履修条件
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授業概要
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環境問題を理解するためには、人間活動の規模と地球や地域の自然が持つ環境容量の関係を理解することが出発点となる。資源やエネルギーの再生速度、自然の汚染浄化能力等の質的、量的な制約のもとでどれだけの人間活動が許容されるかを理解し、問題を解決するために必要な制度や技術はどうあるべきかを理解することが重要である。経済発展著しいアジア地域においては、同時複合的に環境問題が発生しており、問題解決のためには幅広い学問分野に立脚したアプローチが必要である。本科目は平成22年度から26年度までJSTからの補助を受けて実施した「東アジア環境ストラテジスト育成プログラム」の講義の中から主要な内容を集約して1科目にまとめた後継講義である。本科目では、アジアの環境問題の特徴、解決のために必要となる制度、技術について、経済学、衛生工学、廃棄物工学、環境システム工学の専門家が講義を行う。また、具体的な環境問題の事例をテーマとしたプロジェクト形式のグループ演習を行い、発表会を行う。
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The goal of this lecture is to understand synergistic relationship between human activity and carrying capacity of natural environment, and to acquire the various methods for examining policies and technologies necessary for overcoming the constraints and solving the environmental problems focusing on Asian region..
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全体の教育目標
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アジアを起点として環境問題を総合的かつ体系的にとらえ、戦略をもって解決策を提示できる実践的能力を身に着けるため、環境問題に対する広範な知識を初学者向けに平易に解説することを目的としている。
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個別の教育目標
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授業計画
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第1,2回 10/4 「人間活動と環境問題のシステム分析」 工学研究院・中山裕文 第3,4回 10/18 「経済発展と環境問題」 経済学研究院・藤田敏之 第5,6回 11/1 「アジア環境概論」 経済学研究院・堀井 伸浩 第7,8回 11/15 「環境問題の技術的解決」 工学研究院・久場隆広 第9,10回 11/29 「環境質の分析技術」 工学研究院・島岡隆行 第11,12回 12/13 「環境プロジェクト演習(PCM分析)」 工学研究院・中山裕文 第13,14回 1/17 「環境プロジェクト演習(グループワーク、プレゼン)」工学研究院・中山裕文
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キーワード
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授業の進め方
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本科目では、アジアの環境問題の特徴、解決のために必要となる制度、技術について、経済学、衛生工学、廃棄物工学、環境システム工学の専門家が講義を行う。また、具体的な環境問題の事例をテーマとしたプロジェクト形式のグループ演習を行い、発表会を行う。
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テキスト
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Moodleに講義資料PDFファイルを掲載する。必要であれば印刷して持参する。各テーマをより深く理解するための参考書や参考資料を各回の授業中に示す。
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参考書
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学習相談
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試験/成績評価の方法等
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出席点(50)、グループワークのプレゼンテーション(25)、レポート(25)を総合的に評価する。
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その他
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添付ファイル
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更新日付
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2018-10-04 11:53:34.908
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