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講義科目名 女性学・男性学Ⅱ 
科目ナンバリングコード KED-GES1117J 
講義題目
授業科目区分 総合科目 
開講年度 2019 
開講学期 夏学期 
曜日時限 夏学期 水曜日 4時限
必修選択  
単位数
担当教員

野々村 淑子

開講学部・学府 基幹教育科目 
対象学部等  
対象学年
開講地区 伊都地区
使用言語  
使用言語
(自由記述欄)
教室 2305 
その他
(自由記述欄)
「女性学・男性学Ⅰ」との連続受講が望ましい。 



授業概要
本講義は,両性がよりよく共生しうる社会を担うために,既存の社会や学問に遍在するさまざまな性差にかかわる既成概念や課題についての洞察力を養うことを目的とする。福祉や労働、子育てなど生活の場における性差をめぐる問題から、文化や表現における性差、また、それら性による差異の論拠とされてきた性に関する科学そのものの政治性やその歴史、イエ制度を含む家族についての政治や歴史など、様々な視角から性差の問題をとらえる。 
The aim of this course to help students know the various problems and phenomenon in the present ‘gender equal society’, and acquire the ability of critical thinking about them. The lecturers of this class speak important themes from the perspectives and methods of each disciplines, including the many assumptions of ‘gender’ embedded in the society and academic disciplines. 
キーワード
女性、男性、性差、ジェンダー、セクシュアリティ 
授業形態
(項目)
□ 講義・演習 
授業形態
(内容)
使用する教材等
板書、テキスト(紙媒体)、スライド資料(電子媒体)、映像・音声資料 
履修条件等
履修に必要な知識・能力
授業概要に記載された内容、授業各回のテーマについて、講義をもとに深く考察し、それを表現する意欲を持っていること。 
到達目標
No 観点 詳細
1. A:知識・理解  生活や労働の諸側面に即し、ジェンダー、セクシュアリティ、家族などの現象や概念など性差についての研究の動向などを、的確に説明できる。 
2. B:専門的技能  労働や生活の諸側面に即し、ジェンダー、セクシュアリティ、家族などの現象や概念など性差についての研究の動向について、文献を渉猟し、独創的知見を述べることができる。 
3. C:汎用的技能  労働や生活の諸側面に即し、ジェンダー、セクシュアリティ、家族などの現象や概念など性差について、社会的文脈に沿い、深い知見を述べることができる。 
4. D:態度・志向性  労働や生活の諸側面に即し、ジェンダー、セクシュアリティ、家族などの現象や概念など性差についての研究の成果に高い問題意識を持つことができる。 
授業計画
No 進度・内容・行動目標 講義 演習・その他 授業時間外学習
1. 6/12 野依智子 「女性労働の現状と歴史Ⅰー家族賃金の形成過程」 
◯ 
   
2. 6/19 野依智子 「女性労働の現状と歴史Ⅱー共稼ぎのメカニズム」 
◯ 
   
3. 6/26 山下亜紀子「ケアをめぐるジェンダー問題を考える」 
◯ 
   
4. 7/3 谷口秀子 「児童文学、ポップカルチャーをめぐる女性学・男性学」 
◯ 
   
5. 7/10 瀬口典子「自然人類学からみたセックス・ジェンダー・セクシュアリテイー」 
◯ 
   
6. 7/17 中村美亜「LGBT:性とアイデンティティをめぐる科学と政治」 
◯ 
   
7. 7/24 小川真理子/野々村淑子「まとめ」 
 
Ⅰ、Ⅱを通したふりかえりとディスカッションを行う。   
授業以外での学習にあたって
講義内で紹介された文献等を積極的に読みましょう。 
テキスト
適宜配布する。 
参考書
適宜紹介する。 
授業資料
適宜配付する。 
成績評価
成績評価基準に関わる補足事項
●評価について

1.毎回のミニッツカード(授業内容理解チェック)
毎時間、ミニッツカード(出席カード裏)にて授業内容を理解しているかどうかチェックします。

2.期末レポート
 Ⅰ・Ⅱともに、全員の教員から1つずつだされるレポート課題(下記参照)のうち1つを選び期日までに提出してください。
どの課題を選んだとしても、Ⅰ(春学期)、Ⅱ(夏学期)それぞれの他の授業内容を踏まえ言及してください。

《課題・期日・提出先》
 【Ⅰ】第2回から第8回までの4人の教員が、1つずつ(小川先生は2つ、合計5つ)のレポート課題を講義中に提示します。
    課題を1つ選び、6月20日(木)17時までに基幹教育教務係のレポートボックスに提出してください。
 【Ⅱ】第1回から第6回までの5人の教員が、それぞれ1つずつのレポート課題を講義中に提示します。
    課題を1つ選び、8月1日(木)17時までに基幹教育教務係のレポートボックスに提出してください。

《形式》
 出席カードとは別に配布するB5版OCR用紙に、レポートを記入する。
 選択した課題と教員名、自分の学籍番号、学部学年、氏名を明記する。
 手書きでも、指定用紙へのワープロ印刷、またはワープロで印刷し、指定用紙へのホチキスどめ、いずれも可。
 分量は、手書きであれば指定用紙表裏に常識的な字のサイズで記入。原則800字~1000字程度を基準とする。

4.評価方法
各回のミニッツカードと期末レポートの評価点を勘案し、総合的に評価します。 
ルーブリック
学習相談
添付ファイル
授業担当者の実務経験有無
授業担当者の実務経験内容
その他
この科目はEU研究ディプロマプログラム(EU-DPs)指定科目です。
同プログラムについて、詳しくは以下のサイトをご参照ください。
http://eu.kyushu-u.ac.jp/indexjp.html」 
更新日付 2019-09-18 20:18:53.877


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