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講義科目名 画像論演習 
科目ナンバリングコード DES-VCD3212J 
講義題目
授業科目区分 専攻教育科目 Specialized Education 
開講年度 2016 
開講学期 前期 
曜日時限 前期 木曜日 3時限
必修選択 選択 Elective 
単位数 2.0 
担当教員

米村 典子

開講学部・学府 芸術工学部 
対象学部等 芸術工学部 画像設計学科 Department of Visual Communication Design 
対象学年 学部3年 Undergraduate third grade 
開講地区 大橋地区
使用言語 日本語(J) 
使用言語
(自由記述欄)
教室  
その他
(自由記述欄)



授業概要
芸術コレクションと展示空間の成立と変遷について歴史的に検討することにより,美術館や展覧会場は中立的空間ではなくコレクターや制作者や企画者に左右されること,作品という概念すらも時代や地域や文化に影響を受けていることが明らかになるだろう.さらに,そうした認識に基づき,近年開催された展覧会をコレクションと展示という観点から検討し,カタログやチラシを通して展覧会のコンセプトの視覚化について考察する.最後に,受講者自身も自らのコレクション・展示体験を通して授業に参加することを求められる.これまでの授業を通して考えたことを架空展覧会という形で企画し,そのチラシを作成し,発表する. 
In this class, by examining origins of art collections and history of exhibition space, we will discuss on the character of the museum and its exhibition politics, and their universality and locality. At the middle and end of semester, students are required to make presentations on the topics given on both collection and museum. 
キーワード
コレクション,美術館,展覧会,展示 
授業形態
(項目)
授業形態
(内容)
使用する教材等
履修条件等
受講希望者が適切な授業ができる人数を超えると判断した場合は,受講を制限し,画像設計学科生を優先する. 
履修に必要な知識・能力
到達目標
No 観点 詳細
1. 主体的学修  講義を通して新しい知識を身につけ,積極的に課題に取り組む. 
2. 独自の考察  授業内容をよく理解した上で,独自の観点から物事を検討する. 
3. 表現能力  独自の考察内容を,プレゼンテーションなどで論理的かつ明快に伝える. 
授業計画
No 進度・内容・行動目標 講義 演習・その他 授業時間外学習
1. オリエンテーション:授業方針説明,予定提示など. 
 
   
2. コレクション考:何かを集めることについて考察する. 
◯ 
   
3. コレクションと価値:集めたものにいかにして価値が生じるかを考察する. 
◯ 
   
4. コレクションの命:コレクションの継続およびその終焉を巡って考察する. 
◯ 
   
5. アーカイヴ:コレクションとアーカイヴの概念について検討する. 
◯ 
   
6. アーカイヴとアート:アーカイヴ概念を援用した美術について紹介,検討する. 
◯ 
   
7. 中間発表会:あらかじめ提示されたキーワードに基づく課題を各自発表する. 
 
課題発表・講評   
8. 中間発表会:あらかじめ提示されたキーワードに基づく課題を各自発表する. 
 
課題発表・講評   
9. 展示場としての美術館:近代以前の美術館の成立にいたる流れを,展示の観点から検討する. 
◯ 
   
10. 驚異の部屋から美術館へ:近代の美術館の誕生から現在に至る流れを検討する. 
◯ 
   
11. 展示のスタイル:近代以降の美術館の展示空間について考察する. 
◯ 
   
12. 展示の政治性1:コレクションへの情熱だけで語ることは出来ない展示空間の政治性を考察する. 
◯ 
   
13. 展示の政治性2:コレクションへの情熱だけで語ることは出来ない展示空間の政治性を考察する.  
◯ 
   
14. 最終発表会:これまでの授業内容に基づき,各自の課題を発表する. 
 
課題発表・講評   
15. 最終発表会:これまでの授業内容に基づき,各自の課題を発表する. 
 
課題発表・講評   
授業以外での学習にあたって
テキスト
なし.プリントを配布する. 
参考書
授業中に適宜紹介する. 
授業資料
成績評価
評価方法・観点 観点No.1 観点No.2 観点No.3 観点No.4 観点No.5 観点No.6 観点No.7 観点No.8 備考(欠格条件・割合)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
◎ 
◎ 
◎ 
 
 
 
 
2回のプレゼン.各30%,合計60% 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
◯ 
 
 
 
 
30% 
受講態度 
 
 
 
◯ 
 
 
 
 
10% 
成績評価基準に関わる補足事項
ルーブリック
学習相談
適宜受け付ける. 
添付ファイル
授業担当者の実務経験有無
授業担当者の実務経験内容
その他
更新日付 2016-04-01 21:46:39.857


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