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講義科目名 法学入門 
科目ナンバリングコード KED-HSS1411J 
講義題目
Introduction to Law 
授業科目区分 文系ディシプリン科目 
開講年度 2020 
開講学期 前期 
曜日時限 前期 月曜日 2時限
必修選択  
単位数
担当教員

田中 孝男

開講学部・学府 基幹教育科目 
対象学部等  
対象学年  
開講地区 伊都地区
使用言語 日本語(J) 
使用言語
(自由記述欄)
教室 2406 
その他
(自由記述欄)
受講者が多い場合は、抽選等による履修制限を行うことがあります。 



授業概要
以下の「授業計画」におおまかに従いながら、法学の広く奥深い世界へと受講者を誘うべく、法学の基本的な内容を学ぶ 
According to the following plan, we will learn to the outline of legal thinking. 
キーワード
法学、リーガルマインド、裁判、法の解釈 
授業形態
(項目)
Eラーニング、講義 
授業形態
(内容)
(オンライン授業期間中)
この授業は、全てオンラインで行われるため、指定されている時間に集まる必要はありません。
また、開講時間は、時間割どおり10時30分から12時00分までとします。ただし、Eラーニングを中心として、みなさんの都合のよい時間に受講され、課題を提出する形をもって、授業回を終える可能性があります。各回の授業の方法などを注意深くご覧ください。

(対面授業ができることとなった場合)
あらかじめ提示する進行予定表において扱うこととしている教科書の該当頁に関連して講義をするとともに、教科書不明部分の質疑応答を経た後、進行予定表において事前課題として「問」を設定するので当該「問」に対して受講者から解答を得、解説をします。基本的に授業回各回に数名を指名することを予定しています。 
使用する教材等
(Eラーニング時)
・テキスト(書籍)、レジュメ(印刷用)、音声・動画(授業に関連したもの)
(対面授業時)
・板書、テキスト(書籍)、進行予定表(レジュメ) 
履修条件等
特になし。 
履修に必要な知識・能力
人間としての基本的な倫理観、社会人としての常識。政治や社会・経済の仕組みや近代立憲国家の基本的な歴史。 
到達目標
No 観点 詳細
1. A:知識・理解  法学の基礎概念、法的思考方法、法解釈の基本技能その他法学の基本的内容を理解する。 
2. B:専門的技能  法学部の基本科目の教科書を自学で読み進めることができるようになる。 
3. C:汎用的技能  法解釈の基本技能を活用して、法的な紛争事例に関して適切な解釈を行える。 
4. D:態度・志向性  事前課題等に対して、的確に、かつ積極的に答える。不明事項について自身で一定程度調べたのちなお不明な事項を積極的に問う。 
授業計画
No 進度・内容・行動目標 講義 演習・その他 授業時間外学習
1. オリエンテーション/本科目の目標・内容等を提示する/本科目受講の有無に関する判断ができるようになる 
◯ 
   
2. 法とは何か/法へのアプローチ、法源/法とは何か大まかにイメージし、併せて日本における法の存在形式を正しく把握する 
◯ 
   
3. 法の機能/規範的機能、社会的機能/法の機能を知る 
◯ 
   
4. 日本の法制度と文化/法系論、法の継受関係、日本の法文化/日本の法文化論に関わる基本的な論点を把握する。 
◯ 
   
5. 法と強制/法の強制性と刑事罰、制裁/法規範の特色として指摘される強制性に関して刑事罰その他の制裁を例に検討して基本的な論点を理解する。 
◯ 
   
6. 法と道徳/法と道徳の関係、パターナリズム/法と道徳の関係及び法学におけるパターナリズムの意義と課題について理解する。 
◯ 
   
7. 法と正義/法の目的と正義/法学における正義の意義と、正義論の基本的な内容を理解する。 
◯ 
   
8. 裁判制度/裁判の意義、日本の裁判制度/裁判(司法)の意義を把握したうえで、現在の日本の裁判制度の概要を理解する。 
◯ 
   
9. 裁判の機能/現代型訴訟、政策形成機能/裁判の機能について具体的な事例を含めて考えることで、今日における裁判の現代的機能の意義と課題について把握する。 
◯ 
   
10. 裁判過程と法の適用/裁判過程の見方、法的三段論法、事実認定/裁判過程における法的三段論法の意義と、事実認定の意義(大切さ)と基本的な方法について理解する。 
◯ 
   
11. 法の解釈/法の解釈技法/法の解釈技法に関して学ぶ。 
◯ 
   
12. 法的思考/法的思考・リーガルマインド/法的思考の特質を検討するとともにリーガル・マインドの意義について把握する。 
◯ 
   
13. 法学の諸分野/実用法学、基礎法学、法政策学、国内法と国際法/主として法学部で展開される法学分野の諸科目の大まかなテーマを概観する。 
◯ 
   
14. 法律家・法学のこれから/法曹養成制度、法の考え方と用い・動かし方/法曹制度の概要を述べ、これからの法学(法律学)の行方と人々の法学的知見の高め方について、的確な所見を得る。 
◯ 
   
授業以外での学習にあたって
テキスト
田中成明『法学入門(新版)』(有斐閣、2016)。

次の①~③いずれかの方法により、六法を手元に置いてください。(授業は、小型の六法に収録されている法律を、授業出席者が当然に目にしていることを前提にして進行します)

①市販の六法(例、有斐閣『ポケット六法』)の最新版を購入し、授業に臨む。

②六法(最新版)を収録した電子辞書をもって授業に臨む。

③スマホなどで、教員の説明や質問があったときに、直ちに法令の条文を読める環境を整えて授業に臨む。 
参考書
南野森ほか編『ブリッジブック法学入門(第2版)』(信山社、2013)

酒匂一郎『法哲学講義』(成文堂、2019)

長谷部恭男『憲法講話』(有斐閣、2020) 
授業資料
ムードル各授業回に、「進行について」を載せます。そこに記されている内容(教科書の〇〇を読むことなど)に従って、テキストその他の教材を読んだり、音声・動画の教材をみたり聞いたりします。場合によっては、課題として出欠に代わってのミニテストや、小レポートが課されることがあります。 
成績評価
評価方法・観点 観点No.1 観点No.2 観点No.3 観点No.4 観点No.5 観点No.6 観点No.7 観点No.8 備考(欠格条件・割合)
 
◯ 
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◯ 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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◯ 
 
 
 
 
ときどきオンライン教材をみているかどうかの確認をとります 
その他(自由記述1) 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
その他(自由記述2) 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
その他(自由記述3) 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
成績評価基準に関わる補足事項
(オンライン授業の部分)
対面式授業展開が可能なときは定期試験を行います。これを中心に、事前に提出してもらった課題に対する解答(レポート)の内容をもって評価します。もし定期試験を行えないときは、代わりにレポートを課し、その内容と定期試験日前事前に提出してもらった課題によって、評価します。 
ルーブリック
学習相談
質問その他は、オンライン授業期間中は教員にメールをするか、対面授業の時は授業の後直接教員をつかまえて問い合わせてください(教員は、イーソトゾーンに研究室があります)。 
添付ファイル
授業担当者の実務経験有無
授業担当者の実務経験内容
<実務経験の内容>

<実務経験が授業にどういかされるか> 
その他
「授業開始までにMoodleの本コース(URLを明記)第1回にある「第1回の進め方について」のファイルを読み、指示に従って下さい。 
更新日付 2020-04-30 10:15:12.091


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