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講義科目名 放射線基礎 
講義題目
授業科目区分 専攻授業科目又は関連授業科目(major courses or related courses) 
開講年度 2016 
開講学期 前期後半 
曜日時限 前期後半 金曜日 1時限
必修選択 学府要項を確認のこと。(refer to the Guidelines for IGSES) 
単位数 1.0 
担当教員

渡辺 幸信

開講学部・学府 総合理工学府 
対象学部等 総合理工学府(IGSES) 
対象学年 修士課程(Master’s Program) 
開講地区 筑紫地区
その他
(自由記述欄)



履修条件
安全衛生教育を受講しておくこと 
授業概要
放射線物理や放射化学の基礎事項、放射線(荷電粒子、X線・ガンマ線、中性子)と物質との相互作用および放射線測定について講義する。放射線生物学の視点で放射線の人体に対する影響およびそのリスクについて述べ、放射線・放射性同位元素を使用する際の安全取扱や管理について講義する。最後に、医学、工学、農学等への多様な放射線利用について解説する。 
This lecture covers the basics of radiation physics and chemistry, interactions of radiation including charged particles, X-rays, gamma-rays, and neutrons with matter, and radiation measurements. Also the effects and of radiation on human body and its risk is discussed from the viewpoints of radiation biology. Finally, various radiations applications to medicine, engineering, and agriculture are reviewed. 
全体の教育目標
放射線・放射能に対するバランスの取れた総合的な科学的知識を習得することを学習目標とする。 
個別の教育目標
放射線や放射性同位元素に関する基礎知識を習得し、それらを用いた実験や実習を行う際の安全取り扱いや放射線・放射能の測定方法を学ぶ。放射線の人体への影響の知見に基づき、リスクについて考える。身の回りの放射線・放射能、医学、工学、農学等への多様な放射線利用についても理解を深める。 
授業計画
第1回: 放射線と放射能の基礎知識
第2回: 現代物理の基礎知識:相対論と量子論入門
第3回: 放射線と物質との相互作用(1) 荷電粒子、X線・ガンマ線
第4回: 放射線と物質との相互作用(2) 中性子
第5回: 放射線の測定方法
第6回: 放射線のリスクと放射線防護
第7回: 放射線や粒子ビームの様々な応用 
キーワード
放射線、放射能、放射性同位元素、安全、リスク、放射線防護、応用 
授業の進め方
講義形式 
テキスト
特になし。毎回、講義資料を配布 
参考書
多田順一郎、わかりやすい放射線物理学(オーム社出版)
鳥居寛之他、放射線を科学的に理解する(丸善出版)
日本アイソトープ協会編 はじめての放射線測定
柴田徳思編、放射線概論(通商産業研究社)
西澤邦秀編、放射線安全取扱の基礎(名古屋大学出版) 
学習相談
特に日時は指定しない。メール等で連絡して日時を事前相談すること。 
試験/成績評価の方法等
出席状況と課題レポートによる総合評価 
その他
添付ファイル
更新日付 2016-03-31 11:30:51.479


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