シラバス参照

講義科目名 インストラクショナル・スキルズ1 
講義題目
授業科目区分 基幹科目 Core Subjects 
開講年度 2018 
開講学期 前期集中 
曜日時限 前期集中 その他 その他
必修選択 選択 Elective 
単位数
担当教員

山田 政寛

開講学部・学府 大学院基幹教育科目 
対象学部等 全学府 All Graduate School 
対象学年 大学院生 Graduate Students 
開講地区 伊都地区
その他
(自由記述欄)
【開講日】 4月14日(2限、3限)、4月21日(2限、3限、4限)、4月28日(2限、3限、4限)
【教 室】 センター1号館1305教室

大学院基幹教育HP→http://www.artsci.kyushu-u.ac.jp/campus_life/gs/courselist 



履修条件
特にありません。 
授業概要
私たちは生まれてから、学校だけではなく、様々なところで、教わり・教えることで成長しています。「教わること・教えること」というのは、私たちの日常生活そのものと言えると思います。この授業では、今後、みなさんが就職後、様々なところで「教わる・教える」機会があると思いますが、その効果を最大限にすることを目指して、「人が学ぶ」ことに関係する理論や理論が活かされた学習環境について、前半部では講義と議論を通じて学びます。後半では、これまでみなさんが受けてこられた教育に対して、改善をするためのデザインを検討し、作成していきます。 
全体の教育目標
・ 教育・学習に関係する理論を活用し、授業デザインができる 
個別の教育目標
・ 教育・学習に関係する理論について説明することができる
・ 授業デザインに必要な要素を説明することができる
・ 理論を活用し、授業デザインができる 
授業計画
本授業は下記の予定で進める。しかし、受講者の人数、受講者の興味・関心によって内容を変更する可能性もあることを留意すること。
• 1:オリエンテーション(4月14日)
・2:教育・学習理論とICT活用の歴史 (4月14日)
• 3:インストラクショナルデザイン(4月21日)
• 4:学習科学(4月21日)
• 5:プロジェクトワーク1(4月21日)
• 6:プロジェクトワーク2(4月28日)
• 7:プロジェクトワーク3(4月28日)
• 8:発表とまとめ(4月28日) 
キーワード
インストラクショナルデザイン、教育工学、学習科学 
授業の進め方
授業の前半部は講義と議論を通じて、教育・学習に関する理論などを学ぶ。後半部は前半部で学んだ理論や各自で調べた内容に基づいてグループで授業のデザインを行い、最終回に発表を行う。 
テキスト
特になし 
参考書
購入の必要はないが、教育関係に就職したい学生や教員を目指す学生は購入を薦める。また下記の文献の一部は授業でも利用する。

・ G.H.バウアー, E.R. ヒルガード(梅本堯夫監訳)(1988) 学習の理論(上)培風館
・ 今井むつみ・野島久雄(著)(2003) 人が学ぶということ – 認知学習論からの視点, 北樹出版
・ 波多野誼余夫・大浦容子・大島純 (2003) 学習科学, 日本放送出版協会
・ 三宅なほみ・白水始(2003)学習科学とテクノロジ 日本放送出版協会
・ Bransford, J.D., Brown, A.L., Cocking, R.R. (2000) How People Learn: Brain, Mind, Experience, and School, National Academy Press (邦訳 森俊昭・秋田喜代美監訳 授業を変える 認知心理学のさらなる挑戦)
・ Sawyer, R. K. (Ed.) (2006) The Cambridge Handbook of Learning Sciences, Cambridge University Press
・ 大島純・野島久雄・波多野誼余夫 (2006) 教授・学習過程論 – 学習科学の展開, 日本放送出版協会
・ 稲垣佳世子・波多野誼余夫(著) (1989) 人はいかに学ぶか – 日常的認知の世界- 中公新書
・ Lave. J., and Wenger, E. (1991) Situated Learning – Legitimate Peripheral Participation, Cambridge University Press (邦訳 佐伯胖(監訳)(1993) 状況に埋め込まれた学習—正統的周辺参加 産業図書)
・ 向後千春・富永敦子 (2007) 統計学がわかる ハンバーガーショップでむりなく学ぶ、やさしく楽しい統計学, 技術評論社
・ 吉田寿夫(著)(1998) 本当にわかりやすい、すごく大切なことが書いてある ごく初歩の統計の本, 北大路書房
・ 山際勇一郎・田中敏 (著) (1992) ユーザーのための教育・心理統計と実験計画法 – 方法の理解から論文の書き方まで, 教育出版
・ 永岡慶三・植野真臣・山内祐平 (編著) (2012) 教育工学選書8 教育工学における学習評価, ミネルヴァ書房 
学習相談
もしある場合は、事前にメールにてアポを取ること。メールアドレスは授業で伝える。 
試験/成績評価の方法等
• レポート(1回・A4で3枚~5枚程度)40%
• 授業設計書(最終レポートの位置づけ) 40%
  - 両提出物はWord(doc, docx)、またはPDFで受け付け、提出は学習管理システム”Moodle”で行う
• その他(グループワークの活動・授業に対する貢献度など) 20%

・欠席は減点対象とし、全体の1/3以上の欠席により、単位は認めないこととする。また後半のプロジェクトワークはメンバーそれぞれが貢献することが求められるため、欠席は重めに減点されることを留意すること。そのため、基本的に全回の出席の見通しが立たない場合は、本授業の受講は認められない 
その他
添付ファイル
更新日付 2018-04-23 15:55:04.947


PAGE TOP