履修条件
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授業概要
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固体表面の結晶構造、電子状態、反応性の基礎の講義。これら基礎物性を明らかにするための実験手法についての説明。 バルク、薄膜、微粒子の固体表面の電子状態と反応性について講義を行うとともに、表面の基礎物性を明らかにするための先端的実験手法についての説明も行う。これら講義では適宜、具体的な例について数値解析により理解を深める。 具体的な内容は以下の通り。 1.表面二次元電子状態:固体での三次元電子状態とニ次元電子状態の違いについて説明する。 2.表面吸着による電子状態の変化:固体表面が分子や原子の吸着により新たな表面電子状態へと変化することを説明する。表面における電気・磁気特性、化学反応性、触媒作用の理解を深める。 3.表面物性を測定するための実験手法:光、電子、イオンを使った表面敏感測定手法について説明する。主に、光電子分光法、走査トンネル顕微鏡、質量分析法について測定原理と実例を解説する。 4.表面再構成の熱力学:計算科学による表面相図の作成と気相成長モデリングについて説明する。
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Fundamental of electronic structure and reactivity on solid surfaces
1. 2-dimensional surface electronic structure Difference between 3d and 2d electronic structure
2. adsorbates induced electronic structure Adsorbates modify the surface electronic structures, which influences electronic properties, magnetic properties, chemical reactivity, and catalytic properties.
3. experimental technique for surface science Surface sensitive measurement technique with photons, electrons, and ions. Scanning tunneling microscope, photoelectron spectroscopy, and mass spectroscopy.
4. Thermodynamics of surface reconstruction Surface phase diagram by DFT calculations and statistical mechanics, and models of growth processes on surface.
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授業形態 (項目)
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■ 講義・演習 □ 実験 □ グループワーク・ペアワーク □ 学内外実習 □ プレゼンテーション □ ディスカッション
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授業形態 (内容)
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対面および遠隔による講義を行う。講義中は小テストを通して、理解が定着するようにする。
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使用する教材等
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板書、テキスト(紙媒体)、スライド資料(電子媒体)、映像・音声資料
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全体の教育目標
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個別の教育目標
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授業計画
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1、表面二次元電子状態 2、表面吸着による電子状態の変化 3、表面物性を測定するため実験手法 4.表面再構成の熱力学:計算科学による表面相図の作成と気相成長モデリング
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キーワード
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授業の進め方
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テキスト
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Surfaces (Oxford Chemistry Primers)
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参考書
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授業中に適時紹介するが、例えば下記の本がある。 ベーシック 表面化学 (化学同人)
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学習相談
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試験/成績評価の方法等
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試験・レポート・小テスト状況を総合的に評価する。詳細については授業開始時に説明する。
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その他
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添付ファイル
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更新日付
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2024-03-29 08:41:45.122
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