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講義科目名 エネルギー社会論 
講義題目
エネルギー分野における市場原理の活用 
授業科目区分 共通科目(General Courses) 
開講年度 2016 
開講学期 前期集中 
曜日時限 前期集中 その他 その他
必修選択 学府要項を確認のこと。(refer to the Guidelines for IGSES) 
単位数 1.0 
担当教員

服部 徹

開講学部・学府 総合理工学府 
対象学部等 総合理工学府(IGSES) 
対象学年 修士課程(Master’s Program) 
開講地区 筑紫地区
その他
(自由記述欄)



履修条件
特になし。 
授業概要
エネルギーと社会の関係を考える上で重要性を増す「市場原理の活用」の意義や課題を理解するために必要な経済学の考え方について学ぶ。その応用例として、電力の自由化が消費者や電力会社に与える影響について学ぶ。 
The students will learn about the basic theory of economics to understand the benefits of using market mechanism and the issues in practice, in line with its growing importance in the relationship between energy and our society. As a case study, the students will learn about liberalization of electricity industry and its impacts on consumers and electric power comapnies. 
全体の教育目標
エネルギーと社会の関係において、市場原理を活用する意義と課題について、経済学に基づいて理解できるようになる。 
個別の教育目標
主に電力の自由化を題材として、エネルギーの供給に市場原理を活用することで、社会にどのような影響がもたらされるのかについて、経済学の考え方に基づいて議論できるようになる。 
授業計画
第一部(一日目)において、市場原理に関する理論的基礎を学ぶ。「消費者の行動と需要曲線」、「生産者の行動と供給曲線」、「市場競争と効率性」
第二部(二日目)において、電力自由化を例に、電力産業と市場原理の関係を学ぶ。「電力産業に対する規制」、「消費者の選択肢の拡大」、「企業のビジネスチャンス」、「電力自由化の課題」 
キーワード
市場原理、経済学、エネルギー政策、電力自由化、電気料金 
授業の進め方
基本的に講義形式で進めるが、時々、グループで課題を議論してもらう。質問は随時受け付ける。
なお、一日目の最後に宿題を出し、二日目の講義開始時に提出してもらう。 
テキスト
講義当日に配布する。 
参考書
山内弘隆・澤昭裕「電力システム改革の検証」白桃書房
公益事業学会学術研究会・国際環境経済研究所「まるわかり電力システム改革キーワード360」日本電気協会新聞部 
学習相談
講義時間中随時受け付ける。 
試験/成績評価の方法等
筆記試験を二日目の最後に実施する。
試験は講義内容に関する小論文形式(4問程度)で出題する。

成績評価は、出席20%、宿題20%、筆記試験60% 
その他
添付ファイル
更新日付 2016-04-04 09:48:18.807


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