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講義科目名 課題協学A 
科目ナンバリングコード KED-ICL1111J 
講義題目
授業科目区分 課題協学科目 Interdisciplinary Collaborative Learning of Social Issues 
開講年度 2016 
開講学期 前期 
曜日時限 前期 木曜日 3時限
前期 木曜日 4時限
必修選択  
単位数 2.5 
担当教員

岡本 剛

開講学部・学府 基幹教育科目 
対象学部等  
対象学年  
開講地区 伊都地区
使用言語 日本語(J) 
使用言語
(自由記述欄)
教室 1401, 1402, 1403, 2404(合同) 
その他
(自由記述欄)
【複数担当教員】鏑木 政彦、丸山 マサ美 



授業概要
この科目では専門分野の異なる3名の教員が一つのクラスを担当し、各々異なった視点から、教室テーマに沿い、かつ、グループ学習に適した題材(協学課題)を提供します。授業ではみなさんが協学課題を考えるために必要となる講義に加えて個人演習やグループ作業を実施し、幅広い視野をもって問題を発見する姿勢や問題の解決を目指して学び続ける態度と技能、専門を異にする他者と協働できる能力を養うことを目的としています。 
In this subject, three professors with different areas of expertize take turns in teaching the three classes. Each professor presents cooperation challenges from his or her point of view related to the classroom theme they provide. In addition to listening to a lecture that helps them to understand the cooperation challenges, students do individualized tasks and group works as well. This subject aims to cultivate a positive attitude to discovering problems from a wide perspective, resoluteness and skills to continue learning to solve the problems, and the ability to cooperate with others with different specialties. 
キーワード
死生観、宗教、倫理学、脳科学、医工学
課題(1):古代の宗教、人生観、世界観
課題(2):医療倫理学、生命倫理学、環境倫理学
課題(3):脳の中の生と死、再生医療、医工学、人工知能、2045年問題 
授業形態
(項目)
授業形態
(内容)
使用する教材等
履修条件等
特になし 
履修に必要な知識・能力
特にないが、以下のような姿勢で取り組むのが望ましい。







・図書やインターネットを活用して情報を収集する







・他者と協力して建設的に意見を交換する







・さまざまな社会問題に広く関心を持つ 
到達目標
No 観点 詳細
1. A協学課題の理解力  成果物を作成するために、適切に課題の趣旨を理解することができる。 
2. B協学課題の分析力  成果物を作成するために、適切に課題の内容を分析することができる。 
3. C到達解の表現力  成果物を作成するために、適切に自分の考えを表現することができる。 
4. D協働作業への貢献  ・マナーを持ってグループ活動に参加できる。







・他者と協力し、定められた時間を有効に利用して活動できる。 
授業計画
No 進度・内容・行動目標 講義 演習・その他 授業時間外学習
1. この授業は基本課題「生命を考える」に基づいて構成されており、課題協学Aに属しています。

教室テーマは
 『死と生』-宗教・倫理・科学の視点から-
であり、「死ぬとはどういうことか、生きるとはどういうことか」について学び、調べ、考え、話し、纏め、発表してもらいます。この教室テーマは一見重いかもしれませんが、今を生きる私たちにとって根源的なものです。『死と生』というタイトルには、死から生へのベクトルを意識し、「よりよい生」に活かすために「死」について考える、という思いを込めています。

本教室テーマでは、以下の協学課題
(1) 宗教から考える
(2) 医療倫理学から考える
(3) 脳科学・医工学から考える
について授業を進めます。それぞれ以下に説明するような観点・アプローチから、「死と生」という共通の主題に取り組みます。 
◯ 
グループ作業   
2. 【協学課題(1)】 宗教から考える(鏑木 政彦)

この課題では、「死と生」に関する人類の思想の営みがもっとも凝縮している「宗教」の視点からテーマを掘り下げていきます。

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【内容】
まず第1に、仏教とキリスト教をとりあげて、それぞれの聖典の中の代表的なテキストを取り上げ、宗教的な思考法やそれぞれの死生観を学びます。さらに、宗教に典型的に表現されてきた死生観は、文学などをとおして現代の私たちの生活の中にも伝えられています。そこで第2に、現代の作家や批評家のテキストを通して、現代人の死生観の解釈に取り組みます。これらの作業をとおして、私たち自身の死生観を深めるとともに、現代世界における多様な死生観への理解力を高めます。

