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講義科目名 ジェンダー開発論Ⅰ 
講義題目
文化とジェンダー 
授業科目区分  
開講年度 2017 
開講学期 前期 
曜日時限 前期 水曜日 3時限
必修選択  
単位数
担当教員

谷口 秀子

開講学部・学府 人間環境学府 
対象学部等 教育システム専攻 
対象学年 修士課程全学年 
開講地区  
その他
(自由記述欄)
授業曜日時限: 水曜3限
開講地区: 箱崎地区 



履修条件
なし。

博士課程の学生および他学府の学生も履修可能です。 
授業概要
・子どもが社会化されていく過程で、ジェンダーが習得されていく過程や方法について主に文化的な視点から考察する。
・子どものジェンダー習得に大きな影響を与える学校文化、マスメディア(新聞、テレビなど)、児童文学、漫画、アニメなどにおけるジェンダーについて、社会との関連を視野に入れて考察する。
・ジェンダーに関して、文化の持つ社会的な影響について考察する。
・ジェンダーの縛りからの解放についても考察する。
・文化的観点からのジェンダー解消と男女共同参画の進展の可能性について検討する。

具体的には、文化におけるジェンダーについて、考察を行います。この授業では、学校のシステムなどにおけるジェンダーや「隠れたカリキュラム」など問題、子どもたちに影響を与える子どもの文化やマンガ・少女小説などの簡単な分析など、主に子どもや教育に関する文化的な側面からジェンダーを考えます。基本的にはテキストなどの文献のレヴューとディスカッションを中心に授業を進めていきますが、時間的余裕があれば、補完的な文献(たとえば男性学的視点のものなど)を扱ったり、マンガなどを持ち寄りジェンダーの視点から分析しディスカッションすることも考えています。 
This course will offer an overview of gender studies from an interdisciplinary perspective. The course will also aim to examine the role of specific cultures in constructing and transforming gender norms in society. 
全体の教育目標
・文化的・社会的コンテキストにおけるジェンダーの理解。
・子どもが社会化されていく過程で、ジェンダーが習得されていく過程や方法について理解を深める。
・人々の内面や文化に潜むジェンダーやジェンダー再生産装置としての文化の側面について、社会的な側面を視野に入れて考察し、文化的観点からのジェンダー解消と男女共同参画の進展の可能性について検討する。 
個別の教育目標
・文献を深く読み解くとともに、自らの独自の視点で問題点を見つけ出すことが出来、論理的に考察することが出来ること。 
授業計画
・第1週:イントロダクションとジェンダー概説
(授業計画の具体的な内容は、授業の初回にお知らせします。)

・第2週以降:受講者による発表とディスカッション
(発表者はハンドアウトを準備してください。) 
キーワード
ジェンダー、文化、教育、子ども、メディア、児童文学、マンガ、アニメ、社会 
授業の進め方
テキストと文献の購読・レヴュー、および受講生による発表とディスカッションによって授業を進めていきます。 
テキスト
・木村涼子『学校文化とジェンダー』(勁草書房)

・その他の資料や文献等については授業中にハンドアウトを配布または文献名をお知らせします。 
参考書
・伊藤公雄『女性学・男性学ージェンダー論入門』
・伊藤公雄『男性学入門』
・木村涼子『ジェンダーと教育』
その他の参考文献については、授業中に適宜指示します。 
学習相談
随時メールにて受け付けます。面談での相談を希望する場合は、事前にメールで連絡をしてください。 
試験/成績評価の方法等
評価は、発表報告、ディスカッション参加状況、レポート、プレゼンテーションなどをもとに総合的に行います。 
その他
添付ファイル
更新日付 2017-04-12 10:50:51.706


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