シラバス参照

講義科目名 応用音楽学 
科目ナンバリングコード DES-ACD3321W 
講義題目
応用音楽学 
授業科目区分 専攻教育科目 Specialized Education 
開講年度 2016 
開講学期 後期前半 
曜日時限 後期前半 木曜日 3時限
後期前半 木曜日 4時限
必修選択 選択 Elective 
単位数 2.0 
担当教員

中島 祥好

中村 美亜

開講学部・学府 芸術工学部 
対象学部等 芸術工学部 音響設計学科 Department of Acoustic Design 
対象学年 学部3年 Undergraduate third grade 
開講地区 大橋地区
使用言語 英語及び日本語を併用(E/J) 
使用言語
(自由記述欄)
教室  
その他
(自由記述欄)
現在、授業の一部を担当する非常勤講師を探しており、そのなりゆきによっては日程を含めこのシラバスの内容も変わる。 



授業概要
 音楽というと、一般には「演奏するもの」「聴くもの」で思考が停止しがちであるが、「なぜ演奏するのか」、「なんのために聴くのか」ということを考えはじめると、私たち人間と音楽のさまざまな関係が見えてくる。音楽と人間生活との関係について、心理学、音楽学の双方の立場から考察を加える。特に、さまざまなジャンルの音楽を一貫した見かたで捉えようとするとき、人間の聴覚の特性について知ることが重要であることを示す。また、音楽の社会的役割や効果について考える。前半に音楽の知覚、音楽能力の発達に関する講義を行い、後半に、音楽社会学に関する内容を認知科学的な側面も含めて講義する。音楽のデモンストレーションを活用する。 
We often think that music is simply to be played and listened to. By thinking why we play and listen to music, however, we are able to observe various ways to connect humans and music. We will thus examine the relationship between music and human life from the viewpoints of psychology and musicology. It is particularly to be noted that to understand how our auditory system works helps us to establish a coherent view of music across different genres. We will also examine the roles and influences of music in society.

The first half of this course is related to music perception and the development of music capacity, and the second half to the socio-cognitive aspects of music. A lot of music demonstrations will be presented. 
キーワード
音楽、社会、心理、知覚、認知、発達、アートマネジメント 
授業形態
(項目)
授業形態
(内容)
使用する教材等
履修条件等
特になし。 
履修に必要な知識・能力
音楽と心理学に関する基本的な知識。 
到達目標
No 観点 詳細
1. 思考力育成  音楽にまつわる諸現象を実生活に近い立場から観察し、音楽をよりよい社会の実現のために生かす方法について考える力を育てる。 
授業計画
No 進度・内容・行動目標 講義 演習・その他 授業時間外学習
1. 第1回(10/6 3限)には、授業全体の目的、概要を説明し、前半の授業のうち「聴覚心理学と音響心理学との関係について」を始める。(中島) 
 
   
2. 第2回(10/6 4限)には「聴覚体制化」について音楽と関連づけて説明し、集中講義の準備とする。(中島) 
 
   
3. 第3-4回(10/13 3-4限)には、音楽に特有の知覚内容である調性について論ずる。(中島)前半(中島、佐々木担当分)を通してのレポート課題を発表する。(中島) 
 
   
4. 第5-8回(10/22 4-5限+10/23 2-3限)には、音楽知覚のさまざまな側面について、音楽の実例に即して説明する。また、音楽能力の発達、音楽教育について論ずる。出席を取り、授業中に小レポートを課する。(羽藤)
・音の大きさ(S.S.Stevensの法則)、高さ(トーンハイトとトーンクロマ)
・音の音色や音質に関する話題から(音楽の知覚)
・音楽の認知、聴覚体制化(ゲシュタルト原理)
・演奏の心理、音楽の社会心理学、音楽教育の話題 より 
 
   
5. 第9-10回(10/27・3-4限)には、後半の概要を説明し、「音楽の多層性」について考える。この内容についてのレスポンス・ペーパーを第11回に提出すること。(中村) 
 
   
6. 第11-12回(11/10・3-4限)には、「音楽と言葉」について考える。この内容についてのレスポンス・ペーパーを第13回に提出すること。(中村) 
 
   
7. 第13-14回(11/24・3-4限)には、「音楽とコミュニケーション」について考える。この内容についてのレスポンス・ペーパーを第15回に提出すること。(中村) 
 
   
8. 第15回(12/1・3限)には、後半のまとめをする。後半(中村担当分)のレポート課題を指定された提出日までに提出すること。(中村) 
 
   
授業以外での学習にあたって
授業で例として音楽の一部を鳴らす場合があるが、可能なかぎり、後で全曲を聴くようにしていただきたい。 
テキスト
参考書
授業資料
成績評価
成績評価基準に関わる補足事項
ルーブリック
学習相談
各教員が、随時対応する。 
添付ファイル
授業担当者の実務経験有無
授業担当者の実務経験内容
その他
前半の講義の一部は集中講義の形でなされるので、掲示に注意されたい。日程は未定である。また、日程調整の都合により、前半と後半とが入れかわることもある。 
更新日付 2016-10-19 19:29:39.718


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