【ミニ講義】
ミニ講義では、宗教やその死生観を理解するための基本的な知識やフレームが提示され、テキスト解釈のための基礎知識を身につけます。

【グループ作業】
グループ作業では、共通テキストの解釈に共同で取り組み、自分とは異なる考えに耳を傾けそれを理解する態度と、グループとしての考えを共同にまとめる技法を学びます。

【成果物と成果発表】
最終的には、授業での作業をもとにしたグループプレゼンと個人レポートを成果として提出します。 
◯ 
グループ作業  【第1週終了~第2週開始まで】
・TEDの視聴と内容のまとめ、感想、授業内容と関連等を記述。

【第2週終了~第3週開始まで】
・TEDの視聴と内容のまとめ、感想、授業内容と関連等を記述。

【第3週終了~第4週開始まで】
・グループのプレゼンの準備
・スライドの枚数は表紙、参考文献表を入れて、10枚程度。他の学生考えてもらいたい問いを出して終わる。
・プレゼンの発表時間は、10分。

【第4週終了~】
・授業レポートの提出(翌週の水曜日まで) 
3. 【協学課題(2)】 宗教から考える(丸山 マサ美)

この課題では、医療倫理学の観点で、死と生に向き合うことを目的として、規制の価値観への懐疑や先端医療技術への批判を広く考えてみます。そのために、授業では、医療倫理学(Bioethics&Medical Ethics) の成立の背景、概念など、簡単に紹介し、医療倫理学・生命倫理学・環境倫理学の問題をさまざまな角度から考える機会を設け、各自の調査・グル-プ内の議論、最終報告会を通した学際的視点から各自の関心領域における問題提示・解釈・考察を導き出します。

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【班活動の役割分担】
・リーダー、サブリ-ダ-(まとめる)
・ファシリテータ(自分の意見は控えて仕切りに徹する)&タイムキーパ(5人班ではファシリテータが兼務)
・記録係(話し合いで出た意見を書いていく)&報告書作成係(4限の終わりに班活動記録を書いて提出)
・発表係(班活動の内容をクラス全体に口頭発表する)

【成果物と成果発表】
PCスライド(Power Point)を作り、スライドプレゼンテーションを行う。 
◯ 
グループ作業  【第1週終了~第2週開始まで】
・授業中に決定した個人テーマに関して、インターネットや図書などで情報を収集する。
・次回、班内で1人3分程度話せるだけの材料を準備しておく。
・ウェブから電子データとしてコピーしたり、本の一部をコピーした場合は出典を明記しておくこと。
・PowerPoint等を使って、調べたことの概要をまとめておくと説明しやすい。
・資料は班の人数分プリントアウトしておくと良い。

【第2週終了~第3週開始まで】
・自分の担当調査内容に関して、インターネット、図書、教員へのインタビューなどで情報を収集する。
・PowerPointでまとめたり、プリントアウトしたりしておく。

【第3週終了~第4週開始まで】
・スライド未完成の班は、リーダーの呼びかけで集まり、スライドを完成させておく。
・各班発表練習をすること。 
4. 【協学課題(3)】 脳科学・医工学から考える(岡本 剛)

この課題では、脳科学や医工学の観点で、死と生に向き合うことを目的としています。そのために、授業では、脳の中でどのように「生と死と生」のサイクルが起こっているかについて、今までにわかっていることを、分子、細胞、神経回路、領野、脳・神経系の様々なレベルで調べ、議論していきます。また、その様々なレベルで、工学(=人間が創り出したモノ)を医学(=人間のカラダの構造、機能、診断、治療)に応用する医工学研究についても調べ、議論していきます。

