履修条件
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授業概要
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本講義は、科学技術イノベーション政策の対象を、システムとしての全体像において把握するための理論と分析概念の習得を目的とする。
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This course aims at mastering the thory and analytical concepts to grasp the object of STI policy as a whole picture as a system.
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全体の教育目標
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政策対象ないし研究対象としてのイノベーション・システムの多様性を理解するための視点を提供する。
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個別の教育目標
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本講義では、科学技術イノベーション政策に関する制度配置の多様性を理解することを目的として、ナショナル・イノベーション・システムの国際比較を行う。その際、比較制度分析の方法的視点を応用し、科学技術イノベーションと制度の共進化プロセス、諸制度の戦略的補完関係、技術選択の経路依存性などの分析概念を習得する。また、各国および地域のイノベーション・システムを総体的に比較するとともに、特許制度、競争政策などの個別の政策を対象とした比較分析を行う。
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授業計画
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第1回 比較制度分析の基礎概念 第2回 ナショナル・イノベーション・システムの概念と分析手法 第3回 日本のイノベーション・システム 第4回 アメリカのイノベーション・システム 第5回 イノベーション・システムの日米比較 第6回 欧州のイノベーション・システム 第7回 国際競争力の比較 第8回 東アジアの成長メカニズム 第9回 地域イノベーション・システム―シリコンバレーの競争力 第10回 特許制度の国際比較(1) 第11回 特許制度の国際比較(2) 第12回 共同研究開発と競争政策 第13回 技術ライセンスと競争政策 第14回 課題レポートのプレゼンテーション 第15回 総合討論―日本型イノベーション・システムのガバナンスと進化の方向
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キーワード
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ナショナル・イノベーション・システム、比較制度分析、進化的均衡状態、戦略的補完関係、経路依存性
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授業の進め方
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基本的には講義形式で進めるが、適宜、ディスカッション・ポイントを提示し、受講者にディスカッションへの積極的な参加を求める。
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テキスト
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参考書
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学習相談
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メールにより質問を受け付けた上、必要に応じてオフィスアワーを設定する。
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試験/成績評価の方法等
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授業中に行う確認テスト(25%)、課題レポート(50%)、ディスカッションへの貢献度(25%)。なお、4回以上の欠席は不可とする。
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その他
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添付ファイル
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更新日付
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2017-03-28 16:53:24.705
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