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講義科目名 基礎確率統計学 
科目ナンバリングコード ENG-ENS2133J 
講義題目
授業科目区分 専攻教育科目 Specialized Education 
開講年度 2021 
開講学期 春学期 
曜日時限 春学期 木曜日 2時限
春学期 木曜日 3時限
必修選択 必修 / Required 
単位数
担当教員

金 政浩

開講学部・学府 工学部 
対象学部等 エネルギー科学科 / Department of Energy Science and Engineering 
対象学年
開講地区 伊都地区
使用言語 日本語(J) 
使用言語
(自由記述欄)
教室 _ 
その他
(自由記述欄)
オンライン講義で実施しますので、各自講義前までに受講する場所の通信環境を調べておくこと。Googleで「通信速度 測定」などで検索すれば無料で測定できるサービスがある。ダウンロード速度とアップロード速度を調べておくこと。もし10MBpsを下回る場合は初回講義時に申し出ること。
オンライン講義のアクセス場所はMoodleに記載しています。
https://moodle.s.kyushu-u.ac.jp/course/view.php?id=34631
に登録して下さい。

出席はMoodleで取るため、使用方法を再確認しておくこと。 



授業概要
基礎確率論では、ある事象が起こる確率を基にして確率変数を定義し、その確率分布の性質について講述する。また、統計学では標本から母集団の性質を推定・検定する方法について講述する。 
In the basic probability theory, the random variable is defined based on the probability that an event occurs, and properties of the probability distribution are lectured. In the statistics, methods to estimate and verify the properties of the population from samples are lectured. 
キーワード
集合、確率、確率密度分布関数、2項分布、正規分布、母集団、標本、期待値、分散 
授業形態
(項目)
□ 講義・演習
□ 実験
□ グループワーク・ペアワーク
□ 学内外実習
□ プレゼンテーション
□ ディスカッション 
授業形態
(内容)
使用する教材等
板書、テキスト(紙媒体)、スライド資料(電子媒体) 
履修条件等
特にありません。 
履修に必要な知識・能力
数学の基礎知識 
到達目標
No 観点 詳細
1. 知識・理解  確率論・統計学の基本的な内容を説明できる 
2. 専門的技能  エネルギー・環境問題に関連する実験・解析に取り組む際に、講義で学んだ知識を活用できる 
3. 汎用的技能  様々な分野で確率論・統計学の知見が活用されていることを理解し、現実世界でみられる様々な現象に対して講義で学んだことと関連付けて思考できる 
4. 態度・志向性  エネルギー・環境問題にかかわる学問を学んだ者として、社会に貢献する能力を身につける 
授業計画
No 進度・内容・行動目標 講義 演習・その他 授業時間外学習
1. 基礎的な知識

集合・場合の数・順列・組合せ・2項定理・多項定理 
◯ 
  予習・復習 
2. 確率

確率の定義・条件付確率・ベイズの定理 
◯ 
  予習・復習 
3. 確率変数

確率分布関数・期待値・分散・チェビシェフの不等式・モーメント・モーメント母関数 
◯ 
  予習・復習 
4. 主な確率分布

2項分布・ポアソン分布・多項分布・超幾何分布・正規分布・大数の法則・中心極限定理 
◯ 
  予習・復習 
5. 標本と統計量の分布

母集団と標本・標本平均の期待値と分散・標本 
◯ 
  予習・復習 
6. 推定と検定

点推定・区間推定・仮説と検定・母数の検定・適合度と独立性の検定・最小二乗法 
◯ 
  予習・復習 
授業以外での学習にあたって
確率論・統計学は幅広い分野で重要とされていますので、今後必ず役に立つと思ってしっかり予習・復習してください。テキストの演習問題を利用して、理解度を確認してみてください。 
テキスト
確率・統計(薩摩順吉著:岩波書店) 
参考書
授業資料
成績評価
評価方法・観点 観点No.1 観点No.2 観点No.3 観点No.4 観点No.5 観点No.6 観点No.7 観点No.8 備考(欠格条件・割合)
 
◎ 
 
 
 
 
 
 
 
8割程度 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
◯ 
 
 
 
 
 
 
 
1割程度 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
◯ 
 
 
 
 
 
 
 
1割程度 
成績評価基準に関わる補足事項
適宜演習(宿題レポート等)を行います。課されたレポートの提出は必須です。
期末試験の受験資格、再試験の受験資格等について、初めの授業でお伝えします。 
ルーブリック
学習相談
講義終了後学習相談を行います。希望する学生は事前にメール等で連絡すること。 
添付ファイル
授業担当者の実務経験有無
授業担当者の実務経験内容
<実務経験の内容>

<実務経験が授業にどういかされるか> 
その他
応用数学の一部であるが、データを取り扱う際に必ず必要となるので、確率分布関数の知識、誤差の評価、統計処理等について、基礎的な知識のみならず、演習問題を通じて実際の利用に結び付けて学習してください。 
更新日付 2021-11-19 12:26:59.577


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