講義科目名		アクチュアリ数理
講義題目		生命保険数学
授業科目区分		MMAコース
開講年度		2016
開講学期		前期
曜日時限		前期 火曜日 ３時限
必修選択		選択
単位数		2
担当教員		斎藤　新悟
開講学部・学府		数理学府
対象学部等		数理学府
対象学年		修士１年　修士２年
開講地区		伊都地区
その他 （自由記述欄）		※【4月13日追記】 ・数理学府学生の健康診断のため，4月19日（火）の授業は休講とします。 ・4月26日（火）以降の授業はC-512中講義室で行います。

履修条件		特になし。
授業概要		アクチュアリーとは何か，に関しては日本アクチュアリー会の アクチュアリーについて( http://www.actuaries.jp/actuary/ )をご覧ください。 簡単にまとめると，アクチュアリーとは「保険や年金，金融などの多彩なフィールドで活躍する“数理業務のプロフェッショナル”」であり，アクチュアリーになるためには日本アクチュアリー会が実施する資格試験に合格する必要があります。 今年度のアクチュアリ数理の授業は生命保険数学を扱います。  The Society of Actuaries defines an actuary as "a business professional who analyzes the financial consequences of risk." https://www.soa.org/about/about-what-is-an-actuary.aspx In order to qualify as an actuary, one needs to pass a series of examinations. For details of the Japanese examination system, see the following page by the Institute of Actuaries of Japan: http://www.actuaries.jp/english/info/examination.html This course will introduce students to the basics of life insurance mathematics.
全体の教育目標		アクチュアリーとして必要な数理的知識の基礎を習得する。
個別の教育目標		生命保険数学の基礎的な概念を理解し，アクチュアリー記号を使いこなして具体的な計算を遂行できる。
授業計画		第1回：金利計算，生命関数（その1） 第2回：生命年金（その1） 第3回：終身保険，生存保険，定期保険，養老保険（その1） 第4回：責任準備金（その1） 第5回：問題演習 第6回：中間試験 第7回：金利計算，生命関数（その2） 第8回：生命年金，終身保険，生存保険，定期保険，養老保険（その2） 第9回：責任準備金（その2） 第10回：連生生命確率 第11回：連生生命に関する年金・保険 第12回：営業保険料 第13回：多重脱退，死亡・就業不能脱退残存表 第14回：問題演習 第15回：期末試験
キーワード		金利計算，生命関数，生命年金，終身保険，生存保険，定期保険，養老保険，責任準備金，連生生命確率，営業保険料，多重脱退，死亡・就業不能脱退残存表
授業の進め方		講義は板書で進めます。適宜プリントを配付します。
テキスト		なし。
参考書		・二見隆『生命保険数学』（生命保険文化研究所） 市販されていませんので，購入を希望される場合は http://www.actuaries.jp/book/ からお申し込みください。 ・山内恒人『生命保険数学の基礎：アクチュアリー数学入門』（東京大学出版会） その他，講義中にいくつか紹介します。
学習相談		随時受け付けます。 研究室：センター3号館3503号室（九大ゲートブリッジの向こう側です） メールアドレス：zssaito@artsci.kyushu-u.ac.jpa（最初のzと最後のaは削除してください）
試験／成績評価の方法等		中間試験，期末試験，レポートを基に評価します。
その他		基本的にアクチュアリーを目指す学生さんを念頭において講義を行いますが，もちろんそうでない方が受講されても全く構いません。 日本アクチュアリー会資格試験情報 ( http://www.actuaries.jp/examin/info.html ) 日本アクチュアリー会資格試験過去問 ( http://www.actuaries.jp/lib/collection/ ) 日本年金数理人会能力判定試験過去問 ( http://www.jscpa.or.jp/become/test/past/ )
添付ファイル
更新日付