シラバス参照

講義科目名 色彩学 
科目ナンバリングコード DES-VCD2141J 
講義題目
授業科目区分 専攻教育科目 Specialized Education 
開講年度 2016 
開講学期 後期 
曜日時限 後期 金曜日 4時限
必修選択 H25以降入学者:必修 H24以前入学者:選択必修 Students who entered in or after 2013:Required,Students who entered in or before 2012:Elective 
単位数 2.0 
担当教員

須長 正治

開講学部・学府 芸術工学部 
対象学部等 芸術工学部 画像設計学科/芸術情報設計学科 Department of Visual Communication Design/Department of Art and Information Design 
対象学年 学部2年 Undergraduate second grade 
開講地区 大橋地区
使用言語 日本語(J) 
使用言語
(自由記述欄)
教室  
その他
(自由記述欄)



授業概要
われわれの周りには様々な色が溢れているが、「光線には色は付いていない」というニュートンの有名な言葉で表わされるように、色は光線が眼に入り、大脳にその信号が伝えられて初めて生じる感覚である。すなわち、色彩の知覚は、光源からの光線とそれを反射・透過・吸収する物体および眼(脳を含む)の3者の相互作用によって作られる。色彩や明るさの知覚、色の混色や演算、表色系の概念や構成、色の見えなどの色彩学の基礎的事柄を、色彩知覚の性質を基礎とする観点から講義し、色彩や色彩知覚を総合的に解説する。 
You will learn to denote color sensation with numerical representation. 
キーワード
色覚、混色、表色系、色の見え、色再現 
授業形態
(項目)
授業形態
(内容)
使用する教材等
履修条件等
なし 
履修に必要な知識・能力
到達目標
No 観点 詳細
1. 表色系の理解  本講義では、いくつかの表色系を解説する。それらの表色系の特徴を理解し、色を扱う際に、適切な表色系を選択し、それらを適切に扱えるようになる。 
授業計画
No 進度・内容・行動目標 講義 演習・その他 授業時間外学習
1. 本講義の目的と内容の説明
・「色彩学」についてのオリエンテーションを行う。
・参考書の紹介する。 
◯ 
   
2. 色を見るための三要素
・光、昼光
  回折により、白色光をスペクトルへ分離し、観察を行う。 
◯ 
   
3. 色の三色説と四色説
・色の三色説と四色説について、その歴史と生理学的基盤とともに解説する。 
◯ 
   
4. 色の混色
・グラスマンの法則について解説する。 
◯ 
   
5. 色の表記法(1)
 ・色名
 ・CIERGB表色系について解説する。 
◯ 
   
6. 色の表記法(2)
 ・CIEXYZ表色系について解説する。 
◯ 
   
7. 色の表記法(3)
 ・CIE表色系にて実際に色の計算を行う。 
 
ノートパソコンを持参   
8. 色の表記法(4)
 ・CIE表色系の応用について解説し、小テストを行う。 
◯ 
   
9. 色の表記法(5)
 ・カラーオーダーシステムについて解説する。 
◯ 
   
10. 色の表記法(6)
 ・小テストの解答について解説する。
色彩調和
 ・シュブルールの色彩調和について概説する。 
◯ 
   
11. 色差
 ・均等色度図、均等色空間について解説する。 
◯ 
   
12. カラーユニバーサルデザイン
 ・色覚の多様性とカラーユニバーサルデザインについて解説する。 
◯ 
   
13. 色覚情報処理と色の見え 
◯ 
   
14. 色再現と測色、測光 
◯ 
   
15. まとめ 
◯ 
   
授業以外での学習にあたって
テキスト
参考書
「色彩工学の基礎」池田光男(朝倉書店)、
「色彩工学」太田登(東京電機大学出版局)、
「色彩工学入門 -定量的な色の理解と活用ー」篠田・藤枝(森北出版) 
授業資料
授業の資料は配布しない。
ノートを各自とるようにすること。
また、ノートでは不十分だと思ったことは
参考書などを調べること 
成績評価
評価方法・観点 観点No.1 観点No.2 観点No.3 観点No.4 観点No.5 観点No.6 観点No.7 観点No.8 備考(欠格条件・割合)
 
◎ 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
◯ 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
◯ 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
◯ 
 
 
 
 
 
 
 
 
成績評価基準に関わる補足事項
ルーブリック
学習相談
メールまたは教員室への訪問により、随時、質問等を受け付ける。 
添付ファイル
授業担当者の実務経験有無
授業担当者の実務経験内容
その他
色彩は眼を開ければ見える身近なものであるが、その見え方は巧妙で複雑である。その巧妙で複雑な色彩の成立や色の見え方を理解するには、基礎事項から応用まで組織的な積み重ねの学習を必要とする。やむを得ない事情等により授業を欠席する場合は、欠席した講義部分を必ず補習しておくこと。 
更新日付 2016-03-30 21:23:10.748


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