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講義科目名 科学技術イノベーション政策概論 
科目ナンバリングコード KED-SSD5331J 
講義題目
科学技術イノベーション政策概論
Introduction to Science, Technology and Innovation Policy 
授業科目区分 展開科目 Special Skill Development Courses 
開講年度 2019 
開講学期 前期 
曜日時限 前期 土曜日 3時限
前期 土曜日 4時限
必修選択 選択 Elective 
単位数
担当教員

永田 晃也

開講学部・学府 大学院基幹教育科目 
対象学部等 全学府 All Graduate School 
対象学年 大学院生 Graduate Students 
開講地区 伊都地区
その他
(自由記述欄)
【開講日】4/13, 4/27, 5/18, 6/1, 6/15, 6/29, 7/13, 7/27
【教室】伊都:2号館 2307教室 病院:総合研究棟205 



履修条件
特になし 
授業概要
本講義は、科学技術イノベーション政策専修科目全体に関わる基礎知識の習得を目的とする。 
This course aims to foster the fundamental knowledge of a full picture of STI policy. 
授業形態
(項目)
■ 講義・演習
□ 実験
□ グループワーク・ペアワーク
□ 学内外実習
□ プレゼンテーション
■ ディスカッション 
授業形態
(内容)
講義:授業担当教員による解説を主とする形態であり、適宜、学生との問答を通じて知識を深める。
ディスカッション:特定のテーマについて教員と学生の間で議論をしながら理解を深める授業形態。学生にはテーマに沿って自らの意見をまとめて教員及び他の学生に伝えることや、他の学生の意見に対する自身の考えをフィードバックすることが求められる。 
使用する教材等
板書、リーディング・アサインメント(紙媒体)、スライド資料 
全体の教育目標
科学技術イノベーション政策を推進する政策担当者、科学技術イノベーション政策を研究領域とする研究者、及び科学技術イノベーション政策と諸科学を架橋する人材にとって不可欠な基礎知識を提供する。 
個別の教育目標
まず科学技術イノベーションに関する知識を公共財として捉える視点から、その経済的特質を理解する。また、科学技術イノベーションのダイナミクスを、具体例に則して理解する。その上で、知識生産に対する資源配分の最適性という側面から、科学技術イノベーション政策の目的、科学技術イノベーションプロセスに対する政策介入の理論的根拠、政策史の概観、日本及び諸外国の科学技術イノベーション政策、科学技術イノベーション政策に関連する諸制度、政策手段の多様性などに関する基礎知識を得る。 
授業計画
第1回  科学・技術・イノベーション・政策―基礎概念と本講義の対象範囲
第2回  科学技術イノベーションのプロセス―モデルと実態把握
第3回  公共財の理論
第4回  政府による研究開発
第5回  民間企業の研究開発を促進するための政策(補助金、優遇税制および低利融資)
第6回  産学連携政策と共同研究開発
第7回  知的財産制度と競争政策
第8回  日本の科学技術イノベーション政策
第9回  アメリカの科学技術イノベーション政策
第10回  欧州の科学技術イノベーション政策
第11回  中国および韓国の科学技術イノベーション政策
第12回  科学技術イノベーションをめぐる国際関係
第13回  地域における科学技術イノベーション政策
第14回  科学技術イノベーション政策の評価
第15回  科学技術と社会のインターフェース 
キーワード
科学技術イノベーション政策、公共財、政策のための科学 
授業の進め方
基本的には講義形式で進めるが、適宜、ディスカッション・ポイントを提示し、受講者にディスカッションへの積極的な参加を求める。 
テキスト
指定しない。 
参考書
参考文献リストと必読論文を配布する。 
学習相談
メールにより質問を受け付けた上、必要に応じてオフィスアワーを設定する。障がい等により合理的配慮を希望する学生は、事前にメールにて担当教員に相談されたい。
メールアドレス:nagata.akiya.807@m.kyushu-u.ac.jp 
試験/成績評価の方法等
レポート(60%)、ディスカッションへの貢献度(40%)。なお、4回以上の欠席は不可とする。 
その他
添付ファイル
更新日付 2019-03-25 15:28:36.936


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