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授業科目の概要

科目名称 法政基礎演習 
講義題目
実務から法的思考を学ぶ 
科目ナンバリング・コード LAW-LAW1911J 
担当教員

園田 彩乃

更新日付 2022-03-22 15:45:34.165
授業科目区分 入門科目 
学部カテゴリ 法学部 
使用言語 日本語(J) 
対象学部等 法学部 
対象学年 2年 
必修選択 必修 
単位数
開講年度 2022 
開講学期 前期 
曜日時限 前期 火曜日 3時限
教室
開講地区 伊都地区
授業科目に関する特筆事項
実際に起きた事件や裁判例をもとに
刑事事件や民事事件の流れや実務での考え方を学びます。
実例をもとに、何の法律の何条の問題なのか、
法律要件をみたすかどうかを実際に考えていただきます。
冤罪事件やLGBTの問題など社会的なテーマもとりあげます。 



授業科目の目的・目標・履修条件について

授業科目の目的(日本語)
実際に起きた事件や事例をもとに刑事や民事の基礎的な考え方や手続、
事実認定について学習します。 
授業科目の目的(英語)
You will learn the basic ideas, procedures, and fact-finding of criminal and civil law based on actual cases and simulated cases. 
キーワード
実務的観点からの法的アプローチ 
履修条件
出席が必須条件となります 
学位プログラムの学修目標 授業科目の到達目標(評価の観点)
  少人数のゼミ形式により、
 (1)リサーチ・分析能力、
 (2)ディスカッション・プレゼンテーション能力、
 (3)レポート・論文作成能力、
という、将来どのような進路をとっても必ず要求される能力の伸張を目指します。 
   本演習では、実際の事案や模擬事例をもとに
実務的な観点から法的なアプローチを学んでいきます。
  

※学修目標と授業科目の結びつきの強さ

カリキュラム・マップ  
ルーブリック

授業科目の実施方法について

授業の方法
講義
演習
教授・学習法
問題・課題解決型学習(PBL等)
体験学習(インターンシップ等)
グループ・ディスカッション
ディベート
プレゼンテーション
遠隔授業
対面授業の形で実施する
Moodleコース情報
使用する教材
教科書・参考書・印刷資料
スライド資料
映像・音声資料(字幕あり)
教材の配布方法
書店等で購入する
テキスト
六法、民法判例百選Ⅰ・Ⅱ 
授業計画 授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。
1単位あたりの学修時間(45時間)の内訳(目安)
(講義・演習の場合)授業内学修15時間、事前・事後学修30時間
(実験、実習および実技の場合)授業内学修30~45時間、事前・事後学修0~15時間
授業のテーマ 授業の内容(90分授業=2時間) 事前/事後学修の内容
1 ガイダンス  授業の進め方や目標を説明します。また各々自己紹介をしてもらいます。  六法の準備 
2 民事事件と刑事事件についての概要  民事事件と刑事事件の手続や基礎について学びます。  授業の予習復習等で各4時間相当 
3 図書館ツアー  図書館を見学し、文献の探し方を学びます。  同上 
4 刑事事件①  実際の冤罪事件をもとに、刑事手続の流れや刑事事案の法的な考え方について学びます。  同上 
5 刑事事件②  実際の冤罪事件をもとに、刑事手続の流れや刑事事案の法的な考え方について学びます。  同上 
6 刑事事件③  模擬事案をもとに、刑事裁判の流れや刑事事案の法的な考え方について学びます。  同上 
7 刑事事件④  模擬事案をもとに、刑事裁判の流れや刑事事案の法的な考え方について学びます。  同上 
8 民事事件①  民法(債権分野)の基礎について日常における具体例を想定して学びます。
学びます。 
同上 
9 民事事件②  LGBTの裁判例をもとに、民事手続や民法の基礎について学びます。  同上 
10 民事事件③  SNSにおける誹謗中傷の裁判例をもとに、民事手続や民法の基礎について学びます。  同上 
11 民事事件④  百選判例をもとに、民事手続や民法の基礎について学びます。  同上 
12 裁判傍聴  福岡地方裁判所に実際の裁判の様子を傍聴に行きます。  同上 
13 裁判傍聴  福岡地方裁判所に実際の裁判の様子を傍聴に行きます。  同上 

授業科目の成績評価の方法について

定期試験
試験は行いません。 
レポート
授業内のテーマについてレポートを1回実施します(レポート点:20%) 
発表
双方向授業なので積極的な発言・発表をお願いしています(授業内での発言・発表態度:10%) 
出席
原則出席が必須となります(出席点:70%) 

授業科目に関する学習相談について

担当教員による学習相談
授業後やメールで気軽にご相談ください。 
合理的配慮について
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行った上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)
修学上の合理的配慮の流れに関する部局HP https://www.law.kyushu-u.ac.jp/faculty/handicapped-support 


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