シラバス参照

授業科目の概要

科目名称 科学の進歩と女性科学者Ⅰ 
科目ナンバリング・コード KED-GES1148J 
担当教員

内海 健

渡邊 壽美子

更新日付 2023/06/06 07:30
授業科目区分 総合科目 
学部カテゴリ 基幹教育科目 
使用言語 日本語(J) 
対象学部等  
対象学年 全学年 
必修選択  
単位数
開講年度 2023 
開講学期 春学期 
曜日時限 春学期 水曜日 4時限
教室  
開講地区 伊都地区
授業科目に関する特筆事項
この科目はEU研究ディプロマプログラム(EU-DPs)指定科目です。
同プログラムについて、詳しくは以下のサイトをご参照ください。
http://eu.kyushu-u.ac.jp/indexjp.html 



授業科目の目的・目標・履修条件について

授業科目の目的(日本語)
科学史において、男性科学者に比較し、女性科学者として生きていくことは、より狭き門であった。そこで史実・様々な文献を通し、女性科学者たちが『如何に困難を乗り越え、輝かしい功績を残せたのか』『その功績は科学の進歩にどのような役割を果たしたのか』等について学び、彼女たちの強い意志・当時の時代背景を学習する。主に、20世紀に活躍した女性科学者を取り上げる。また、関連した他の研究者たちや大学、研究所についても紹介する。 
授業科目の目的(英語)
The purposes of taking this course are to know and understand woman scientists through their experiences and to obtain some of the wisdom they had gained. In each of the course’s 8 lessons, I introduced a woman scientist and her work, her co-workers and her affiliations, using slides and other materials.As an evaluation of the course, I had the students complete a questionnaire survey and write a report about woman scientists. 
キーワード
時代背景、研究者の資質と責任、性別、家族・友人関係 
学位プログラムの学修目標 授業科目の到達目標(評価の観点)
1KED-GES20:A-1. (主体的な学び)深い専門的知識と豊かな教養を背景とし、自ら問題を見出し、創造的・批判的に吟味・検討することができる。
1KED-GES20:A-2. (協働)多様な知の交流を行い、他者と協働し問題解決にあたることができる。 
 
   

※学修目標と授業科目の結びつきの強さ

カリキュラム・マップ  
ルーブリック

授業科目の実施方法について

授業の方法
講義
教授・学習法
一方向性の知識伝達型の教授・学習法
グループ・ディスカッション
遠隔授業
対面授業の形で実施する
遠隔授業の形で実施する
Moodleコース情報
コース設定あり
Moodleトップ画面(https://moodle.s.kyushu-u.ac.jp/course/index.php)
使用する教材
スライド資料
教材の配布方法
Moodle/B QUBE
テキスト
なし 
参考書等
生命とは何か(Erwin Schrӧdinger(岡小天•鎮目恭夫訳):岩波書店)、細胞工学 別冊『分子生物学の誕生 奇跡の年1953年 上』(鈴木理:秀潤社)、トートラ 人体の構造と機能 第4版(桑木共之他共訳:丸善)、ダークレデイと呼ばれて(ブレンダ•マドックス:化学同人)、The Third Man of the Double helix (Maurice Wilkins:Oxford University Press)、The Double Helix (James D Watson:A Norton critical Edition)、分子生物学の軌跡: パイオニアたちのひらめきの瞬間(野島博:化学同人)、お母さんノーベル賞をもらう(中村桂子•友子訳:工作舎)、美しき未完成(自伝)(リータ・レーヴィ・モンタルチーニ:平凡社)、科学者の女性史(宮田新平:創知社)、シンプル病理学(笹野公伸:南江堂)、20世紀の女性科学者たち(ルイス•ハーバー(石館三枝子•中野恭子訳):晶文社)、A FEELING FOR THE ORGANISM(Evelin Fox Keller:W.H.Freeman and Company)、レイチェル・カーソン(上岡克己•上遠恵子•原強 編著:ミネルヴァ書房)、Silent Spring(Rachel Carson:Penguin Books)、レイチェル レイチェル・カーソン『沈黙の春』の生涯(リンダ・リア(上遠恵子訳):東京書籍)、MOLECULAR STRUCTURE OF NUCLEIC ACID(J.D. Watson,F.H.C.Click:NATURE vol.171, 737-738, 1953) 
授業計画 授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。
1単位あたりの学修時間(45時間)の内訳(目安)
(講義・演習の場合)授業内学修15時間、事前・事後学修30時間
(実験、実習および実技の場合)授業内学修30~45時間、事前・事後学修0~15時間
授業のテーマ 授業の内容(90分授業=2時間) 事前/事後学修の内容
1 DNA二重らせん構造発見にまつわる人々  ワトソン、クリック、フランクリン、ウイルキンス、他  配布資料、関連文献 
2 ロザリンドフランクリン  年譜、業績、教訓、他  配布資料、関連文献 
3 ドロシー•ホジキン  年譜、業績、教訓、他  配布資料、関連文献 
4 バーバラ・マクリントック  年譜、業績、教訓、他  配布資料、関連文献 
5 リータ・レーヴィ・モンタルチーニ  年譜、業績、教訓、他  配布資料、関連文献 
6 ガートルード•ベル・エリオン  年譜、業績、教訓、他  配布資料、関連文献 
7 レイチェル・カーソン  年譜、業績、教訓、他  配布資料、関連文献 
8 レポート作成  提示されたテーマについてまとめる  配布資料、関連文献 
備考
コロナ感染の状況により、変更する場合があります。その場合はMoodleからお知らせする予定です。 

授業科目の成績評価の方法について

レポート
2/3以上の出席をレポート提出条件とする 
授業への貢献度
アンケート回答等を含む 
出席
2/3以上:レポート提出条件 
備考
レポートをメインに、アンケート回答を含め総合的に成績を判定する 

授業科目に関する学習相談について

担当教員による学習相談
授業終了後、もしくは watanabe.sumiko.757@m.kyushu-u.ac.jp までメールを下さい。 
合理的配慮について
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行った上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)
修学上の合理的配慮の流れに関する部局HP https://www.artsci.kyushu-u.ac.jp/campus_life/support.html 


PAGE TOP