授業科目の目的・目標・履修条件について
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授業科目の目的(日本語)
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過去の会計情報をどのように読み解くか、その情報を使ってどのように将来のための行動を促すかという両面について学ぶ授業です。 例えば「ZOZOとセブン&アイとイオン、利益率が最も低いのは?その理由はなにか?」こうした会計クイズとともに、財務諸表を読み解き、公開された情報から企業の経営状態と見抜く術を磨きます。 学習目標は、企業やNPOが事業を営むうえで健全な経営状態を保ち、収益/コスト・資産状況を適切に管理するための手法としての会計の基礎を身に着けることです。言い換えると、「公認会計士合格のためではなく、“CFO入門”としての授業」です。具体的には、財務諸表と呼ばれる「損益計算書」「貸借対照表」「キャッシュフロー計算書」の読み方を学び、それをどのように経営に活かすかを考えていきます。
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授業科目の目的(英語)
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This course aims to help you learn about the basics of accounting and finance through a variety of interesting management quizzes and group discussions. You will learn how to decipher information from financial statements and become able to identify a company/NPO's stability, safety, and growth potential from those statements.
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キーワード
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履修条件
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特になし
【注意】 ※人数多数の場合は、抽選の可能性有!
※高年次基幹教育科目「アントレプレナーシップ・会計・ファイナンス基礎」、もしくは、工学部物質科学工学科専攻教育科目「工業倫理・工業経営(B)」の何れかを受講し単位を取得している者は、受講不可。 特になし。「数字が苦手」という人でも、この授業を履修して、面白がってクイズに取り組みさえすれば7週間後にはインターネット上に公開されている情報をもとに上場企業の経営上の安全性や安定性、成長性を見抜けるようになります。
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※
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学位プログラムの学修目標
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授業科目の到達目標(評価の観点)
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主
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企業における会計とファイナンスを学ぶ。具体的には、経営を分析する基礎として、財務諸表の読み取り方、各種指標の計算法とその意味づけを学ぶ。さらには、会計を用いて意思決定、組織運営をする枠組みについて学ぶ。
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従
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①財務諸表から企業の安全性、収益性、将来性を評価できるようになる、②戦略と会計を結びつけて考えられるようになる、③会計計算により組織をコントロールする方法を理解する。
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※学修目標と授業科目の結びつきの強さ
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カリキュラム・マップ
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ルーブリック
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授業科目の実施方法について
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授業の方法
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教授・学習法
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遠隔授業
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Moodleコース情報
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使用する教材
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教材の配布方法
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テキスト
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特になし(教材は講師が独自作成したスライド・配布物を使用します)
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参考書等
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特になし 授業内で使用するスライド等は、各授業後にM2Bで共有します
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授業計画
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授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。 1単位あたりの学修時間(45時間)の内訳(目安) (講義・演習の場合)授業内学修15時間、事前・事後学修30時間 (実験、実習および実技の場合)授業内学修30~45時間、事前・事後学修0~15時間
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授業のテーマ
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授業の内容(90分授業=2時間)
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事前/事後学修の内容
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1
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ガイダンス(会計ってなんぞ)
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クイズ・グループワーク
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2
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Day-2:損益計算書(P/L)・貸借対照表(B/S)・キャッシュ・フロー計算書(C/F)
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クイズ・グループワーク
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3
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Day-3:会計とビジネスモデル(コマツの話)
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クイズ・グループワーク
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4
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Day-4:前半の振り返り
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クイズ・グループワーク
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5
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Day-5:戦略と管理会計(理想と現実のギャップ)
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クイズ・グループワーク
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6
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Day-6:固定費、変動費、損益分岐点
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クイズ・グループワーク
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7
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Day-7:マネジメント・コントロールと会計
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クイズ・グループワーク
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8
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Day-8:まとめ
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備考
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※会計・ファイナンスに関する事前学習を授業前後で求めることがある
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授業科目の成績評価の方法について
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授業科目に関する学習相談について
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担当教員による学習相談
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必要あるいは興味に応じてアポイントを設定したうえで、訪問・雑談を歓迎します
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合理的配慮について
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障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行った上で決定されます。 <相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階) (電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)
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修学上の合理的配慮の流れに関する部局HP
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https://www.artsci.kyushu-u.ac.jp/campus_life/support.html
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