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授業科目の概要

科目名称 地域健康社会学 
科目ナンバリング・コード KED-GES1221J 
担当教員

若林 真美

更新日付 2025-03-24 21:12:53.758
授業科目区分 総合科目 
学部カテゴリ 基幹教育科目 
使用言語 日本語(J) 
対象学部等  
対象学年 全学年 
必修選択  
単位数
開講年度 2025 
開講学期 春学期 
曜日時限 春学期 水曜日 4時限
教室  
開講地区 伊都地区



授業科目の目的・目標・履修条件について

授業科目の目的(日本語)
より良い地域社会を築くうえで、個々の健康づくり及びウェルビーイングな地域づくりを、健康と地域社会のつながりの視点から学ぶ。 
授業科目の目的(英語)
To build local communities, students will learn about individual health promotion and how to create a well-being community from the perspective of the connection between health and the local community. 
学位プログラムの学修目標 授業科目の到達目標(評価の観点)
A-1. (主体的な学び)深い専門的知識と豊かな教養を背景とし、自ら問題を見出し、創造的・批判的に吟味・検討することができる。
A-2. (協働)多様な知の交流を行い、他者と協働し問題解決にあたることができる。 
1. 一人ひとりの人間を多角的に理解することができる。
2. 人間の尊厳と権利を擁護する上での健康課題とその関連要因に気づくことができる。
3. 地域社会の中での健康の諸課題へ対応するため、課題とその対応を理解し、自分事として考察することができる。 
   

※学修目標と授業科目の結びつきの強さ

カリキュラム・マップ  
ルーブリック

授業科目の実施方法について

授業の方法
講義
演習
教授・学習法
一方向性の知識伝達型の教授・学習法
グループ・ディスカッション
グループワーク・ペアワーク
プレゼンテーション
遠隔授業
対面授業の形で実施する
Moodleコース情報
コース設定あり
Moodleトップ画面(https://moodle.s.kyushu-u.ac.jp/course/index.php)
使用する教材
スライド資料
教材の配布方法
Moodle/B QUBE
テキスト
特になし 
参考書等
適時紹介する。 
授業計画 授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。
1単位あたりの学修時間(45時間)の内訳(目安)
(講義・演習の場合)授業内学修15時間、事前・事後学修30時間
(実験、実習および実技の場合)授業内学修30~45時間、事前・事後学修0~15時間
授業のテーマ 授業の内容(90分授業=2時間) 事前/事後学修の内容
1 健康とグローバリゼーション  ①科目の目的と内容を知る
②教員、受講生のことを知る
③各回の課題、最終グループプレゼンテーションについて理解する 
事前学修:コロナ禍によって変化した自分の生活や行動について3つ以上あげ、指定用紙(A4の1枚)にまとめる。
事後学修:事前学習のまとめとリフレクションシートの記入、オンラン上の指定された場所に提出。 
2 健康とは?健康の社会的決定要因について考える  ①健康の社会的決定要因にはどのようなものがあるか、3つ以上述べることができる。
②自分の中の無意識のバイアスに気づき、相手の背景に留意した声掛けができる。 
事前学修:ヒトの健康に影響を与える身近な例を3つ以上あげ、指定用紙(A4の1枚)にまとめる。
事後学修:事前学習のまとめとリフレクションシートの記入、オンライン上の指定された場所に提出。 
3 健康と雇用・収入・労働環境  ①ケースで学ぶ雇用、収入、労働環境が与える健康への影響について学ぶ。
②健康状態による仕事への影響について、考える。 
事前学修:働けないことによる影響について、3つ以上あげ、指定用紙(A4の1枚)にまとめる。
事後学修:事前学習のまとめとリフレクションシートの記入、オンラン上の指定された場所に提出。 
4 健康と教育・ヘルスリテラシー・言語の壁  ① 医療現場で起きうる言語や文化の壁について理解し、対応方法を知る
② ヘルスリテラシーによる健康格差について理解する 
事前学修:もし外国人の友達が入院することになった場合、どのような配慮が必要か想像し、指定用紙(A4の1枚)にまとめる。
事後学修:事前学習のまとめとリフレクションシートの記入、オンラン上の指定された場所に提出 
5 健康と性・ジェンダー・家族  ① 性役割分担についての自分自身の認識とバイアスについて知る
② 性の多様性について知る 
事前学修:自分の家族を思い浮かべ「親」「自分」「兄弟・姉妹」「祖父母」等の期待される役割について、指定用紙(A4の1枚)にまとめる。
事後学修:事前学習のまとめとリフレクションシートの記入、オンラン上の指定された場所に提出。 
6 健康とコミュニティ・社会関係資本  ① コミュニティが健康に与える影響について考える  事前学修: 今まで学んだことを振り返りながら、健康づくり、健康格差、貧困問題に取り組んでいる組織とその活動内容を調べ、指定用紙(A4の1枚)にまとめる。
事後学修:事前学習のまとめとリフレクションシートの記入、オンラン上の指定された場所に提出。 
7 グループプレゼンテーション  グル-プでプレゼンテーションを発表し、質疑応答を行い、テーマについての自分の考えを深める。  事前学修:グル-プでプレゼンテーションを作成する。
事後学修:各グループのプレゼンテーションコメントシートの記入、オンラン上の指定された場所に提出。 
8 グループプレゼンテーション  グル-プでプレゼンテーションを発表し、質疑応答を行い、テーマについての自分の考えを深める。  事前学修:グル-プでプレゼンテーションを作成する。
事後学修:各グループのプレゼンテーションコメントシートの記入、オンラン上の指定された場所に提出。 

授業科目の成績評価の方法について

定期試験
なし 
小テスト
なし 
レポート
小レポート:授業の内容についての2つの質問に答える。1つの質問あたり200文字以上で回答する。

事前学習のまとめとコメントシートの提出(各3~9点×6回)(54 %) 
発表
グループプレゼンテーション準備(16%):準備状況は第7、8回の事前学習まとめとリフレクションシートにて確認する。
グループプレゼンテーション参加と各グループ発表へのコメント記入(30%)
詳細は、授業時に説明する。 
授業への貢献度
積極的な参加を期待します。授業中の発言や質問は加点対象です。(1回の発言1点加点) 
作品
なし 
出席
やむを得ずグループプレゼンテーションを欠席する(した)場合は、教員まで原則1週間以内に電子メールで申し出て、教員の指示に従うこと。 
その他
受講人数によっては、グループプレゼンテーションの回数を減らすこともありうる。 
備考
日本語で講義を行う。 

授業科目に関する学習相談について

担当教員による学習相談
適宜メールや講義前後に受け付けます。 
合理的配慮について
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行った上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)
修学上の合理的配慮の流れに関する部局HP https://www.artsci.kyushu-u.ac.jp/campus_life/support.html 


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