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講義科目名 電気理工学基礎 
講義題目
授業科目区分 専攻授業科目又は関連授業科目(major courses or related courses) 
開講年度 2016 
開講学期 前期後半 
曜日時限 前期後半 火曜日 1時限
前期後半 火曜日 2時限
必修選択 学府要項を確認のこと。(refer to the Guidelines for IGSES) 
単位数 2.0 
担当教員

花田 和明

中村 一男

稲垣 滋

開講学部・学府 総合理工学府 
対象学部等 総合理工学府(IGSES) 
対象学年 修士課程(Master’s Program) 
開講地区 筑紫地区
その他
(自由記述欄)



履修条件
基礎的な数学、電磁気学、電気回路 
授業概要
前期のクォーター制とし、第3四半期でプラズマの理解に欠かせない電磁気学の基礎を習得する。第4四半期で直流・交流回路、分布定数回路、過渡現象、電子回路について安全対策および電磁誘導対策を含む基礎的な考え方を整理し、毎回の演習(小試験)を通して実験の効率的かつ安全な実践能力を習得する。 
The purpose of the lecture is to study the basis of electromagnetics to understand plasma in the half of the lecture period. The other lecture period is taken to study direct-current, alternating-current circuits, distributed constant circuit, transient phenomena analysis and electronic circuit. In every lecture, a mini-exam is executed to make sure the contents of the lecture. 
全体の教育目標
先端エネルギー理工学で実施する研究に必要な電磁気学、電気回路、過渡現象、電子回路について安全対策および電磁誘導対策を含む基礎的な講義を行い研究の効率的かつ安全な遂行能力の教育を目標とする。 
個別の教育目標
授業計画
第1回(花田):Maxwellの方程式とプラズマの性質
第2回(花田):静電場 デバイ遮蔽とシース
第3回(花田):静磁場 粒子軌道、ドリフト、捕捉
第4回(花田):時間的に変化する電場 分極ドリフト、誘電率
第5回(花田):時間的に変化する磁場 磁気モーメント
第6回(稲垣):時間的に変化する電磁場 プラズマ中の波動
第7回(稲垣):プラズマ計測への応用(1)静電プローブ
第8回(稲垣):プラズマ計測への応用(2)干渉計
第9回(稲垣):直流回路(オームの法則)
第10回(稲垣):交流回路(ベクトル記号法、3相交流と電力、微分積分回路)
第11回(中村):分布定数回路(基礎方程式、同軸ケーブルと導波管)
第12回(中村):過渡現象(ラプラス変換)
第13回(中村):電子回路(半導体素子、アナログ回路、デジタル回路、Z変換)
第14回(中村):計測(テスター、他)、安全性(接地と絶縁)
第15回(中村):試験 
キーワード
変圧器、サイリスタ、電力、フィルター、同軸ケーブル、導波管、接地、絶縁 
授業の進め方
プリントを配付するか、LCDプロジェクタ等を使用する。 
テキスト
特になし。講義の際に資料を配布する。 
参考書
電気工学ハンドブック(電気学会)、d-bookシリーズ(電気書院)、数学辞典(岩波書店) 
学習相談
応用力学研究所核融合力学部門プラズマ表面相互作用分野
092−583−7984 
試験/成績評価の方法等
試験を実施し、演習(小試験)と併せて総合的に評価する。 
その他
演習では計算結果を数値的に求めることが多いので、電卓を持参すること。 
添付ファイル
更新日付 2016-04-04 16:21:59.58


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