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講義科目名 グローバルPBLプログラム 
科目ナンバリングコード KED-GES1241J 
講義題目
Global PBL Program 
授業科目区分 総合科目 General Subjects 
開講年度 2016 
開講学期 後期 
曜日時限 後期集中 その他 その他
必修選択  
単位数 2.0 
担当教員

谷川 徹

開講学部・学府 基幹教育科目 
対象学部等  
対象学年  
開講地区 大橋地区
使用言語 日本語(J) 
使用言語
(自由記述欄)
教室  
その他
(自由記述欄)
【複数担当教員】平井 康之 



授業概要
本講義はフィンランドのアールト大学と国際連携して行うPBL方式の授業である。アールト大学と同一テーマで同時開講し、デザインの手法を活用して、将来における社会課題の具体的解決案を提案する。場所は異なるが、海外の学生とともに同一テーマの解決検討を進めることにより、社会の理解、国際感覚、洞察力、創造力、課題解決力の向上を目指す。数ヶ月間にわたる週末数回を使ったワークショップで構成、途中2度に亘りアールト大学メディアラボのカーリハンス・コモネン所長の指導を受ける。最後にヘルシンキで開催される報告会で発表、評価を受ける。
テーマは”Redesign of Society"で、一世代先(2040年頃)の将来において、持続的かつ望ましい社会を形成するためのアイデアと実現方策を提案する。昨年度のサブテーマは“Ageing”。 
This class is cooperated by Aalto University, Finland. The theme of the class is “Redesign of Society”. In this class, students learn how to realize the desirable future using design methodology. Project Based Learning (PBL) and group work is the teaching style.
Aalto University operates the same theme class at the same timing. Dr. Kari-Hans Kommonen, founder of this class come to Fukuoka twice to teach Japanese students. In the last stage of this class, students visit Aalto University and have joint class with Aalto. 
キーワード
デザインフィクション、アントレプレナーシップ、ソーシャル、ユートピア、シナリオ 
授業形態
(項目)
授業形態
(内容)
使用する教材等
履修条件等
履修に必要な知識・能力
ある程度、英語でのコミュニケーションができること。 
到達目標
No 観点 詳細
1. A:知識・理解   
2. B:専門的技能   
3. C:汎用的技能   
4. D:態度・志向性   
5. 授業目的  ・ 国際間で共通のテーマを共有/議論することによるグローバル感覚の醸成
・ ビジュアル・コミュニケーション手法の理解
・ イノベーション創出に関するデザイン手法(デザインフィクション等)の理解
・ 課題の分析から課題解決提案にいたるシナリオ作成プロセスの学習
・ 大きくかつ長期的な社会課題を理解し、その解決策を構想・具体化するスキルの醸成 
6. 到達目標  市民社会の課題に関し、デザイン思考やPBLというプロセス技法を用いて、具体的な解決や価値実現に向けたイノベーション能力の醸成を図る。 
授業計画
No 進度・内容・行動目標 講義 演習・その他 授業時間外学習
1. 以下の内容でワークショップを行う予定。

第1回 イントロダクション:課題、全体のプロジェクトの進め方・調査観察手法説明、演習。
第2回 アールト大学/カーリハンス・コモネン教授ワークショップ:フォローアップ:個人ベースの調査観察結果のシェアと、今後の方向の確認。グループワークの進め方と方向の説明。演習。(2日間)
第3回 グループワーク結果のシェアと今後の方向の説明。演習。ビジュアルなコミュニケーション手法講演。
第4回 フォローアップ:グループベースの検討結果のシェアと今後の作業の確認
第5回 カーリハンス・コモネン教授ワークショップ:提案内容のシェア、検討/共有。今後の作業(仮説、ストーリー作り)の説明/確認(2日間)
第6回 フォローアップ:最終提案の確認とシェア
第7回 最終プレゼンテーション(現地:ヘルシンキ/アールト大学にて実施*)
                  *経費補助有り
開講日程:時間は 原則として10:00-18:00(全日の場合)、10:00-12:00(半日の場合)
10/5(夕)説明会、10/15(午前)、10/29,10/30,(全日)、11/26,11/27(全日)、12/18(午前)、1/21,1/22(全日)、2/11(半日)、2/21-23(予定:全日)    
場所:大橋キャンパス。2/21-23はヘルシンキ(アールト大学) 
 
   
授業以外での学習にあたって
本授業はグループ毎にプロジェクトを進めるので、授業以外でのグループメンバー同士の意見交換や共同作業が発生する。 
テキスト
参考書
適宜配布。アールト大学と共有するWiKiと言うサイトにて参考情報を提示する。 
授業資料
成績評価
成績評価基準に関わる補足事項
出席を重視する。また終了時にレポート提出を求める。 
ルーブリック
学習相談
随時受け付ける。 
添付ファイル
授業担当者の実務経験有無
授業担当者の実務経験内容
その他
谷川徹教授 092-802-6068 tanigawa@qrec.kyushu-u.ac.jp

学部基幹教育の総合科目として提供されるが、大半の学府でも単位認定されるので、大学院生の積極的な参加を奨励する。詳細は各学府の教務課で確認のこと。
但し統合新領域学府の学生が履修を希望する場合は、指導教員の事前許可が必要となる。

本授業は、芸術工学府デザインストラテジー専攻科目「グローバルデザインプロジェクト」との連携講義であり、授業全体の定員は20名で、原則として上記芸術工学府専攻科目受講生を含む芸術工学府・学部より10名、その他全学の学府生・学部生より10名を受講させる予定。

全学からの履修希望者が10名を超過する場合は、受講者の多様性を勘案して選考する。
履修希望の募集・受け付け連絡は、9月中旬に全学一斉メールとQRECのホームページ上で行う。
履修受付も芸術工学府の学生を含め、QRECホームページ上で行うので注意すること。
 
なお本授業は、文部科学省グローバルアントレプレナー育成促進事業(EDGEプログラム)の支援を受けて実施され、また海外渡航に関しては一定額(数万円)の経費を補助予定。 
更新日付 2016-10-06 09:24:25.433


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