シラバス参照

授業科目の概要

科目名称 アクセシビリティ支援入門 
講義題目
手話言語学 
科目ナンバリング・コード KED-GES1188J 
担当教員

横田 晋務

田中 真理

更新日付 2022-03-17 16:29:28.306
授業科目区分 総合科目 
学部カテゴリ 基幹教育科目 
使用言語 日本語(J) 
対象学部等  
対象学年  
必修選択  
単位数
開講年度 2022 
開講学期 後期集中 
曜日時限 後期集中 その他 その他
教室  
開講地区 伊都地区
授業科目に関する特筆事項
【複数担当教員】阿部 敬信 (九州産業大学) 



授業科目の目的・目標・履修条件について

授業科目の目的(日本語)
本授業では、情報取得の面において社会参加や活動が制限されている、聴覚障害がある人への理解を深めるために、聴覚障害についての知識的・体験的学習、情報アクセシビリティ支援技術の取得、手話の言語学的理解に関する内容を学習します。これらの学びを通して、障害の有無等に関わらず多様な人々の社会参加を進めるための理解を深めます。 
授業科目の目的(英語)
This course introduces the knowledge on deaf and hearing impairments, information accessibility supports and Japanese sign language through lectures and experiences. 
キーワード
日本手話 手指日本語 ろう者 ろう文化 
履修条件
・本授業は、アクセシビリティリーダー育成協議会が行っている「アクセシビリティリーダー育成プログラム」の教育課程として認定されている授業の1つです。「バリアフリー支援入門」(春学期)、「ユニバーサルデザイン研究」(夏学期)、「アクセシビリティ入門」(秋学期)、「アクセシビリティ基礎」(後期集中)、「アクセシビリティマネジメント研究」(前期集中・高年次基幹教育科目)を履修すると、より理解が深められます。 
学位プログラムの学修目標 授業科目の到達目標(評価の観点)
1KED-GES20:A-1. (主体的な学び)深い専門的知識と豊かな教養を背景とし、自ら問題を見出し、創造的・批判的に吟味・検討することができる。
1KED-GES20:A-2. (協働)多様な知の交流を行い、他者と協働し問題解決にあたることができる。 
知識・理解:手話言語学の基礎的な知識を身につける

専門的技能:手話の知識及び簡単な日常会話ができる手話技能を身につける 
   

※学修目標と授業科目の結びつきの強さ

カリキュラム・マップ  
ルーブリック

授業科目の実施方法について

授業の方法
講義
演習
教授・学習法
一方向性の知識伝達型の教授・学習法
グループワーク・ペアワーク
遠隔授業
対面授業の形で実施する
Moodleコース情報
コース設定あり
Moodleトップ画面(https://moodle.s.kyushu-u.ac.jp/course/index.php)
使用する教材
板書
スライド資料
映像・音声資料(字幕なし)
映像・音声資料(字幕あり)
教材の配布方法
Moodle/B QUBE
テキスト
使用しません。配布資料とスライドにより授業を行います。 
参考書等
授業内に講師より紹介がある場合があります。 
授業計画 授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。
1単位あたりの学修時間(45時間)の内訳(目安)
(講義・演習の場合)授業内学修15時間、事前・事後学修30時間
(実験、実習および実技の場合)授業内学修30~45時間、事前・事後学修0~15時間
授業のテーマ 授業の内容(90分授業=2時間) 事前/事後学修の内容
1 言語としての手話  言語としての手話と文化としての「ろう」
・名前をたずねる 
授業内容の復習
手話表現の練習 
2 日本手話の音韻論  手型・位置・動き
・年齢をたずねる 
授業内容の復習
手話表現の練習 
3 日本手話の形態論  フローズン語彙とCL
・家族の紹介 
授業内容の復習
手話表現の練習 
4 日本手話の統語論1  NMMとは
・出身地 
授業内容の復習
手話表現の練習 
5 日本手話の統語論2  Referential Shift
・一日の生活 
授業内容の復習
手話表現の練習 
6 日本手話の統語論3  文法化
・通勤/通学 
授業内容の復習
手話表現の練習 
7 母語としての手話  母語としての手話の習得
・趣味/スポーツ 
授業内容の復習
手話表現の練習 
8 まとめと期末試験  これまでの講義内容のまとめ
学期末試験 
授業内容の復習
手話表現の練習 

授業科目の成績評価の方法について

定期試験
手話言語学の知識を問う設問と手話の読み取りに関する設問があります。 
小テスト
なし 
レポート
授業内容に関する小レポートを課します 
発表
なし 
授業への貢献度
手話表現に関するペアワークへの参加状況 
作品
なし 
出席
小レポートの提出を以って出席とみなします 

授業科目に関する学習相談について

担当教員による学習相談
随時受け付けます。
inclusion@chc.kyushu-u.ac.jpに連絡をください 
合理的配慮について
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行った上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)
修学上の合理的配慮の流れに関する部局HP https://www.artsci.kyushu-u.ac.jp/campus_life/support.html 


PAGE TOP