シラバス参照

講義科目名 大問題を解決しよう 
講義題目
授業科目区分 基幹科目 Core Subjects 
開講年度 2016 
開講学期 前期後半 
曜日時限 前期後半 水曜日 2時限
必修選択 選択 Elective 
単位数
担当教員

岡本 剛

開講学部・学府 大学院基幹教育科目 
対象学部等 全学府 All Graduate School 
対象学年 大学院生 Graduate Students 
開講地区 伊都地区
その他
(自由記述欄)
【開講日】 6/15, 6/22, 6/29, 7/6, 7/13, 7/20, 7/27, 8/3
【教 室】 センター3号館6階3606セミナー室


大学院基幹教育HP→http://www.artsci.kyushu-u.ac.jp/campus_life/gs/course_list 



履修条件
ノートPCを所有し、毎回必ずノートPCを持参すること。 
授業概要
本科目では、異なる専門の学生がチームを作り、協働して「大問題」を解決する道筋を作る事、に取り組みます。具体的には、チームとなった学生の専門分野をまたいで解決すべき「大問題」を発見し、問題解決の方法を選択および開発し、データを取得および分析し、考察から結論を導き出すところまでを行います(この授業を通じ、チーム毎に論文が1本書けるというのが理想です)。将来、研究チームを率いて研究したいと考えている大学院生を対象に、極めて実践的な異分野連携のノウハウを叩き込みたいと考えています。 
The goal of this course is to develop a procedure for solving the "big problem" in cooperation with students of different fields. To do so, students taking this course are required to find a cross-field problem, to select or create the methods to solve the problem, to collect and analyze the related data, to discuss, and then to get some kind of result. 
全体の教育目標
大学院での基幹教育は、学部で培われた能力をさらに高いレベルに発展させるものです。大学院での専門教育・研究をはじめ、卒業後の仕事にとって有用な、高度で汎用的な知識・技術・態度(「ハイエンド・リテラシー」)を育成することが、大学院基幹教育の目的です。単なる知識の伝達ではなく、具体的な問題に即して能動的に考え、学んだことを自ら発展させる力を養います。

紹介ビデオ: 準備中
ウェブサイト: http://www.artsci.kyushu-u.ac.jp/campus_life/gs/index 
個別の教育目標
・異分野の学生による疑似共同研究チームをつくることができる。
・そのチームで、分野横断型の課題(大問題)を発見することができる。
・そのチームで協働することにより、問題解決のための方法を選択あるいは開発することができる。
・そのチームで、問題解決のために何らかのデータを集め、解析することができる。
・そのチームで考察し、何らかの結論を導き出すことができる。 
授業計画
下記の通り、全8コマにて実施する。
【曜日時限】水曜日 2時限
【開講日】 6/15, 6/22, 6/29, 7/6, 7/13, 7/20, 7/27, 8/3
【教室】 センター3号館6階 3606セミナー室 
キーワード
異分野連携、協働、問題発見、問題解決 
授業の進め方
① ガイダンス、疑似共同研究チーム結成、アイスブレイク、共通の話題の見つけ方、共同研究の実例紹介
② 共同研究打合せの技法(ブレインストーミングなど)、分野横断型の課題(大問題)の発見、研究課題設定
③ 研究方法のレクチャー、研究方法の選択と開発、研究計画書の作成(タイムスケジュール)
④ データ取得に関する倫理的配慮、模擬倫理審査申請書の作成、実験等の準備
⑤ データ解析のレクチャー、データ解析
⑥ データ解析の続き、統計検定、グラフ作成
⑦ 結果の考察、結論の導出、発表資料の作成
⑧ 自由形式プレゼンテーション、研究討論、振り返り 
テキスト
特になし。 
参考書
必要に応じて紹介する。 
学習相談
電子メール(okamoto●artsci.kyushu-u.ac.jp;●を@に変更)か対面での直接相談を受け付けます。いきなり来て対応出来る場合もありますが、確実に対面相談を希望する場合は、事前に電子メールでアポイントを取ってください。

なお、担当教員に電子メールを送る際は、事前に下記ページをよく読み、マナーを守って送ること。
http://www.artsci.kyushu-u.ac.jp/~okamoto/pi-lecture.html 
試験/成績評価の方法等
授業への参画、授業態度、成果物の提出を通じて、上記「個別の教育目標」に基づいて評価します。筆記試験は行いません。 
その他
このシラバスの内容は、受講学生のレベル、授業の進捗状況に応じて随時変更する可能性があります。 
添付ファイル
更新日付 2016-04-11 11:42:09.805


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