes to experience it. 
授業形態
(項目)
■ 講義・演習
□ 実験
■ グループワーク・ペアワーク
□ 学内外実習
□ プレゼンテーション
■ ディスカッション
□ PBL/TBL 
授業形態
(内容)
講義を中心に授業を展開するが、適宜グループディスカッションを含むアクティブラーニングを実施する予定である。 
使用する教材等
板書、テキスト(紙媒体)、スライド資料(電子媒体)、映像・音声資料 
全体の教育目標
・経済学的及び行政学的な観点を中心に環境・エネルギー政策分野の基礎的な知識を修得し、代表的な政策原理や政策手法を理解できる能力を養う。
・本講義を通じて、「環境・エネルギー政策」と「科学技術イノベーション政策」の関係性やそのあり方について、関連させながらもの事を捉えアプローチができるようになることを目標とする。 
個別の教育目標
・環境・エネルギー政策の特徴やその考え方を理解し、主体的に関連する問題の本質やその全体構造を把握し、自らよりバランスのとれた解決策等を導き出すことができる基礎的な知識・スキルや思考を身に着ける。
・環境・エネルギー政策上の課題や問題を日本だけのフィールドで考えず、よりローカル、リージョナル、そしてグローバルな幅広い多角的な視点で課題解決やその政策立案等に対してアプローチできるようになることも達成目標の一つとなる。 
授業計画
【授業計画】
第1回 イントロダクション&公害・環境問題・エネルギー政策の概観とその特徴
第2回 環境・エネルギー政策の基礎理論とその応用①
第3回 環境・エネルギー政策の基礎理論とその応用② 
第4回 環境の価値評価と国際環境協力 
第5回 環境リスク政策と不確実性 
第6回 資源循環政策と廃棄物処理問題 
第7回 科学技術リスク・化学物質管理政策 
第8回 環境法概要(環境法政策とそのアプローチ:日本とドイツの事例を中心に) 
第9回 アジアの環境・エネルギー問題とその対策
第10回 エネルギー政策の基本原則(政策手法を含む)とその考え方 
第11回 気候変動問題とエネルギー問題(国際情勢と国家戦略) 
第12回 エネルギー・リスクと資源エネルギー政策(原子力政策及び再生可能エネルギーを含む) 
第13回 環境訴訟法概要(環境紛争とそのアプローチ) 
第14回 環境影響評価制度とテクノロジーアセスメント
第15回 総括(まとめ)とディスカッション 
キーワード
環境政策、エネルギー政策、政策評価、法政策学、リスク、不確実性、など 
授業の進め方
 講義を中心に授業を展開し、受講者数に応じて適宜グループディスカッションやワークなどのアクティブラーニングも取り入れて授業を進める予定である。 
テキスト
※教科書として特段指定なし。授業時にレジュメや参考資料を配布する。適宜、関連する文献を紹介する。 
参考書
※適宜授業時において紹介をする。 
学習相談
授業の前後で適宜柔軟に対応する。また、事前にメール等でアポイントを取得し、調整の上で学習相談に応じる。 
試験/成績評価の方法等
授業の参加貢献度(30%)+中間レポート(20%)+期末レポート(50%)で評価をする。
※評価方法などの詳細は、初回授業(イントロダクション)にて説明する。
※授業時に適宜リアクションペーパーの作成・提出がある。 
その他
 COVID-19等の状況や大学の方針等により授業の形式(対面授業・オンライン授業など)に変更が生じる可能性があるため、適宜確認をすること。なお、受講者の人数によっては、グループワークなどのアクティブラーニングを取り入れた授業展開を行う予定である。また、本講義でご協力を頂く先生方のスケジュール等の関係で、順序や講義内容等が一部変更になる場合がある。
 講義形態はZoomを使用した遠隔講義と教室での対面講義のハイブリッド形式。Zoomのアクセス用URLはMoodleでご案内しますので、履修希望者はMoodleに登録すること。対面講義の教室は、伊都キャンパス・センターゾーンの共進化社会システムイノベーション施設3階の332セミナー室を使用する。 
添付ファイル
更新日付 2023-04-11 05:46:55.393


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