授業概要
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「システム工学」の目的は、簡単に言えば、システムの記述や解析や設計を行うための理論的方法を研究することである。しかし、ここで、一言で「システム」と言っても、コンピュータや航空機のような精密機械、都市の交通体系や防災システム、様々な人間の集団からなる組織、体内の免疫システム、等、その規模や形態は実に多種多様である。従って、これらの研究には、工学のみならず、数学、物理学、生物学、経済学、経営学、社会心理学、コンピュータ・サイエンス、等、様々な分野が関わっている。さらに、数学のみに限っても、確率論、統計数学(数理統計学)、計画数学(数理計画法)、計算数学、情報数学、微分方程式論、等を用いた種々のアプローチの方法がある。この講義では、これらの中から、特に、確率論および統計数学からのアプローチに重点を置いて紹介する。 主な内容は、確率論のシステム工学への応用、待ち行列の理論、乱数とシミュレーション、等である。詳細は、「授業計画」を参照のこと。
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キーワード
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確率論、ベイズの定理、ポアソン分布、指数分布、待ち行列の理論、乱数、シミュレーション
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履修条件等
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履修に必要な知識・能力
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1.数理的・論理的思考力。 2.授業内容を理解し身に付けようとする熱意・意欲。 3.大量の板書を書き写す根性。
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到達目標
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No
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観点
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詳細
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1.
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基本的概念の理解と習得
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システム工学の研究において有効な道具となる確率、条件付確率、ベイズの定理、確率変数、確率分布、ポアソン分布、指数分布、待ち行列の理論、乱数とシミュレーション、等に関する基礎概念を理解し習得することを目標とする。
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授業計画
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No
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進度・内容・行動目標
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講義
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演習・その他
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授業時間外学習
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1.
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下記は、あくまで「計画」であって、状況によっては変更もあり得る。
第1回 序論:システム工学について、授業の内容・方針の説明、等。 第1回~第7回 確率論と、そのシステム工学への応用:確率、条件付確率、ベイズの定理、確率変数、確率分布、ポアソン分布、指数分布等について、システム工学への応用例を交えて解説する。 第8回~第13回 待ち行列の理論:システム工学における重要な手法の一つである「待ち行列の理論」について解説する。 第14回~第15回 乱数とシミュレーション:乱数の発生の方法、乱数を用いたシミュレーションの方法、それらの具体的問題への応用について。 第16回 学期末試験。
【重要!】授業への欠席が6回以上の者には学期末試験の受験を認めない。仮に、欠席が6回以上の者が学期末試験を受験していても、その者は(答案の内容に関係なく)自動的に0点とする。
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◯
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テキストは用いないので、「予習」は困難であるから、「復習」が重要である! 毎週、講義ノートを読み返して復習を行って、確実に理解していくこと! そうしないと、だんだん、授業についていけなくなること、マチガイナイ!
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授業以外での学習にあたって
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大学では、高校までと違って、特に宿題等が出されなくても、いちいち「復習しなさい」等と言われなくても、各自、自主的に復習を行うべきであり、それが大学生としての当然の務めである(と信じている)。
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テキスト
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参考書
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授業資料
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成績評価
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評価方法・観点
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観点No.1
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観点No.2
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観点No.3
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観点No.4
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観点No.5
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観点No.6
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観点No.7
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観点No.8
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備考(欠格条件・割合)
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学期末試験
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◎
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70%~80%の予定。【重要!】授業への欠席が6回以上の者には、学期末試験の受験を認めない。
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小テスト
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レポート
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発表(プレゼン・スピーチ)
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授業への貢献度
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作品
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出席
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◯
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20%~30%の予定。
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成績評価基準に関わる補足事項
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【重要!】授業への欠席が6回以上の者には、学期末試験の受験を認めない。仮に、欠席が6回以上の者が学期末試験を受験していても、その者は(答案の内容に関係なく)自動的に0点とする。 ●授業への欠席が5回以下の者に対してのみ、学期末試験の受験を認めて、上記の2つの総合得点で成績を評価する。 ●ただし、ウェートの大きさは、あくまで「予定」であって、状況に応じて、若干の変更はありうる。 ●授業への欠席が5回以下の者に対してのみ、出席回数に応じた得点を与える。 【重要!】学期末試験では、教科書・ノート・参考書・カンニングペーパー・スマホ・ケータイ、その他、一切、見てはいけない! 【重要!】学期末試験では、学生証を持参すること!
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ルーブリック
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学習相談
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その他
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●黒板への板書を中心として授業を行う。 ●板書は、「(基礎学力に自信のない者も含めて)誰にでも理解できること」を目標にして、詳しく懇切丁寧に書くので、結果的に量が多くなる。しかし、多くの受講者にとっては、後で復習を行う際には、わかりやすくて助かるはずである。 ●毎年、学生への授業評価アンケートにおいて、一部の受講者から「板書の量が多すぎる」「説明が、くどい」等という不満が出るが、一方で、他の受講者からは、「板書が詳しく懇切丁寧だったので、復習を行う際には、わかりやすくて助った」という意見が多いのも事実である。受講者によって感じ方や要求が全く異なるという現実を理解していただきたい。 ●「板書の量が多すぎる」「説明が、くどい」等と思う者は、当然ながら、板書の全てを筆記する必要はない。
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更新日付
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2015-11-05 16:32:10.0
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