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講義科目名 プログラミング言語 
科目ナンバリングコード DES-ACD2841J 
講義題目
授業科目区分 専攻教育科目 Specialized Education 
開講年度 2016 
開講学期 後期 
曜日時限 後期 木曜日 5時限
必修選択 選択 Elective 
単位数 2.0 
担当教員

鮫島 俊哉

開講学部・学府 芸術工学部 
対象学部等 芸術工学部 音響設計学科 Department of Acoustic Design 
対象学年 学部2年 Undergraduate second grade 
開講地区 大橋地区
使用言語 日本語(J) 
使用言語
(自由記述欄)
教室  
その他
(自由記述欄)



授業概要
C言語の文法を段階的に説明する。
実際にコンピュータを使いながら,簡単な計算のためのプログラミングから始め,配列や複素数を取り扱うための手法,さらには,音響設計に関わりのある計算のためのプログラミングについて学ぶ。
各回の最初に,学んでほしい内容について解説する。
その後,プログラミングの演習問題を数題与えるので,それについて実際にコンピュータを使用してプログラミングを行い,できあがったプログラムを提出してもらう。 
Programing language 
キーワード
プログラミング,C言語,UNIX 
授業形態
(項目)
授業形態
(内容)
使用する教材等
履修条件等
参考文献を自習することによって,UNIXの操作(UNIXコマンドの使い方,エディタやメールの使い方)に慣れておくことを勧める。
欠席すると先の理解が困難となるので,欠席しないこと。 
履修に必要な知識・能力
到達目標
No 観点 詳細
1.   情報処理にはコンピュータの利用は不可欠である。高度な処理のためには,問題の処理手順(プログラム)をプログラミング言語で表現するための技術を修得する必要がある。
この授業では,C言語による算術計算の例題を中心にプログラミングを指導する。数式やアルゴリズムがプログラムとしてどのように表現されるのかを,理解することを目標とする。 
授業計画
No 進度・内容・行動目標 講義 演習・その他 授業時間外学習
1. 第1回 UNIX OSに慣れよう
・プログラミングとは
・プログラミング言語とは
・C言語について
・UNIXについて
・ターミナルの起動
・ファイル操作関連コマンド
・エディタの使い方
・エディタによるプログラムの作成・編集
・コンパイルと実行のためのコマンド
・処理系の使い方 
◯ 
演習   
2. 第2回 まずやってみよう
・計算結果の表示 printf()
・変数
・読み込み scanf( ) 
◯ 
演習   
3. 第3回 演算と型
・四則演算(和,差,積,商,剰余) +,-,*,%
・整数と浮動小数点数 int型,double型
・型と演算 int型どうしの演算結果とdouble型どうしの演算結果の違い
・キャスト演算子 
◯ 
演習   
4. 第4回 流れ制御(1)・流れの分岐
・if... 文
・if... else... 文
・if... else if... else... 文
・等価演算子 ==, !=
・関係演算子 <, >, <=, >=
・論理演算子 &&, ||
・真理表 
◯ 
演習   
5. 第5回 流れ制御(2)・流れの繰り返し
・do... while文
・while... 文
・for... 文
・多重ループ
・複合代入演算子 +=, -=, *=, /=, など
・増分演算子・減分演算子 ++, -- 
◯ 
演習   
6. 第6回 配列の使い方
・配列 配列って 数学でいうベクトルのことですよ。
・多次元配列 多次元配列って 数学でいう行列のことですよ。
・オブジェクト形式マクロ #define 
◯ 
演習   
7. 第7回 関数(ひとまとまりの処理)の作り方
・関数
・引数の関数への渡され方 値渡しと参照渡し
・変数の渡され方と配列の渡され方の違い
・識別子の有効範囲 ブロック有効範囲(block scope) 
◯ 
演習   
8. 第8回 基本型・ライブラリの使い方
・基本型 文字型(char),整数型(short,int,long),浮動小数点型(float,double)
・数学関数 標準ライブラリ libm.a,ヘッダ math.h 
◯ 
演習   
9. 第9回 文字列の基本
・文字定数 'A'
・文字リテラル(文字列の定数) "ABC"
・文字型 char
・文字列 文字型の配列 char[]
・文字列の配列 char[][] 
◯ 
演習   
10. 第10回 ポインタ
・ポインタ
・オブジェクト(変数)のアドレス
・アドレス演算子 &
・間接演算子 *
・引数の関数への渡され方 値渡しと参照渡し 
◯ 
演習   
11. 第11回 ポインタと配列(1)
・ポインタと配列
・ポインタを用いた配列の要素の参照 nx[i] と, *(nx+i) は同じ値を返す
・配列の先頭要素へのポインタ
・配列の関数への受け渡され方は参照渡し
・文字列(==文字型の配列)とポインタ
・配列とポインタの共通点 
◯ 
演習   
12. 第12回 ポインタと配列(2)
・文字列(==文字型の配列)の配列,つまり,文字型の2次元配列 cx[][]
・ポインタ型を要素とする配列 char* p_cx[]
・配列の配列(2次元配列)とポインタ型の配列の共通点
・ポインタによる文字列(==文字型の配列)の操作 
◯ 
演習   
13. 第13回 構造体
・構造体 struct タグ名 {...} 変数名
・構造体のメンバの取り出し方 .演算子
・typedef宣言 typedef struct {...} タグ名
・構造体を用いて座標値を扱おう
・構造体を用いて複素数を扱おう 
◯ 
演習   
14. 第14回 ファイル入出力
・ファイル処理
・ファイルのオープンとクローズ
・ファイルからの読み込み
・ファイルへの書き込み 
◯ 
演習   
授業以外での学習にあたって
テキスト
柴田望洋 著, “新・明解C言語 入門編”(ソフトバンクパブリッシング, 2014年) 
参考書
羽山博 著, “入門Unixオペレーティングシステム”(オライリージャパン, 2002年) 
授業資料
成績評価
評価方法・観点 観点No.1 観点No.2 観点No.3 観点No.4 観点No.5 観点No.6 観点No.7 観点No.8 備考(欠格条件・割合)
 
◎ 
 
 
 
 
 
 
 
70% 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
◯ 
 
 
 
 
 
 
 
30% 
成績評価基準に関わる補足事項
期末試験および演習レポートによって評価する。
期末試験の成績を70%,演習レポートの成績を30%の割合として,総合成績を算出する。
試験ではテキスト(新・明解C言語 入門編)のみ持込を許可する。他の参考書類,ノート,プリンタの出力の持込はできない。 
ルーブリック
学習相談
毎週水曜日V限終了後に,教員室(3号館5階503号室)で学習相談を行う。希望者は事前に電子メールで相談希望日時,相談内容を連絡の上,予約すること。(連絡先はオフィスアワーについての掲示や学生便覧等を参照) 
添付ファイル
授業担当者の実務経験有無
授業担当者の実務経験内容
その他
更新日付 2016-03-30 18:15:36.582


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