授業科目の目的・目標・履修条件について
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授業科目の目的(日本語)
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SDGsにも示されるような社会的課題をビジネスの手法で自立的・持続的に解決するソーシャル・ビジネスについて、その先駆者であり、また、SDGs作成の主要メンバーでもあるムハマド・ユヌス博士(グラミン銀行創設者/ノーベル平和賞受賞者)の理念と国内外の実践例を中心に、「ユヌス・ソーシャル・ビジネス」と日本における広義のソーシャル・ビジネスとの違い、日本元来の永続的な商い哲学との共通点を学ぶ。講義に加えてワークショップを取り入れることで、受講者は具体的な社会的課題を解決する事業アイデアの構築および起業について、具体的な方法も身につける。 授業の内容はユヌス&椎木ソーシャル・ビジネス研究センターの岡田昌治特任教授(令和3年4月1日現在)が担当する。適宜、外部の講師(ボーダレス・ジャパン、吉本興業、ヒューマンハーバー等)によるオムニバス形式。
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授業科目の目的(英語)
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The class aims to learn about the concept of “Social Business”that Prof. Muhhanmad Yunus who is a founder of Grameen bank and Nobel Peace laureate has created and promoted, by running a business as a sustainable solution to social problems such as poverty, healthcare, environment, energy and education...etc.
Students will focus on the difference between Yunus Social Business and Social Business in a broad sense, and the common point with Japanese management philosophy through case study. Students will learn how to creat Social Business by taking lectures and workshops in this class.
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キーワード
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デザイン思考 ムハマド・ユヌス博士 ノーベル平和賞 グラミン銀行 アントレプレナーシップ 国際ビジネス 休眠預金活用制度
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履修条件
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※
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学位プログラムの学修目標
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授業科目の到達目標(評価の観点)
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主
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●社会的な分野におけるアントレプレナーシップ発揮の可能性と重要性を理解する。 ●社会の課題発見と新たな価値創造におけるデザイン思考手法を理解・学習する。 ●創造性発揮機会を提供し新事業創造や技術マネジメントの方法を理解・学習する。
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従
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ユヌス・ソーシャル・ビジネスを理解し、自身のビジネスアイデアを持続可能な社会問題解決型ビジネスプランへ昇華させる。 最終日に各自のビジネスプランの発表を行う。
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※学修目標と授業科目の結びつきの強さ
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カリキュラム・マップ
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ルーブリック
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授業科目の実施方法について
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授業の方法
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教授・学習法
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一方向性の知識伝達型の教授・学習法
グループワーク・ペアワーク
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遠隔授業
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Moodleコース情報
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使用する教材
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教科書・参考書・印刷資料
スライド資料
映像・音声資料(字幕なし)
映像・音声資料(字幕あり)
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教材の配布方法
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テキスト
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ムハマド・ユヌス博士の著書 ■「ソーシャル・ビジネス革命」(早川書房) ■「3つのゼロの世界 貧困0・失業0・CO2排出0の新たな経済」 (早川書房)
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参考書等
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事前課題として、ムハマド・ユヌス博士の著書「ソーシャル・ビジネス革命」(早川書房)と、「3つのゼロの世界 貧困0・失業0・CO2排出0の新たな経済」 (早川書房)の2冊を読んでおくこと。
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授業計画
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授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。 1単位あたりの学修時間(45時間)の内訳(目安) (講義・演習の場合)授業内学修15時間、事前・事後学修30時間 (実験、実習および実技の場合)授業内学修30~45時間、事前・事後学修0~15時間
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授業のテーマ
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授業の内容(90分授業=2時間)
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事前/事後学修の内容
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1
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【第1回】 ・ユヌス・ソーシャル・ビジネスの特徴・価値を理解する ・日本における社会課題の背景やニーズを知る
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2
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【第2回】 ・ユヌス・ソーシャル・ビジネスにおける原体験の重要性を理解する ・日本から世界の課題を解決するユヌス・ソーシャルビジネスの具体例から学ぶ
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3
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【第3回】 ・ユヌス・ソーシャル・ビジネス、グラミンモデルの理解を深める
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4
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【第4回】 ・ソーシャルビジネスにおけるビジネスモデルを理解する ・仮説検証の必要性を理解する
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5
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【第5回】 ・社会課題に対する解決アプローチを学び、自分の解決したい社会課題からビジネスモデルをつくる ・長期的な視点で利益創出を計画する
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6
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【第6回】 ・自分のビジネスプランを発表し、次の実践ステップにつなげるフィードバックを得る ・国連の持続可能な開発目標(SDGs)について学ぶ
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7
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【第7回】 ・SDGsから地球規模で自分のテーマ、社会課題について仮説を立てる
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8
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【第8回】 ・昨年度の新興国の実践を参考に、自分のテーマ、社会課題について仮説を検証する
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備考
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事前課題として、ムハマド・ユヌス博士の著書「ソーシャル・ビジネス革命」(早川書房)と、 「3つのゼロの世界 貧困0・失業0・CO2排出0の新たな経済」 (早川書房)を読んでおくこと。
本授業では、講義形式に加えてグループワークを伴うワークショップ形式を取り入れるため、授業以外での調査やグループ内の意見交換、グループ作業が生じる。
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授業科目の成績評価の方法について
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授業科目に関する学習相談について
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合理的配慮について
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障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行った上で決定されます。 <相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階) (電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)
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修学上の合理的配慮の流れに関する部局HP
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https://www.artsci.kyushu-u.ac.jp/campus_life/support.html
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