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授業科目の概要

科目名称 アントレプレナーシップ・組織論基礎 
科目ナンバリング・コード KED-ASD2261J 
担当教員

飛田 努

更新日付 2021-04-05 12:12:12.348
授業科目区分 高年次基幹教育科目 
学部カテゴリ 基幹教育科目 
使用言語 日本語(J) 
対象学部等  
対象学年  
必修選択  
単位数
開講年度 2021 
開講学期 前期 
曜日時限 春学期 火曜日 1時限
教室  
開講地区 伊都地区
授業科目に関する特筆事項
【講義日程】
4/13、4/20、4/27、5/11、5/18、5/25、6/1、6/8

【教室】
センター2号館2306


《大学院生の履修登録いついて》
★履修登録は、後期履修登録期間にQRECのHPより受付します。
 http://qrec.kyushu-u.ac.jp/regist/

◆単位の取り扱いについては、各学府によって異なりますので、事前に所属先の教務課にご確認の上、履修申請してください。 



授業科目の目的・目標・履修条件について

授業科目の目的(日本語)
本講義は,アントレプレナーシップとコレクティブ・ジーニアス(集合的天才)を鍵概念として講義を進める。これらの概念には,リスクを正しく認識すること,自己分析や他者との語らいの中でリーダーシップのあり方など,課題解決に向けてのアプローチが十分に見えていない中で試行錯誤を繰り返す組織におけるマネジメントの考え方が含まれている。本講義ではそれをグループワークを用いながら実践的に学習する。 
授業科目の目的(英語)
キーワード
アントレプレナーシップ、マーケティング、組織、組織行動 
履修条件
特になし 
学位プログラムの学修目標 授業科目の到達目標(評価の観点)
  現代社会の基本的構成要素としての組織を対象とし、その行動・変化等を多様な視点から解明することである。 
  ①講義に「出席する」ことではなく、経営学を「習得する」こと。
②組織の構造を理解し、組織で働くこと、自分の働き方を自ら考えられ、自分の言葉や行動でアウトプットが可能な状態になること。
③社会人として組織に関わりを持ち、自身がリーダーになった時に、どのような組織づくりをするか、どのようにメンバーとの関係を構築するか、組織を維持、発展させるかといった応用力をつけること。 

※学修目標と授業科目の結びつきの強さ

カリキュラム・マップ  
ルーブリック

授業科目の実施方法について

授業の方法
講義
演習
教授・学習法
一方向性の知識伝達型の教授・学習法
グループ・ディスカッション
グループワーク・ペアワーク
プレゼンテーション
遠隔授業
対面授業の形で実施する
Moodleコース情報
コース設定あり
Moodleトップ画面(https://moodle.s.kyushu-u.ac.jp/course/index.php)
使用する教材
板書
スライド資料
映像・音声資料(字幕なし)
教材の配布方法
Moodle/B QUBE
独自webサイト
テキスト
特に指定しない 
参考書等
山川恭弘『全米ナンバーワンビジネススクールで教える起業家の思考と実践術』東洋経済新報社 
授業計画 授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。
1単位あたりの学修時間(45時間)の内訳(目安)
(講義・演習の場合)授業内学修15時間、事前・事後学修30時間
(実験、実習および実技の場合)授業内学修30~45時間、事前・事後学修0~15時間
授業のテーマ 授業の内容(90分授業=2時間) 事前/事後学修の内容
1 アントレプレナーシップとコレクティブ・ジーニアス  起業家の考え方(1人称思考)/テクノロジーの社会への実装  事前動画を見て講義テーマについての理解を深めるとともに,起業家のあり様をふりかえる。 
2 リスクと不確実性を正しく認識する  起業家の思考(コーゼーションとエフェクチュエーション)/行動経済学(プロスペクト理論)/埋没費用・機会費用  リスクに直面したときに自己はどのような行動や判断を下すかを検討する。 
3 自分自身を知る,仲間を知る(リーダーシップ)  DISC分析,リフレクション,フィードバック  自己分析と他者からの評価を踏まえて,自分自身の強みを認識する。 
4 妄想インタビュー  自己の振り返り,他者とのコミュニケーションを通じて,オープンマインドなチームをいかに構築するかを検討する。  インタビュー調査の基本的な手法について学習する。 
5 伝統的な組織と創造的な組織は何が異なるのか?  Netflixと伝統的な企業を題材に組織構造の違いに着目する。  事前配布資料に基づき,伝統的な組織と創造的な組織の相違点を予め検討する。 
6 指揮者に見るリーダーシップ  TED Talkイタイ・タルガム『偉大な指揮者に学ぶリーダーシップ』を題材に,さまざまなリーダーシップのあり方を学習する。  オーケストラ組織を事例に組織マネジメントとリーダーについて学習する。 
7 セオリーオブチェンジ  インパクト→アウトカム→具体的活動内容の設定(チームへの落とし込み)  社会起業(ソーシャル・ビジネス)を題材にその事業内容,構造を検討する。 
8 ペーパータワー  組織目的を設定し,タワーを立て,目標共有の重要性を理解する。  これまでの講義内容を踏まえた自己の組織内における役割分担への認識,ふりかえりを行う。 

授業科目の成績評価の方法について

レポート
毎回の講義終了後に小レポートを提出してもらう。各回8点満点で64点の配点とする。 
発表
グループディスカッションの内容をプレゼンテーションする。3-4回のプレゼンを考えており,全部で36点の配点とする。 
その他
オンラインで課題提出を行う。良いQ&Aに対しては加点を行うことを考える。積極的な質問を期待する。 

授業科目に関する学習相談について

担当教員による学習相談
非常勤講師のため,メール(ttobita@fukuoka-u.ac.jp)またはfacebook等のSNSで連絡をして欲しい。 
合理的配慮について
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行った上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)
修学上の合理的配慮の流れに関する部局HP https://www.artsci.kyushu-u.ac.jp/campus_life/support.html 


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