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授業科目の概要

科目名称 課題協学科目 
科目ナンバリング・コード KED-ICL1131J 
担当教員

斎藤 新悟

中山 二郎

米良 ゆき

更新日付 2022-07-11 16:22:22.714
授業科目区分 課題協学科目 
学部カテゴリ 基幹教育科目 
使用言語 日本語(J) 
対象学部等  
対象学年
必修選択 必修 
単位数 2.5 
開講年度 2022 
開講学期 後期 
曜日時限 後期 金曜日 3時限
後期 金曜日 4時限
教室  
開講地区 伊都地区



授業科目の目的・目標・履修条件について

授業科目の目的(日本語)
この科目では専門分野の異なる3名の教員が一つのクラスを担当し、各々異なった視点から、教室テーマに沿い、かつ、グループ学習に適した題材(協学課題)を提供します。授業ではみなさんが協学課題を考えるために必要となる講義に加えて個人演習やグループ作業を実施し、幅広い視野をもって問題を発見する姿勢や問題の解決を目指して学び続ける態度と技能、専門を異にする他者と協働できる能力を養うことを目的としています。 
授業科目の目的(英語)
In this subject, three professors with different areas of expertize take turns in teaching the three classes. Each professor presents cooperation challenges from his or her point of view related to the classroom theme they provide. In addition to listening to a lecture that helps them to understand the cooperation challenges, students do individualized tasks and group works as well. This subject aims to cultivate a positive attitude to discovering problems from a wide perspective, resoluteness and skills to continue learning to solve the problems, and the ability to cooperate with others with different specialties. 
キーワード
アクティブラーニング 
学位プログラムの学修目標 授業科目の到達目標(評価の観点)
A-1. (主体的な学び)深い専門的知識と豊かな教養を背景とし、自ら問題を見出し、創造的・批判的に吟味・検討することができる。

A-2. (協働)多様な知の交流を行い、他者と協働し問題解決にあたることができる。 
成果物を作成するために、適切に課題の趣旨を理解し、課題の内容を分析し、自分の考えを表現する。授業に参画することを通じ、グループやチームの活動に対する責務を果たす。 
   

※学修目標と授業科目の結びつきの強さ

カリキュラム・マップ 1KED-ICL20課題協学科目学修目標の対応表 ENG-ACEA21工学部応用化学科・応用化学専攻 ENG-AERA21工学部航空宇宙工学科航空宇宙工学専攻 ENG-CENC21工学部化学工学科・化学工学専攻 ENG-CSEA21工学部電気情報工学科(計算機)・情報理工学専攻(AI) ENG-CSED21工学部電気情報工学科(計算機)・情報理工学専攻(データ) ENG-CSEI21工学部電気情報工学科(計算機)・情報理工学専攻(情報アーキ) ENG-CVLC21工学部土木工学科土木工学専攻 ENG-ECEI21工学部電気情報工学科(電子通信)・電気電子工学専攻(情報デ) ENG-EEEE21工学部電気情報工学科(電気電子)・電気電子工学専攻(エネデ) ENG-EREC21工学部地球資源システム工学科共同資源工学専攻 ENG-EREE21工学部地球資源システム工学科地球資源システム工学専攻 ENG-MCEM21工学部機械工学科機械工学専攻 ENG-MELG21工学部融合基礎工学科(機械電気)・総合理工学専攻 ENG-MMEG21工学部融合基礎工学科(物質材料)・総合理工学専攻 ENG-MTRM21工学部材料工学科・材料工学専攻 ENG-NAON21工学部船舶海洋工学科船舶海洋工学専攻 ENG-QPNA21工学部量子物理工学科量子物理工学専攻 MED-NRS22U医学部保健学科看護学専攻
ルーブリック

