履修条件
|
|
対象を限定せず基礎的な方法論を扱うので,専門を問わず履修可能である。 授業中のディスカッションへの積極的な参加および授業時間外にテキストを熟読し、予習・復習を行うことが求められる。
|
|
|
授業概要
|
|
設計の本質を知り、人間主体の環境デザインを行うために、設計におけるコミュニケーション、人間ファクター等の把握に利用される手法について既往の人間環境系研究事例を題材とした授業を行う。 受講者はテキストを熟読して予習し,授業時間には実際にその方法を試行したり,持ち寄った事例についてのディスカッションを行うこと予定している。
この授業は環境設計プログラムの教育到達目標のうち、主に(1)-4 「科学的思考力」の修得を目標とする。
|
The lectures on various methods which are used for People-Environment Studies and Environmental Psychology are given to understand the essence of design and to design human-centric environment. Students should read the textbook before the class and understand the topic through trials and discussions in the class.
|
|
|
授業形態 (項目)
|
|
□ 講義・演習 □ グループワーク・ペアワーク □ プレゼンテーション □ ディスカッション
|
|
|
授業形態 (内容)
|
|
講義の題材となるものを受講生から提供してもらい,それを基に講義,ディスカッションを行うことがある。実際に体験しないとわかりにくい方法については,グループやペアでインタビュアー/インタビュイーの両方を体験しながら学び,結果をプレゼンテーションしてもらってディスカッションを行うこともある。
|
|
|
使用する教材等
|
|
板書、テキスト(紙媒体)、スライド資料(電子媒体)、映像・音声資料
|
|
|
全体の教育目標
|
|
環境設計においては、人間側・環境側の両方を的確に把握し,その関係を理解する必要がある。人間側としてはニーズ把握の方法やプレゼンテーションのためのメディアの特性を理解することが大切である。ここでは、ニーズ把握の方法として主に評価グリッド法,アンケート調査を、心理評価実験方法としてSD法とME法を,プレゼンテーションメディアとしては、写真のほかビデオ、コンピューターグラフィックスを取り上げ、ディスカッションを通じて理解を深め,さまざまな理論や方法を設計支援に使えるようになることを目標とする。環境側については五感に関わる環境の記述の基礎理解について確認する。
|
|
|
個別の教育目標
|
|
|
|
授業計画
|
|
1.設計のためのコミュニケーション 2.環境記述の基礎 3.ニーズ把握の方法(1):評価グリッド法 4.ニーズ把握の方法(2):アンケート調査 5.心理評価実験(1):SD法と因子分析,対象の提示方法 6.心理評価実験(2):ME法 7.メディアの知識:写真,ビデオ,グラフィックス利用 8.研究事例、論文の設計への応用方法 上記のうちから受講者の希望を勘案して内容を決定する
|
|
|
キーワード
|
|
環境心理学、コミュニケーション、環境行動学、知覚科学,認知科学
|
|
|
授業の進め方
|
|
授業計画に示すテーマを取り上げる回数は受講生諸君の理解度および興味により決定する。
|
|
|
テキスト
|
|
「住まいと街をつくるための 調査のデザイン」日本建築学会編,オーム社
|
|
|
参考書
|
|
「環境心理調査手法入門」日本建築学会編、技報堂出版 「人間環境学」日本建築学会編、朝倉書店
|
|
|
学習相談
|
|
学習相談は授業中またはその前後に申し出ること。それ以外に相談を希望する場合はできるだけ事前に電子メールで相談希望日時,相談内容を連絡の上,予約すること。
|
|
|
試験/成績評価の方法等
|
|
|
|
その他
|
|
|
|
添付ファイル
|
|
|
|
更新日付
|
|
2021-12-11 18:21:17.6
|