授業概要
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このクラスの前半では、「行為〜パフォーマンス」を通じて、「音感」や「身体」、それに「環境」をめぐる領域を実践的に深めていきます。まず、身体と行為(performance)、音の関係を考えるうえで、「楽譜」のもつ意味を問い直してみます。そして、さまざまな図形や指示(instruction)による楽譜を紹介しながら、実際にそのような楽譜を作成し、演奏することによって、行為がもつ多様性を考えてみます。さらに、その延長として、ジョン・ケージやポーリン・オリヴェロス、フルクサスのアーティストたち作品も体験してみます。 後半では、集中講義の形態で2つの演習が用意されています。ひとつは、日本の古来からの伝統音楽のひとつである雅楽。もうひとつは、インドネシアの伝統音楽であるガムランです。これらのアジアの民族的な音楽による声の作法や楽器との関わりを通じて、あらたな音の「感性」を気づく場を設けます。そして、われわれの身体にしみこんでいる近代西欧の音楽システムを相対化しながら、あらたな発想のなかで音がもつ可能性が模索されます。
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キーワード
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楽譜を作る/身体と民族性/西欧を越える音楽システム/リスニング
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履修条件等
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履修に必要な知識・能力
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到達目標
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授業計画
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No
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進度・内容・行動目標
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講義
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演習・その他
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授業時間外学習
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1.
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<授業スケジュール+おもな内容> 【藤枝】 ■ガイダンス <通常授業> 10月08日(木) 3時限 (322) 楽譜から思考する身体、パフォーマンス ■楽譜をつくる <通常授業> 11月05日(木) 3+4時限 (特殊棟スタジオ) 楽譜の多様性を知る <通常授業> 11月12日(木) 3+4時限 (特殊棟スタジオ) 楽譜をつくる <通常授業> 11月26日(木) 3+4時限 (特殊棟スタジオ) 楽譜を演奏する <通常授業> 12月03日(木) 3+4時限 (特殊棟スタジオ) フルクサス・イベントを実践する <集中講義> 12月06日(日) 3+4+5時限 (特殊棟スタジオ) 公開パフォーマンス <通常授業> 12月17日(木) 3+4時限 (特殊棟スタジオ) >>14時スタート まとめ
【石川】 日本の伝統的な声の音楽を通して、身体を響かせる体験や、その響きの背景にある古来からの音楽理論を知る。 ・神楽歌(かぐらうた)や催馬楽(さいばら)などの歌物(うたもの)について ・歌物に使われる楽譜「博士(はかせ)」の理解 ・雅楽の楽器である「笙」による澄んだ和音の体験と、その音律の解明 ・歌物の記譜法に基づきながら、自由なテキストによる作曲の試み <集中講義> 01月23日(土) 3+4+5時限 (特殊棟スタジオ) <集中講義> 01月24日(日) 2+3+4時限 (特殊棟スタジオ)
【森重】 インドネシア・ジャワのガムラン楽器を使用して、西洋音楽とは異なる音楽システムについての理解と、五線譜を使わない音楽作りを実践的に体験する。 ・ガムランについての概説と楽器の紹介 ・やさしい古典曲による実際の楽器を使った実習 ・各楽器のより複雑な奏法を学ぶ ・ガムランの楽譜の仕組みの解明 ・集団即興的な音楽作りを体験 <集中講義> 02月6日(土) 3+4+5時限 (特殊棟スタジオ) <集中講義> 02月7日(日) 2+3+4時限 (特殊棟スタジオ)
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授業以外での学習にあたって
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テキスト
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参考書
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授業資料
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成績評価
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評価方法・観点
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観点No.1
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観点No.2
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観点No.3
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観点No.4
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観点No.5
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観点No.6
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観点No.7
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観点No.8
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備考(欠格条件・割合)
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学期末試験
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小テスト
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レポート
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◎
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発表(プレゼン・スピーチ)
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◯
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授業への貢献度
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◎
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作品
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出席
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◎
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成績評価基準に関わる補足事項
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ルーブリック
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学習相談
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その他
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更新日付
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2015-11-09 10:57:12.0
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