授業科目の実施方法について

授業の方法
演習
教授・学習法
問題・課題解決型学習(PBL等)
グループ・ディスカッション
グループワーク・ペアワーク
プレゼンテーション
遠隔授業
対面授業の形で実施する
遠隔授業の形で実施する
Moodleコース情報
コース設定あり
Moodleトップ画面(https://moodle.s.kyushu-u.ac.jp/course/index.php)
使用する教材
教材の配布方法
テキスト
授業計画 授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。
1単位あたりの学修時間(45時間)の内訳(目安)
(講義・演習の場合)授業内学修15時間、事前・事後学修30時間
(実験、実習および実技の場合)授業内学修30~45時間、事前・事後学修0~15時間
授業のテーマ 授業の内容(90分授業=2時間) 事前/事後学修の内容
1 ガイダンス  教室テーマ「数で表せるもの・表せないもの」において、学部学科混成で、3つの協学課題について学びます。1つの協学課題は4週(90分授業8回)で行われます。  前期の終わりごろに教室テーマ希望調査がありますので、受講を希望するクラスを選択し、回答してください。 
2 右欄の協学課題について授業を進めます。  協学課題 A: 健康はすべて数値化できるか?
担当 中山二郎(農学研究院)

協学課題 B: 芸術を数で理解することは可能か?
担当 米良ゆき(人文科学研究院)

協学課題 C: 数とは何か?
担当 斎藤新悟(基幹教育院) 
各教員の指示に従ってください。 
3 協学課題 A: 健康はすべて数値化できるか?  授業概要:医学と医療の進歩は目覚ましく、病気の診断や診療の高度化により人の健康寿命が着々と延伸する今日である。中でも、DXの健康医療分野への進出により、自ずの健康状態をデジタルデータとしてリアルタイムで管理することが可能となりつつある。そして、微小な健康状態の変化を常時モニターしながら、健康維持に努める時代が到来しようとしてる。本講義では、このような技術の例を調べながら、現状でのその限界や功罪などについて考え、さらにはそれらが解決された先に待ち受ける未来社会についてみんなで考えてみることにする。

第1週:協学課題の理解とグループごとの課題案の提案
第2週:グループごとの課題の決定と調査
第3週:グループ課題の調査とプレゼンテーションの準備
第4週:発表会 
  
4 協学課題 B: 芸術を数で理解することは可能か?  授業概要:昨今ではAR技術の発達やデジタル・コンテンツ化が進み、私たちの芸術体験のあり方はますます拡張している。あらゆる芸術とは、虚構と現実という2つの世界を跨ぐものである。その曖昧な境界にある芸術を理解する上で、そもそも数学的な要素はどのような役割を果たし得るのだろうか。本講義では、私たちの感性が数学的に再構成された世界を如何に捉えることができるのか、「芸術」におけるその限界と可能性を探求する。

第1週:協学課題の理解
第2週:グループごとの課題の決定
第3週:発表内容の作成
第4週:発表会 
  
5 協学課題 C: 数とは何か?  授業概要:数という概念は,幼少期以来親しんできたなじみ深いものですが,あらためて「数とは何か?」と問われると考え込んでしまうかもしれません。この授業では,数であるもの・数でないものに関するみなさんの考え方を整理することから始めて,それぞれの数がどのように定義され,どういう性質を持つのかということについて議論を深めていきます。みなさんがよくご存じの整数や実数の世界だけではなく,1を何度も足していくといつか0になる数の世界や,上の桁に無限に続いていく数の世界など,普段見慣れないような数の世界についても考察してみます。

第1週:数とは何か?
第2週:1を何度も足していくと0になる数
第3週:無限大を表す数
第4週:上の桁に無限に続いていく数 
  
6 総括       

授業科目の成績評価の方法について

授業への貢献度
グループ作業や個人演習を通して、幅広い視野をもって問題を発見する姿勢、問題の解決を目指して学び続ける態度と技能、専門を異にする他者と協働できる能力の涵養を重視する。 
出席
授業への出席を基本とする。出席していてもグループ作業等に参加していない者については遅刻・欠席として取り扱うことがある。 
その他
宿題の結果を題材にして個人演習やグループ討論を進めることがしばしばあるため、宿題を忘れないようにすること(宿題を忘れるとグループの他のメンバーにも迷惑をかけてしまうことになります)。 

授業科目に関する学習相談について

担当教員による学習相談
対面で相談する場合には、予めメール等により相談日時を調整すること

メールアドレス(斎藤):
zssaito@artsci.kyushu-u.ac.jpa(最初のzと最後のaは削除してください) 
合理的配慮について
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行った上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)
修学上の合理的配慮の流れに関する部局HP https://www.artsci.kyushu-u.ac.jp/campus_life/support.html 


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