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講義科目名 プラズマ応用科学 
講義題目
プラズマ応用技術の理解 
授業科目区分 専攻授業科目又は関連授業科目(major courses or related courses) 
開講年度 2017 
開講学期 後期 
曜日時限 後期 木曜日 1時限
必修選択 学府要項を確認のこと。(refer to the Guidelines for IGSES) 
単位数 2.0 
担当教員

林 信哉

開講学部・学府 総合理工学府 
対象学部等 総合理工学府(IGSES) 
対象学年 修士課程(Master’s Program) 
開講地区 筑紫地区
その他
(自由記述欄)



履修条件
プラズマ物理学を修得していることが望ましい. 
授業概要
プラズマ工学的の応用について詳説する.
プラズマディスプレイをはじめ,蛍光灯から半導体製造装置に至るまで,プラズマの工学的応用分野は多岐に渡る.近年では,光源や医療機器にも応用されている.このような各産業分野におけるプラズマの利用について解説する. 
Explanation of plasma applications for engineering, such as plasma display panel, light tube, semiconductor manufacturing. Also, application for medical instruments and environmental issues are topical themes of plasma engineering. 
全体の教育目標
・プラズマが実社会で多方面にわたって活用されていることを把握する.
・プラズマのどのような特徴が要素技術として利用されているのかを理解する. 
個別の教育目標
・プラズマの基礎特性について習得する.
・プラズマの応用分野について習得する.
・プラズマを用いた機器について理解する.
・プラズマを利用した技術の特許を調べる. 
授業計画
1.プラズマ・放電とは?
 1) 自然界に存在するプラズマ
 2) プラズマ・放電のメカニズム
2.プラズマ・放電の工学的応用
 1) プラズマの作り方 (用途に合わせた様々なプラズマ発生方法)
 2) プラズマを用いたモノ作り (半導体製造,マイクロマシン,プラズマディスプレイ等)
 3) エネルギー源としてのプラズマ (核融合発電,プラズマロケット推進機,レーザ等)
 4) プラズマの医療への応用 (プラズマで殺菌・滅菌)
3.プラズマ・放電の環境改善への応用
 1) 地球環境について
 2) プラズマ・放電による環境改善その1 (水処理,土壌処理)
 3) プラズマ・放電による環境改善その2 (ガス処理,地球温暖化対策)
 4) プラズマ・放電による環境改善その3 (生活環境向上のために)
4.プラズマの科学
1) プラズマのサイエンス1 (太陽・オーロラの科学)
2) プラズマのサイエンス2 (非線形現象を利用した応用技術) 
キーワード
プラズマ,応用技術,医療,農業,環境保全 
授業の進め方
座学形式で行う.
必要に応じて,PC+パワーポイントを用いて説明を行う.
レポートを課し,期末には試験を行う. 
テキスト
特になし(資料プリントを配布する). 
参考書
特になし(資料プリントを配布する). 
学習相談
木・金曜日17:00以降をオフィスアワーとする. 
試験/成績評価の方法等
出席回数および期末試験で成績を評価する.
講義を通して,3回ほどレポートを課す. 
その他
添付ファイル
更新日付 2017-03-21 15:54:28.099


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