シラバス参照

講義科目名 ディベート 
講義題目
ディベート 
授業科目区分 基幹科目 Core Subjects 
開講年度 2017 
開講学期 後期集中 
曜日時限 後期集中 その他 その他
必修選択 選択 Elective 
単位数
担当教員

井上 奈良彦

蓮見 二郎

山形 伸二

開講学部・学府 大学院基幹教育科目 
対象学部等 全学府 All Graduate School 
対象学年 大学院生 Graduate Students 
開講地区 伊都地区
その他
(自由記述欄)
【開講日】 10月22日(日)
【教室】 後日掲載
大学院基幹教育HP→http://www.artsci.kyushu-u.ac.jp/campus_life/gs/course_list

講義は久保健治氏(日本ディベート協会理事)が担当します。

なお、この授業は「JDA九州ディベートセミナー」及び「九州大学基幹教育院・教育関係共同利用拠点」(文部科学省認定)の研修プログラムの一部として合同で開講します。九州大学大学院生以外の受講者も聴講、参加いただけます。ただし、午後のディベートの練習試合への参加は6チーム(24名)を最大とし、大学院基幹教育及びJDA九州ディベートセミナー参加者を優先します。 



履修条件
特になし 
授業概要
自分の考えを論理的にまとめ、公共の場で効果的に議論を行なうことは学術においてばかりでなく、様々な場面で重要である。この講義では、アカデミック・ディベートの方法を学ぶことによって、議論法の習得を目指す。 
It is important for citizens to logically construct their ideas and effectively discuss them in public. In order for students to acquire such skills, they will learn argumentation/debate skills through lectures and debating practices in this course. 
全体の教育目標
議論、ディベートの仕組みを理解し、実践できるようになる。 
個別の教育目標
同上 
授業計画
事前準備
(1)ディベートの入門書を読む。(下記参照)
(2)練習試合用の論題は、2017年JDA秋季大会論題「日本は難民認定の基準を大幅に緩和すべきである」を利用予定。
事前にある程度勉強しておくことをお勧めします。

当日のスケジュール
ディベート入門(講義・演習) 2色のボールペン(黒と赤など)を持参してください。
8:40-10:10 講義「ディベート学習の基本」
10:30-12:00 講義「ディベートの準備の方法」
12:00-13:00 昼休み
13:00-14:30 演習「ディベートの準備」
14:50-16:20 演習「ディベート練習試合と講評」
16:40-18:10 演習「ディベート練習試合と講評」

講義後の実践練習
3回のディベート試合参加、もしくは、見学して判定を行う。詳細は講義時に説明します。 
キーワード
ディベート、議論 
授業の進め方
講義と演習 
テキスト
追って指示します。 
参考書
ディベートの入門書は多数あります。どれかを事前に読んでおいてください。例えば、
松本茂『日本語ディベートの技法』(七寶出版)
西部直樹『はじめてのディベート』(あさ出版)
   安井省侍郎『初心者のためのディベートQ&A』(ディベートフォーラム出版会)
Webにも無料テキストがあります。例えば、
井上奈良彦『ディベート入門』(http://www.flc.kyushu-u.ac.jp/~inouen/intro-debate-inoue2.pdf)(A4版11ページ450KB)
天白達也『競技ディベートマニュアル』(http://lawtension.blog99.fc2.com/blog-entry-129.htmlからリンクがあります。)(新書版1.6MB) 
学習相談
各教員のオフィスアワー、もしくはメールによる相談に応じます。 
試験/成績評価の方法等
大学院基幹教育としての受講者のみ
事前準備、当日の授業への貢献(練習試合を含む)、事後レポート、などによる。
レポート課題
次のいずれかを指定の期日までに行ってください。
(1)ディベートの試合3試合に選手もしくは審査員として参加する。下記参照

(2)ディベートの試合3試合を見学し、判定を書く。
   できるだけフローシートに議論を記録し、各試合判定(肯定/否定)とその理由を400字程度で記述する。
   試合は、何語で行われていてもかまいません。判定と判定理由は日本語もしくは英語。
   この課題レポートはWordもしくはPDFファイルで、担当教員に送ってください。
   対象とする試合は、上記の他、日本語、英語の大会が各種開催されています。

(3)ディベートの試合のビデオもしくは文字化されたものを基に、3試合の判定を行う。上記同様の方法で提出。
   ビデオや文字化したものは下記のサイトにいくつかあります。ネット検索でも多数出てきます。
このような試合では判定は出ていますし、判定理由が公開されている試合もありますが、それを読まないで、自分なりに判定を出し、判定理由を書いてください。講義でも説明があったように、同じ議論でも聞き手によってその理解や解釈は異なることは多いので、実際の試合で審査員がその場で出した判定と後にビデオや文字化資料に基づいて出した反論は必ずしも一致しません。

(3A)http://japan-debate-association.org/contest/history
(3B)次は立論が肯定否定1回ずつのものです。また、集中講義内のデモンストレーションですので、スピーチも字短く、議論も簡単です。
http://ed.ted.com/on/weJUXIzz(外国人労働者受け入れ)
https://youtu.be/C4JxdDPQP2A(死刑廃止)
https://youtu.be/xEwm1RstsAI(死刑廃止)

(3C)英語(集中講義でのデモンストレーションなど)
九州大学公式YouTubeサイトで debate で検索してください。

(3D)その他いろいろな試合を次のサイトで紹介しています。
http://worldofdebate.blogspot.jp/ 
その他
詳細は。今後このシラバスを更新することで連絡します。

このセミナーと同じ難民認定問題を論題とし一般参加者向けの公開ディベート大会が行われます。見学もしくは参加(出場)するのもよい実践になります。
2017年11月11日(土)、12日(日)東京
 http://japan-debate-association.org/contest
2017年11月19日(日)九州大学大橋キャンパス
 http://blog.nade-q.main.jp/?eid=12
2017年12月10日(日)九州大学伊都キャンパス
 詳細後日発表 
添付ファイル
更新日付 2017/09/14 13:56


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