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授業科目の概要

科目名称 メディアデザイン概論Ⅱ 
講義題目
メディアデザイン概論II 
科目ナンバリング・コード DES-IND1412J 
担当教員

井上 光平

小野 直樹

牛尼 剛聡

竹之内 和樹

鶴野 玲治

原 健二

更新日付 2021-11-05 13:14:30.953
授業科目区分 コース基礎科目 Course Fundamental Subjects 
学部カテゴリ 芸術工学部 
使用言語 日本語(J) 
対象学部等 芸術工学部 メディアデザインコース Media Design Course 
対象学年 学部1年 Undergraduate first grade 
必修選択 選択必修 Required elective 
単位数
開講年度 2021 
開講学期 冬学期 
曜日時限 冬学期 月曜日 5時限
教室 未定/ TBA 
開講地区 伊都地区
授業科目に関する特筆事項
無 



授業科目の目的・目標・履修条件について

授業科目の目的(日本語)
メディアデザインに関する導入として、メディアインタラクションの領域における構成要素と基礎知識について学ぶ。メディアインタラクションとは、様々なメディア表現と人間との相互作用を表す。メディアインタラクションは様々な観点から捉えることができるが、本講義では、基礎的なプログラミングを介してメディアインタラクションの基礎を体験的に習得した後、メカニクスデザイン、画像処理、コンピュータグラフィックス、ノンフォトリアリスティックレンダリング、仮想現実感・拡張現実感、コンテンツ環境デザインという観点から、それぞれの領域の基礎的な概念を学ぶ。
第1回は、自身のPCを用いてプログラミングの演習を行う。
第2回〜第8回は講義形式の授業である。各回にレポート課題が出されるため、翌週までに提出する。 
授業科目の目的(英語)
In this class, as an introduction to media design, basic knowledge of the academic fields that compose media interaction will be lectured. Media interaction refers to the interaction between various media expressions and humans. Media interactions can be viewed from various perspectives. In this class, students first learn the basics of media interaction experientially through basic programming of augmented reality and physical computing. After that, they will learn the basics of the following areas: mechanics design, image processing, computer graphics, non-photorealistic rendering, content environment design. 
キーワード
メカニクスデザイン、画像処理、コンピュータグラフィックス、ノンフォトリアリスティックレンダリング、仮想現実感・拡張現実感、コンテンツ環境デザイン 
学位プログラムの学修目標 授業科目の到達目標(評価の観点)
DES-IND20:B-3-2.(知識・理解)感性的な思考をもとに論理的にデザインを創造する、幅広い専門知識を理解して説明できる。
DES-MED20:B-1-3.メディアデザインの概念、及びその体系について理解し、説明できる。 
 
   

※学修目標と授業科目の結びつきの強さ

カリキュラム・マップ DES-ACD20芸術工学部音響設計コース DES-DFT20芸術工学部未来構想デザインコース DES-END20芸術工学部環境設計コース DES-IND20芸術工学部インタダストリアルデザインコース DES-MED20芸術工学部メディアデザインコース
ルーブリック

授業科目の実施方法について

授業の方法
講義
演習
教授・学習法
一方向性の知識伝達型の教授・学習法
遠隔授業
対面授業の形で実施する
遠隔授業の形で実施する
Moodleコース情報
使用する教材
教材の配布方法
Moodle/B QUBE
テキスト
なし 
参考書等
授業中に配布する 
授業計画 授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。
1単位あたりの学修時間(45時間)の内訳(目安)
(講義・演習の場合)授業内学修15時間、事前・事後学修30時間
(実験、実習および実技の場合)授業内学修30~45時間、事前・事後学修0~15時間
授業のテーマ 授業の内容(90分授業=2時間) 事前/事後学修の内容
1 メディアプログラミング基礎 (12/6)  Processingを利用した簡単なビジュアルプログラムの制作演習を通じて、メディアプログラミングの基礎を体験的に学習する。  授業内容に関するレポート 
2 メカニクスデザイン (12/13)  運動情報の生成や各種情報と体感との接続を行うには,メカニズムの知識が有用である.従来型のメカニズムから3Dプリンティングを前提とする最近のメカニカルメタマテリアルまでを,動きと力学の視点から概説する.  授業内容に関するレポート 
3 画像処理 (12/20)  画像を利用する際には、見た目を加工したり、必要となる情報を取り出すために種々の処理を行う。このような画像処理の目的、必要とされる場面およびその効果について概説する。  授業内容に関するレポート 
4 コンピュータビジョン (1/17)  二次元の画像から三次元の現実世界をコンピュータによる計算で再構築して認識することをコンピュータビジョンという。その基本的な考え方、関連分野との関係性、および現在までの成果について概説する。  授業内容に関するレポート 
5 コンピュータグラフィックス (1/24)  コンピュータグラフィックス(CG)は人間の眼が見ている視野像をコンピュータの映像として提示する技術である。空間・物体・光などを数理モデルとして扱い、計算処理によって映像化する方法の概念を解説する。  授業内容に関するレポート 
6 ノンフォトリアリスティックレンダリング (1/21)  写真を絵画風に変え、コンピュータならではの芸術表現を追求するノンフォトリアリスティックレンダリングの実例を示し、そこで使われるアルゴリズムについて詳しく説明する。  授業内容に関するレポート 
7 仮想現実感 (2/7)  仮想現実感・拡張現実感についてその基本的な概念と応用例について説明する。(※この授業は英語で実施する)  授業内容に関するレポート 
8 コンテンツ環境デザイン (2/14)  インターネット上に存在する膨大なコンテンツをAI技術等を利用しながら効果的に活用する環境について説明する。  授業内容に関するレポート 

授業科目の成績評価の方法について

レポート
毎回の授業の後に、授業の内容に関するレポートを課し、講義の内容に関する理解度を評価する。レポートの評価は成績の60%分として評価する。 
出席
毎回の授業の出席状況は、成績の40%分として評価する。 

授業科目に関する学習相談について

担当教員による学習相談
メールにて学習相談を受け付ける。 
合理的配慮について
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行った上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)
修学上の合理的配慮の流れに関する部局HP https://std.design.kyushu-u.ac.jp/education/for-handicapped/ 


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