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No
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進度・内容・行動目標
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講義
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演習・その他
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授業時間外学習
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1.
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第1回 授業の概要説明 本講義の目的と全体的な授業計画を理解させる。
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◯
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2.
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第2回 線形システムの動特性推定(1) テスト信号を線形システムに入力し、その出力より、システムの動特性を安定に推定する方法について述べる。実際の音響計測においては、環境からの雑音の混入が不可避である。そこで、ここは、加法性雑音の存在を仮定した上で、その雑音の影響を排除する方法を理解する。
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◯
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テキストや授業中の板書をもとに、復習と次回の予習を行う。
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3.
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第3回 線形システムの動特性推定(2) 相関法に基づいた動特性の推定法について理解する。ここで学習する方法は、音響実験IIにおいて応用される。
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◯
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テキストや授業中の板書をもとに、復習と次回の予習を行う。
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4.
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第4回 線形システムの動特性推定(3) 音響計測における信頼性(S/N比)を推定するためのコヒーレンス関数について理解する。ここで学習する方法は、音響実験IIにおいて応用される。
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◯
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テキストや授業中の板書をもとに、復習と次回の予習を行う。
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5.
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第5回 音声生成モデル(1) ここでは、発声の過程を物理的にとらえることにより、音響情報の生成メカニズムに関する知見を得る。とくに、ここでは、音響管に関する波動方程式を導出する。
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◯
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テキストや授業中の板書をもとに、復習と次回の予習を行う。
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6.
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第6回 音声生成モデル(2) 音響管に関する波動方程式を利用して、声道や管楽器などを解析する方法を示す。実用的な方法として、円筒管を用いた多管近似を理解する。
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◯
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テキストや授業中の板書をもとに、復習と次回の予習を行う。
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7.
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第7回 音声生成モデル(3) 円筒管に基づいて、声道の音響伝達特性を推定し、さらに離散時間でのフローグラフを理解する。
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◯
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テキストや授業中の板書をもとに、復習と次回の予習を行う。
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8.
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第8回 偏自己相関分析 前期の「音響情報工学」で学習した線形予測分析(LPC分析)の発展形として、偏自己相関分析(PARCOR)について学ぶ。さらに、偏自己相関係数(PARCOR係数)と音声生成モデルにおける反射係数の間に、一定の対応関係があることを学ぶ。
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◯
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授業内容を十分に理解した上で、計算機実習に望むこと。
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9.
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第9-11回 線形予測法に基づく声道形状の推定 MATLABを使用して、音声信号から声道の形状を推定する計算機実習を行う。ここでは、まず、音声の線形予測分析により予測係数を求め、これを偏自己相関係数に変換する。さらに、偏自己相関係数と声道の音響管モデルにおける反射係数の対応性によって、声道の形状を推定する。
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計算機演習
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10.
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第12回 ウィナーフィルタ 音響信号に雑音が不可された場合、この雑音を最適に除去するウィナーフィルタの考え方について学ぶ。
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◯
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授業内容を十分に理解した上で、計算機実習に望むこと。
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11.
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第13−15回 ウィナーフィルタによる雑音除去 MATLABを使用して、ウィナーフィルタによる雑音除去の計算機実習を行う。まず、帯域雑音を生成し、この信号に雑音が不可されたとしてウィナーフィルタを計算し、源信号の復元処理について実地に体験する。さらに、源信号と雑音の帯域をそれぞれ変化させた場合や、音声からの雑音除去についても検討する。
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計算機演習
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