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授業科目の概要

科目名称 数理生物学 
講義題目
ゲノム・数理生物学 
科目ナンバリング・コード SCI-BIO3331J 
担当教員

佐々木 江理子

野下 浩司

更新日付 2021-05-10 11:18:01.945
授業科目区分 専攻教育科目 / Specialized Courses 
学部カテゴリ 理学部 
使用言語 日本語(J) 
対象学部等 生物学科 / Department of Biology 
対象学年 学部3年 / 3nd year undergraduate students 
必修選択 選択 / Elective 
単位数
開講年度 2021 
開講学期 前期 
曜日時限 前期 水曜日 2時限
教室 講義棟202 
開講地区 伊都地区



授業科目の目的・目標・履修条件について

授業科目の目的(日本語)
ゲノムは全ての生命と進化の基盤となる遺伝情報であり、ゲノム科学は生物学、工学、情報学の発展とともに目覚しい発展を遂げてきた。本講義では、ゲノムから私達が何を学ぶことができるのかを幅広く紹介するとともに、Rを用いた基本的なプログラミングを通して、ゲノムワイドな遺伝子発現解析などの生物学の研究に有用な知識を身につけることを目標とする。また、オンラインセミナーを取り入れ、ゲノム情報を活用した数理生物学の研究についても紹介する。 
授業科目の目的(英語)
In twenty-years after the first draft of the human genome was released, genome science has rapidly developed with large progress of biology, life technology, and computer science. What can genome tell us? This class introduces a broad range of topics about the latest genomics, including applied genetics and mathematical biology. Also, students will learn basic programming of R for drawing plots and transcriptome analyses. 
キーワード
Genome biology, mathematical biology, R, programing 
履修条件
Windows10あるいはMac OS X以降(10.12以降)のノートパソコンを持参すること。 
学位プログラムの学修目標 授業科目の到達目標(評価の観点)
SCI-BIO20:B-5.生物の進化や生態系の多様性について理解し説明できる。  A 知識・理解
ゲノム科学の基礎及び、数理生物学を含む幅広い生命科学分野でのゲノム情報の活用を理解する
B 専門的技能
ゲノムデータベースや統計解析プログラミングRの基礎操作を身につける 
SCI-BIO20:C-2-1.未知の問題を解決するために、専門性の高い生物学知識を統合的に活用することができる。  C 汎用的技能
ゲノムや形質などのデータ解析を通じて、データから生物学的な仮説を導き出すための基礎的な手法を身につける
D 態度・志向性
様々な生物学的な問いに対して論理的なアプローチを考え出す姿勢を身につける 

※学修目標と授業科目の結びつきの強さ

カリキュラム・マップ SCI-BIO20理学部生物学科 SCI-CHM20理学部化学科 SCI-EPS20理学部(府)地惑 SCI-INF20理学部物理学科情報理学コース SCI-MAT20理学部数学 SCI-PHY20理学部(府)物理
ルーブリック

授業科目の実施方法について

授業の方法
講義
演習
教授・学習法
一方向性の知識伝達型の教授・学習法
問題・課題解決型学習(PBL等)
遠隔授業
対面授業の形で実施する
遠隔授業の形で実施する
Moodleコース情報
コース設定あり
Moodleトップ画面(https://moodle.s.kyushu-u.ac.jp/course/index.php)
使用する教材
スライド資料
映像・音声資料(字幕なし)
教材の配布方法
Moodle/B QUBE
テキスト
授業計画 授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。
1単位あたりの学修時間(45時間)の内訳(目安)
(講義・演習の場合)授業内学修15時間、事前・事後学修30時間
(実験、実習および実技の場合)授業内学修30~45時間、事前・事後学修0~15時間
授業のテーマ 授業の内容(90分授業=2時間) 事前/事後学修の内容
1 ゲノミクス基礎1  ゲノムから何を学ぶことができるのか?   
2 データ解析基礎1  データ解析入門(Rでプログラミング)   
3 データ解析基礎2  データ解析入門(Rでプログラミング)   
4 ゲノミクス基礎2  遺伝情報、統計確率と形質   
5 ゲノミクス基礎3  ゲノムの再構築とアノテーション   
6 ゲノミクス基礎4  配列情報を使って生体分子情報を収集する   
7 ゲノミクス基礎5  ゲノムを比較するためには?   
8 ゲノミクス応用1  遺伝子発現と機能予測   
9 数理生物学セミナー1  ゲノム情報から個体群動態や生活史情報を推定する   
10 ゲノミクス応用2  ゲノムの多様性と形質の予測   
11 「かたち」の数理モデル1  理論形態学   
12 「かたち」の数理モデル2  形態測定学とフェノタイピング   
13 数理生物学セミナー2  生体分子情報とネットワーク   
14 数理生物学セミナー3  プランクトンとカタツムリから始める数理モデリング   
15 ゲノミクス応用3  ゲノムにコードされない遺伝情報は遺伝するのか?   

授業科目の成績評価の方法について

レポート
出席と授業の理解度を測るためのレポートの評点によって評価する 

授業科目に関する学習相談について

担当教員による学習相談
メールによる質問やオフィスアワーによって対応 
合理的配慮について
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行った上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)
修学上の合理的配慮の流れに関する部局HP https://www.sci.kyushu-u.ac.jp/student/support.html 


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