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講義科目名 地域イノベーション政策特論 
科目ナンバリングコード KED-SSD6331J 
講義題目
地域イノベーション政策特論 
授業科目区分 展開科目 Special Skill Development Courses 
開講年度 2019 
開講学期 後期集中 
曜日時限 後期 土曜日 3時限
後期 土曜日 4時限
必修選択 選択 Elective 
単位数
担当教員

平田 実

開講学部・学府 大学院基幹教育科目 
対象学部等 大学院生 Graduate Students 
対象学年 大学院生 Graduate Students 
開講地区 伊都地区
その他
(自由記述欄)
後学期 土曜日3・4限
伊都地区、病院地区(遠隔講義) 



履修条件
なし。
(科学技術イノベーション政策概論(前期)を履修済みであることがのぞましい) 
授業概要
 本講義では、地域イノベーション・システムの概念を理解し、産業競争力を構成する地域的な諸特性や政策課題を分析するための視点を習得する。その際、産業クラスター等の分析概念を習得するとともに、研究開発支援等の施策・制度、大学・公的研究機関等の中核拠点等の役割に関する基礎知識を学ぶ。あわせて企業戦略、新産業創出等、イノベーション政策に関連するイシューに対する理解を、産学官の諸アクターによる相互作用プロセスを捉える視点から深める。 
授業形態
(項目)
■ 講義・演習
■ プレゼンテーション
■ ディスカッション 
授業形態
(内容)
講義:授業担当教員と外部講師による解説(又は板書等)を主とした形態である。定量的な政策分析・政策評価手法の知識をベースとし、自ら政策立案を行うことの出来る実践型知識を身につける。
演習:講義で学修した基礎的な知識を基に、自ら課題を解決し理解を深めていく。講義とは異なり、学生が主体的に考える学修姿勢が求められる。
プレゼンテーション:課題を複数の学生の前で発表し、質疑応答する形式の授業を設定する。
ディスカッション:課題に関して複数人で議論をする授業を設定する。意見や立場の違いを明確にしつつテーマに沿って自身の意見を整理する。さらに、他者の意見を取り入れながら自身の意見を再構築し他者との合意点を探ることが求められる。 
使用する教材等
全体の教育目標
地域科学技術イノベーションに関する政策とその背後にある理論を理解するとともに、政策立案・遂行に求められる基礎的な知識を習得する。 
個別の教育目標
地域イノベーション政策の対象を、システムとしての全体像において把握するための分析概念の理解に基づいた政策思考能力の構築を目的とする。 
授業計画
第1回  ガイダンス
第2回  地域イノベーション・システム(理論と課題)
第3回  産業クラスター(1)日本における政策展開
第4回  産業クラスター(2)世界のクラスター政策
第5回  政策形成プロセス
第6回  地域科学技術政策
第7回  創造性と人材
第8回  政策イシュー1: 企業のイノベーション・プロセス[招聘講師:民間企業関係者]
第9回  政策イシュー2: ネットワークと起業支援[招聘講師:技術移転機関関係者]
第10回 政策イシュー3: 新産業の創出[招聘講師:特殊法人関係者]
第11回 政策イシュー4: 知の創造拠点の形成[招聘講師:行政関係者]
第12回 政策イシュー5: 地域資源とコーディネータ[招聘講師:大学関係者]
第13回 地域の競争力と評価
第14回 ソーシャルキャピタルとネットワーク
第15回 課題発表 
キーワード
地域イノベーション・システム、クラスター政策 
授業の進め方
原則、講義形式で進める。ただし政策イシュー(第8回-12回)は、招聘講師による講義とこれに関連した討議を行う。事前課題(招聘講師の講義に関連)をベースにした分析を課す。 
テキスト
必要な資料・文献は適時配布する。 
参考書
必要な資料・文献は適時配布する。 
学習相談
メールにより質問を受け付けた上で、必要に応じてオフィスアワーを設定する。
合理的配慮を希望する学生も事前にメールにてご相談下さい。 
試験/成績評価の方法等
出席(40%)、事前課題への対応(30%)、レポート(30%) 
その他
添付ファイル
更新日付 2019-04-02 17:31:42.852


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