シラバス参照

講義科目名 レトリック基礎 
科目ナンバリングコード KED-COS5111J 
講義題目
授業科目区分 基幹科目 Core Subjects 
開講年度 2024 
開講学期 前期集中 
曜日時限 前期集中 その他 その他
必修選択 選択 Elective 
単位数
担当教員

田村 茂彦

中野 美香

開講学部・学府 大学院基幹教育科目 
対象学部等 全学府 All Graduate School 
対象学年 大学院生 Graduate Students 
開講地区 伊都地区
その他
(自由記述欄)
当初の日程は台風のため延期となりましたが、新たに以下の日程で開講します。
9月10日(火) 10:00~12:30、13:30~16:30
9月11日(水) 10:00~12:30、13:30~16:30
開講教室は2302教室とします。当初は2204教室としていましたが変更となります。
対面形式とオンライン(ライブ形式)とのハイブリッドでの開講となります。

 7月上旬頃から受講申し込みを受け付け、応募者多数の場合は抽選にて受講許可者を選考します。選考結果は教務係から改めて連絡がありますが、受講許可者はこのシラバスに書いてある内容およびこれから開設予定のMoodle授業コースを確認しておいて下さい。 



履修条件
8月26日(月)、27日(火)に開講されるプレゼンテーション基礎を受講していることが好ましいですが、必須ではありません。 
授業概要
レトリックは修辞技法ともいわれ、弁論や文章の表現技法を指します。この「レトリック基礎」では、文章表現に焦点を絞り、理論に基づき言語を用いていかに学術分野にふさわしく効果的な表現をするかを学びます。授業は2日間の集中講義形式で、日本語による文章の書き方を学びます。前半は、文章作成に関連する研究を紹介し、文章作成の一連の流れを理解した後に,テーマを選択し、文章を作成します。後半は卒論を含む学術論文の論理展開や、研究予算の申請書を作成する際のポイントなど発展的なテーマを扱います。活動の中で,自己理解,グループディスカッション,リフレクションについても学びを深めます。 
Although “rhetoric” essentially means the art of effective or persuasive speaking/writing, this course is particularly designed for students who wish to brush up their academic writing skills based on related theories. In this two-day intensive course, you will learn how to deal with academic writing in Japanese. The first half session will cover a basic process and structure with theoretical frameworks, and practice writing on a selected theme. The latter session includes an advanced logical argument in academic writing, as well as grant proposal preparation and time management we will give you tips on how to write a clear and concise article that can be immediately put into practice. Students can also deepen understanding on self-understanding, group discussion, and reflection. 
授業形態
(項目)
□ 講義・演習
□ グループワーク・ペアワーク
□ プレゼンテーション
□ ディスカッション 
授業形態
(内容)
使用する教材等
板書、テキスト(紙媒体)、スライド資料(電子媒体)、映像・音声資料 
全体の教育目標
多様なテーマについて自らの考えをわかりやすくまとめ,説得力のある文章を作成できる。また文章作成の実践を適切に振り返り,改善することができる。 
個別の教育目標
A:知識・理解 
文章作成の準備,文章作成,相互評価,反省までの概要を理解する。

B:専門的技能 
自分の興味あるテーマを掘り下げ,効果的に構成を組み立て,文章を作成することができる。読者からの質問に論理的に回答できる。他者が作成した文章に対して、批判的な思考をもってコメントできる。

C:汎用的技能
他者との議論を通して考えを深めることができる。主体的に課題を遂行することができる。与えられたテーマを実現する上での問題点を洗い出すことができる。学習内容を自らの将来設計と結びつけることができる。

D:態度・志向性
多様な価値観・考えを寛容できる。 
授業計画
1. 文章作成の基礎(講義):並行反復学習法とは・第1回文章作成の構想作成
2. 文章作成実習(演習):文章作成:構想発表・相互評価
3. 第1回目文章作成と相互評価(演習):目標設定・第1回目文章作成・相互評価
4. 文章作成の技法(1)(講義):1回目の文章作成の振り返り・第2回文章作成の構想作成
5. 文章作成の技法(2)(演習):効果的な文章作成・構想発表・相互評価
6. 第2回目文章作成と相互評価(演習):目標設定・第2回目文章作成・相互評価
7. 全体のまとめとレポート作成(演習):グループディスカッション・レポート作成 
キーワード
文章法,論文執筆,申請書作成,議論 
授業の進め方
文章作成および相互評価などの演習を中心に,ディスカッションを取り入れて学びを深めます。どちらかというと文章作成は苦手だという学生さんに照準を合わせますが,高度な技術を磨きたい学生さんも歓迎します。和やかな雰囲気で講義をおこないます。 
テキスト
特になし 
参考書
『大学生からのプレゼンテーション入門』ナカニシヤ出版 中野美香著
『大学生からのグループ・ディスカッション入門』ナカニシヤ出版 中野美香著 
学習相談
疑問点や相談事があれば教員かTAに遠慮なく相談してください。 
試験/成績評価の方法等
文章作成課題: 50%
レポート: 20%
提出物: 20%
授業への貢献度: 10% 
その他
講義にはノートパソコンを持参してください。当科目は「プレゼンテーション基礎」と連携しています。学びを深めたい学生さんは受講を推奨します。 
添付ファイル
レトリック基礎:ルーブリック.pdf
更新日付 2024-09-03 17:33:23.129


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