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講義科目名 科学の進歩と女性科学者Ⅰ 
科目ナンバリングコード KED-GES1148J 
講義題目
授業科目区分 総合科目 
開講年度 2019 
開講学期 春学期 
曜日時限 春学期 水曜日 4時限
必修選択  
単位数
担当教員

渡邊 壽美子

開講学部・学府 基幹教育科目 
対象学部等  
対象学年
開講地区 伊都地区
使用言語  
使用言語
(自由記述欄)
教室 1305 
その他
(自由記述欄)
「この科目はEU研究ディプロマプログラム(EU-DPs)開講科目です。同プログラムについて、詳しくは以下のサイトをご参照ください。http://eu.kyushu-u.ac.jp/educationjp.html#edu01
」 



授業概要
科学史において、男性科学者に比較し、女性科学者として生きていくことは、より狭き門であった。そこで史実・様々な文献を通し、女性科学者たちが『如何に困難を乗り越え、輝かしい功績を残せたのか』『その功績は科学の進歩にどのような役割を果たしたのか』等について学び、彼女たちの強い意志・当時の時代背景を学習する。主に、20世紀に活躍した女性科学者を取り上げる。また、関連した他の研究者たちや大学、研究所についても紹介する。 
The purposes of taking this course are to know and understand woman scientists through their experiences and to obtain some of the wisdom they had gained. In each of the course’s 8 lessons, I introduced a woman scientist and her work, her co-workers and her affiliations, using slides and other materials.As an evaluation of the course, I had the students complete a questionnaire survey and write a report about woman scientists. 
キーワード
時代背景、研究者の資質と責任、性別、家族・友人関係 
授業形態
(項目)
□ 講義・演習
□ ディスカッション 
授業形態
(内容)
□ 講義:授業担当教員による解説(又は板書)を主とした形態であり,時折,学生との問答を通じて,関連の知識を深めていきます。
□ 演習:事前に学修した基礎的な知識を基に,特定の題材や問題を取り上げて,さらに知識等を深めていく形態です。講義とは異なり,学生が主体的に考える学修姿勢が求められます。
□ ディスカッション:特定のテーマに関して複数人で議論をする授業があります。テーマに沿って自身の意見を整理し,その内容を他の学生に伝えることや,他の学生の意見に対して,賛成なのか,あるいは反対なのか自身の立場を示し,その理由とともに自身の意見を再構築し,他の学生との合意点を探ることが求められます。 
使用する教材等
板書、テキスト(紙媒体)、スライド資料(電子媒体)、映像・音声資料 
履修条件等
なし 
履修に必要な知識・能力
高校卒業レベル 
到達目標
No 観点 詳細
1. A:知識・理解  科学者の業績および人生を説明できる 
2. B:専門的技能  科学者の文献•資料等を検索後、要約できる 
3. C:汎用的技能  科学者の業績および人生から学び取ったことを説明できる 
4. D:態度・志向性  授業2/3以上出席し、アンケート等に回答できる 
授業計画
No 進度・内容・行動目標 講義 演習・その他 授業時間外学習
1. DNA二重らせん構造発見にまつわる人々 
◯ 
  配布資料および参考書等参照 
2. ロザリンドフランクリン 
◯ 
  配布資料および参考書等参照 
3. ドロシー•ホジキン 
◯ 
  配布資料および参考書等参照 
4. バーバラ・マクリントック 
◯ 
  配布資料および参考書等参照 
5. リータ・レーヴィ・モンタルチーニ 
◯ 
  配布資料および参考書等参照 
6. ガートルード•ベル・エリオン 
◯ 
  配布資料および参考書等参照 
7. レイチェル・カーソン 
◯ 
  配布資料および参考書等参照 
8. レポート作成 
◯ 
演習  配布資料および参考書等参照 
授業以外での学習にあたって
女性科学者に関して、図書館、ネット等で調べる 
テキスト
なし 
参考書
生命とは何か(Erwin Schrӧdinger(岡小天•鎮目恭夫訳):岩波書店)、細胞工学 別冊『分子生物学の誕生 奇跡の年1953年 上』(鈴木理:秀潤社)、トートラ 人体の構造と機能 第4版(桑木共之他共訳:丸善)、ダークレデイと呼ばれて(ブレンダ•マドックス:化学同人)、The Third Man of the Double helix (Maurice Wilkins:Oxford University Press)、The Double Helix (James D Watson:A Norton critical Edition)、分子生物学の軌跡: パイオニアたちのひらめきの瞬間(野島博:化学同人)、お母さんノーベル賞をもらう(中村桂子•友子訳:工作舎)、美しき未完成(自伝)(リータ・レーヴィ・モンタルチーニ:平凡社)、科学者の女性史(宮田新平:創知社)、シンプル病理学(笹野公伸:南江堂)、20世紀の女性科学者たち(ルイス•ハーバー(石館三枝子•中野恭子訳):晶文社)、A FEELING FOR THE ORGANISM(Evelin Fox Keller:W.H.Freeman and Company)、レイチェル・カーソン(上岡克己•上遠恵子•原強 編著:ミネルヴァ書房)、Silent Spring(Rachel Carson:Penguin Books)、レイチェル レイチェル・カーソン『沈黙の春』の生涯(リンダ・リア(上遠恵子訳):東京書籍)、MOLECULAR STRUCTURE OF NUCLEIC ACID(J.D. Watson,F.H.C.Click:NATURE vol.171, 737-738, 1953) 
授業資料
教員から配布 
成績評価
評価方法・観点 観点No.1 観点No.2 観点No.3 観点No.4 観点No.5 観点No.6 観点No.7 観点No.8 備考(欠格条件・割合)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
◎ 
◎ 
◎ 
◯ 
 
 
 
 
80% 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
◎ 
 
 
 
 
10% 
アンケート 
◯ 
◯ 
◯ 
◯ 
 
 
 
 
10% 
成績評価基準に関わる補足事項
2/3の出席をレポート提出要件とする。レポート課題は5月中に発表する。 
ルーブリック
学習相談
授業終了後、もしくは watanabs@med.kyushu-u.ac.jpまでメールを下さい。 
添付ファイル
授業担当者の実務経験有無
授業担当者の実務経験内容
その他
『科学の進歩と女性科学者 I』受講だけでも構いませんが、できれば『科学の進歩と女性科学者 II』と合わせて受講していただけると、理解しやすくなると思います。 
更新日付 2019-09-18 20:19:00.671


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