毎回の授業では、ミニ講義、個人活動、班活動を行います。班活動が最も重要となります。

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【班活動】
5~6人で1つの班を作ります(班分けは担当教員が決定します)。各班で学生は次のどれかの役割に必ずついてもらいます。
・リーダー(まとめる)
・ファシリテータ(自分の意見を控え、班活動を盛り上げて進行する)
・板書係&発表係(話し合いで出た意見をホワイトボードシートに書く。また、班活動の内容をクラス全体に口頭発表する。6人班ではわける)
・班日誌係(毎週、4限の終わりに班日誌をMaharaの班ページに記入する)
・みつば係(M2Bシステムの整備・サポート)

【毎週の提出物と宿題】
・毎週、4限の終わりに個人日誌をMaharaの班ページに記入する。
・次回の授業までに、所定の宿題をMaharaの班ページに記入する。

【最終成果物と成果発表】
模造紙に手書きでポスターを作成し、フリートーク形式(模擬学会形式)のポスターセッションを行います。

【第1週】
「死と生」に関する脳科学、医工学の基本事項について学びます。班活動を通して、班テーマ、個人の担当部分を決定します。

【第2週】
班テーマに関して各自が調査したことを持ち寄り、班で話し合います。「死と生」について、脳科学的にどこまでわかっていて、医工学的にどこまで応用されているか、よりよい生のためにさらに何ができれば良いか、のストーリーの骨格を作ります。ポスターを作り始めます。

【第3週】
図書、論文、インターネットなどを通して情報収集を行い、ストーリーに肉付けをします。その内容を班活動でまとめ、ポスターを完成させます。

【第4週】
ポスターセッションによる模擬学会発表を行います。投票して優秀ポスターを決めます。 
◯ 
グループ作業  【第1週終了~第2週開始まで】
・授業中に決定した個人テーマに関して、インターネットや図書などで情報を収集し、Maharaの班ページに記入する(3分程度話せるだけの材料)。
・次回の冒頭で、報告してもらいます。
・ウェブから電子データとしてコピーしたり、本の一部をコピーした場合は出典を明記しておくこと。
・ハンドアウト(印刷した紙媒体資料)を作る場合は、班の人数分プリントアウトしておくと良い。

【第2週終了~第3週開始まで】
・自分の担当調査内容に関して、インターネット、図書、教員へのインタビューなどで情報を収集し、Maharaの班ページに記入する。
・ポスターの材料となるものを積極的に探すこと。
・ウェブから電子データとしてコピーしたり、本の一部をコピーした場合は出典を明記しておくこと。
・ポスター用の説明文の下書きをしておくとよい。

【第3週終了~第4週開始まで】
・ポスター未完成の班は、リーダーの呼びかけで集まり、必ずポスターを完成させておくこと。
・3分でポスター全体を説明できるセリフを作り、Maharaの班ページに記入しておくこと。
・各自発表練習をしておくこと。 
授業以外での学習にあたって
宿題の結果を題材にして個人演習やグループ討論を進めることがしばしばあるため、宿題を忘れないようにすること(宿題を忘れるとグループの他のメンバーにも迷惑をかけてしまうことを肝に銘じておく)。 
テキスト
参考書
授業資料
成績評価
評価方法・観点 観点No.1 観点No.2 観点No.3 観点No.4 観点No.5 観点No.6 観点No.7 観点No.8 備考(欠格条件・割合)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
◯ 
◯ 
◯ 
 
 
 
 
 
30% 
 
 
 
◯ 
◯ 
 
 
 
 
20% 
 
◯ 
◯ 
 
◎ 
 
 
 
 
50% 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
その他(自由記述1) 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
その他(自由記述2) 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
その他(自由記述3) 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
成績評価基準に関わる補足事項
ルーブリック
学習相談
担当教員に適宜電子メール等で連絡すること。

・担当教員の連絡先(電子メールアドレス)

鏑木 政彦:kaburagi●scs.kyushu-u.ac.jp
丸山 マサ美:masami●med.kyushu-u.ac.jp
岡本 剛:okamoto●artsci.kyushu-u.ac.jp
(●を@に変更)

・担当教員に電子メールを送る際は、事前に下記ページをよく読み、マナーを守って送ること。
http://www.artsci.kyushu-u.ac.jp/~okamoto/pi-lecture.html 
添付ファイル
その他
グループ討論の形式にどうしてもなじめない学生は早目に担当教員へ申し出てください。 
更新日付 2016/03/30 17:35


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