履修条件
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授業概要
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種種の流体運動に関する基礎的理論及び地球を取り巻く様々な流体の運動に関する基本的特性について6人の教員がオムニバス方式で講義を担当する。
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6 lecturers give lectures on basic theories of typical fluid dynamics and characteristics of geophysical fluid dynamics in omnibus form.
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全体の教育目標
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本専攻の必修科目であり、演習を課すことにより流体運動を解析できる基礎力を養う。
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個別の教育目標
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授業計画
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主に教科書「地球環境を学ぶための流体力学」を使って授業計画は以下の通りである。 具体的な講義日時は以下を参照のこと。 http://www.esst.kyushu-u.ac.jp/hydrodynamics.html 第1章:流体力学の基礎方程式(岡本教授担当) 1.流体とは、応力テンソル 2.完全流体の方程式 3.流体の局所的運動と変形 4.ナヴィエーストークス方程式 5.エネルギー方程式、渦度 第2章:完全流体の力学(磯辺教授担当) 1.渦・循環の定理 2.圧力方程式 3.速度ポテンシャル 4.簡単なポテンシャル流れ 5.渦運動 第3章:自由水面波の理論(磯辺教授担当) 1.微小振幅の進行波、分散関係、位相速度と群速度 2.エネルギーとその伝播,定在波 第4章:粘性流体の力学(山本准教授担当) 1.レイノルズ数と相似則 2.ナヴィエーストークス方程式の厳密解 3.低レイノルズ数の流れ 4.境界層方程式 第5章:乱流(山本准教授担当) 1.流れの遷移 2.レイノルズ応力 3.クロージャー・モデル 4.乱流の相似理論 第7章:回転流体の力学 (広瀬教授担当) 1.地球流体力学 2.コリオリ効果と地衡流 3.エクマン境界層の理論、ベータ効果と惑星波 4.気候変動と大循環 第8章:環境流体力学(竹村教授担当) 1.地球環境に関する基礎知識 2.地球温暖化と海 第9章:宇宙環境と地球(羽田教授担当) 1.宇宙の中の地球、太陽と太陽風、宇宙プラズマ、磁気圏、宇宙天気
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キーワード
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授業の進め方
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テキスト
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地球環境を学ぶための流体力学 成山堂書店 ISBN4-425-71301-X
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参考書
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学習相談
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学習相談日時等については各章の初回の講義で通知する。
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試験/成績評価の方法等
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全体の成績評価方法 ・章ごとの点数をコマ数で重み付け平均した点数を四捨五入で整数化したものを総合成績とし,総合成績60点以上を合格とする. ・60点未満の場合には,60点に未達の章のみ追試を行い,合否判定を行う. ・全ての章で合格となった場合,総合成績を60点とする. ・いすれかの章で不合格となった場合,次年度に再履修する.ここで,全科目再履修するか,不合格の章のみ再履修するか(この場合,総合成績は最大60点)を選択する.
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その他
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添付ファイル
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更新日付
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2018-03-28 15:52:56.799
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