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講義科目名 自然科学総合実験(発展) 
科目ナンバリングコード KED-SLE1122J 
講義題目
授業科目区分 理系ディシプリン科目 
開講年度 2018 
開講学期 夏学期 
曜日時限 夏学期 月曜日 1時限
夏学期 月曜日 2時限
必修選択  
単位数
担当教員

井島 悦子

開講学部・学府 基幹教育科目 
対象学部等  
対象学年
開講地区 伊都地区
使用言語 日本語(J) 
使用言語
(自由記述欄)
教室  
その他
(自由記述欄)



授業概要
人間は、自然の事物・現象の中に様々な法則を見いだしてきた。その営為である自然科学の進展には実証という過程が必然的に要求されてきた。基幹教育における自然科学総合実験の目的は、理系学生全員に人間が自然の事物・現象を実験・観察を通してどのように理解しようとしてきたのかについて総合的に理解してもらうことにある。その過程で、受講生が様々な実験・観察の手法の基礎を学び,物事を合理的に探究する能力と態度を育てるとともに自然の事物・現象についての理解を深め,科学的な自然観を身につけることも目的の一つである。

【物理学実験_発展】①斜面を転がる球の力学実験 ②電流が作る磁場 ―直線電流と円形電流の作る磁束密度の測定―

【化学実験_発展】①アセチルサリチル酸とサリチル酸メチルの合成 ②ダニエル電池の起電力

【生物科学実験_発展】①DNAの抽出とPCRを用いた特定遺伝子領域の増幅 ②アルコール代謝関連遺伝子の多型検出 
e have found various laws in nature. For the advance of natural science, experimental studies are indispensable. The aim of the synthetic laboratory experiments course in natural science for the all students in the science, engineering, medical science, agriculture majors is to understand how we had studied the natural phenomena and physical process by the methods of observation and experiment. Students learn about the basics of the observations and experiments in natural science and acquire attitude and ability to investigate a matter rationally. They are also desired to understand natural phenomena deeper and get scientific nature-views.

[Physics] (1) Dynamics experiment of a sphere rolling on slope. (2) Magnetic field produced by current - Measurement of magnetic flux density made by linear current and circular current -

[Chemistry] (1) Synthesis of acetylsalicylic acid and methyl salicylate. (2) Electromotive force of Daniell cell.

[Biology] (1)Extraction of DNA and Amplification of specific gene regions by PCR. (2) Polymorphism detection of alcohol metabolism-related genes. 
キーワード
自然現象、科学的自然観、観察、実験、手技・手法、レポート作成 
授業形態
(項目)
授業形態
(内容)
使用する教材等
履修条件等
自然科学総合実験_基礎の受講を済ませていることが望ましい。 
履修に必要な知識・能力
前もって、観察・実験内容を予習して実際の授業に取り組む態度。

指示に従って正確に観察・実験操作を行おうとする意思。

観察・実験の結果を適切にレポートにまとめ報告しようとする意思。 
到達目標
No 観点 詳細
1. 受講状況 (出席)  自然科学の多分野にわたる総合実験科目であるので基本的には全回出席して、実際に実験に取り組む。

実験に当たっての事前説明等があるため遅刻しないようにする。 
2. 知識・理解  受講に当たって、前もって授業内容を予習してくる。 
3. 受講態度  教員・TAの指示に従って、正確に観察・実験操作を行う。

レポート作成・提出のためのデータを正確に記録する。

グループで行う実験の時は、意思疎通をよくはかり、互いに協力して作業に当たる。

安全等に配慮して実験を行う習慣を身につける。 
4. 志向性  受講に当たって、前もって授業内容を予習してくる。

レポートの作成に当たっては、十分な考察を行う。 
5. レポートの作成  分野ごとに、実験結果を教員の指示に従って正確にレポートにまとめ、定められた期限までに提出する。 
授業計画
No 進度・内容・行動目標 講義 演習・その他 授業時間外学習
1. 全体説明会 
◯ 
   
2. 物理学実験_発展① 
 
実験  予習およびレポートの作成 
3. 物理学実験_発展② 
 
実験  予習およびレポートの作成 
4. 化学実験_発展① 
 
実験  予習およびレポートの作成 
5. 化学実験_発展② 
 
実験  予習およびレポートの作成 
6. 生物科学実験_発展① 
 
実験  予習およびレポートの作成 
7. 生物科学実験_発展② 
 
実験  予習およびレポートの作成 
授業以外での学習にあたって
特に、各回の実験内容を予習してから実際の実験に臨むことによってよりスムーズに観察・実験が行え、内容がよりよく理解できる。そのことによ 学習にあたって って、レポートの作成もよりスムーズに行える。 
テキスト
「自然科学総合実験」 2017年版 基幹教育院(編) 学術図書 
参考書
実験ごとに必要に応じて紹介する。 
授業資料
実験ごとに必要に応じて配布する。 
成績評価
評価方法・観点 観点No.1 観点No.2 観点No.3 観点No.4 観点No.5 観点No.6 観点No.7 観点No.8 備考(欠格条件・割合)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
◎ 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
◎ 
 
 
 
 
 
 
 
受講態度 
 
 
◎ 
 
 
 
 
 
 
成績評価基準に関わる補足事項
ルーブリック
学習相談
レポートの作成と提出が重視される。

レポート作成に関する質問には、実験時間中に随時応じる。 
添付ファイル
授業担当者の実務経験有無
授業担当者の実務経験内容
その他
実験は、3つのグループに分かれて受講する。

受講する実験項目の順番は、グループごとに異なる。 
更新日付 2018-04-03 12:11:32.711


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