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No
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進度・内容・行動目標
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講義
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演習・その他
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授業時間外学習
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1.
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第1回 騒音環境学概説 我々を取り巻く音環境の内、騒音環境について広くは航空機騒音から、狭くは家庭内での生活騒音に至るまで、これらが引き起こす諸問題を評価の立場、それを規制する立場、及びそれらを制御する立場からの考え方を概説する.
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◯
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2.
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第2回 騒音とその影響 我々を取り巻く音響環境は聴く側が主観的に判断すれば聴きたい音と聴きたくない音の2種類に大別できる.騒音環境学ではこの聴きたくない音を取り扱うが、その定義と影響について講義する.
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◯
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3.
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第3回 騒音の評価法 (1) 騒音に関する評価は基本的には個人の主観評価によるが、規制や許容の基準を考えるにはある物理量で置き換えることが必要である.ここでは主観評価に係わる物理量を取り上げ、その意味について講義する.
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◯
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4.
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第4回 騒音の評価法(2) 騒音の評価法として各種騒音源として航空機騒音、新幹線騒音に対する評価法、及び室内における各種騒音源からの騒音の総合評価としてのNC値に関して説明する。
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◯
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5.
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第5回 騒音公害防止関係の法律と許容基準 社会生活する上で騒音が問題となれば、政治的な騒音規制の問題が生じる.この講義では現在用いられている騒音防止に関係する規制値など、法律的な諸基準について概説する.
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◯
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6.
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第6回 騒音測定法 騒音問題が生じた場合、規制値との比較において絶対値を測定しなければならない.この講義ではJISに定められた騒音測定法を説明するとともに、出来れば実習として測定の実際を経験させる.
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◯
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7.
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第7回 騒音の予測手法 騒音の制御や影響評価を行うには制御後の騒音レベルや建設以前の騒音レベル分布の予測を必要とする.ここでは道路交通騒音の予測手法を中心に各種騒音予測に対する基本的な考え方を講義する.
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◯
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8.
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第8回 騒音環境影響評価 高速道路、高速鉄道、空港、工場等の建設に伴いその近隣には騒音問題が発生することが予測できる.ここではこのような環境への影響を建設以前に予測評価する意味について、法律と評価例を紹介しながら講義する.
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◯
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9.
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第9回 騒音制御概説 これまでに述べた各種騒音は規制値を超えたり、発生側と受聴側との間に争いが生じた場合には騒音をあるレベル以下に抑えなければならない.ここではその抑制方法、すなわち騒音制御技術について概説する.
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◯
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10.
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第10回 空気伝搬騒音制御(1) 音波の伝搬経路として音源から直接空気に放射された騒音は空気伝搬騒音と呼ばれるが、ここではその空気伝搬騒音特有の制御技術について講義する.
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◯
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11.
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第11回 空気伝搬騒音制御(2) 同 上
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◯
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12.
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第12回 固体伝搬騒音制御(1) 音波の伝搬経路として音源(振動源)から一度支持構造体に振動として伝わり、支持構造体や地面を伝搬経路として受聴側近傍で音波となる騒音、いわゆる固体伝搬騒音特有の制御技術について講義する.
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◯
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13.
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第13回 固体伝搬騒音制御(2) 同 上
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◯
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14.
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第14回 騒音制御材料 (1) 騒音レベルを抑制するためには一般に制御材料を必要とする.ここでは空気伝搬騒音制御の基本材料である遮音・吸音材料と固体伝搬音制御の基本材料である防振材料について概説する.
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◯
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15.
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第15回 騒音制御材料(2) ここでは空気伝搬騒音制御に用いる遮音材料、吸音材料の数値資料を紹介する。また、付録として、遮音材料からの音放射に関し、空気音駆動と機械駆動の違いを説明する。加えて、無相関騒音の和はエネルギー和になることも説明する。
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