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授業科目の概要

科目名称 数理科学特別講義Ⅻ 
講義題目
計算機代数システム Magma と計算機数論 
科目ナンバリング・コード MAT-MAT6812J 
担当教員

竹田 雄一郎

更新日付 2024-04-04 16:26:57.365
授業科目区分 専攻教育科目(数理学コース・学際科目) / Specialized Courses 
学部カテゴリ 数理学府 
使用言語 日本語(J) 
対象学部等 数理学府 / Graduate School of Mathematics 
対象学年 修士課程 / Master's course 
必修選択 選択 / Elective 
単位数 1  
開講年度 2024 
開講学期 後期集中 
曜日時限 後期集中 その他 その他
教室  
開講地区 伊都地区
授業科目に関する特筆事項
この講義では計算機代数システム Magma を用いる。本システムは九大数理の構成員であれば申請の上利用できるので、事前にライセンスを取得し自身のコンピュータにインストールしておくことが望ましい。 



授業科目の目的・目標・履修条件について

授業科目の目的(日本語)
計算機代数システム Magma とは、オーストラリア・シドニー大学を中心として開発・運営が進められている数式処理システムの一つである。学部代数学を履修していることを前提に、代数学・多項式代数・数論における高度な計算を高速に実行でき、圏論に基づいた自然な命令系統を有する。この講義では Magma を実際に扱えるようになるための基礎知識を学び、最先端の数論研究における様々な活用事例について概観することを目指す。 
授業科目の目的(英語)
Magma, a computer algebra system, is a large and well-supported system designed for computations in (polynomial) algebra and number theory. In this lectures, we will know how to use and treat Magma for the computations in such topics. Furthermore, we will introduce some examples how and why we use Magma for recent research in number theory and related topics. 
キーワード
計算機数論・計算機代数・Magma 
履修条件
学部代数学(群・環・体の基礎)を習得していること。計算機に関する予備知識は仮定しない。 
学位プログラムの学修目標 授業科目の到達目標(評価の観点)
   
   

※学修目標と授業科目の結びつきの強さ

カリキュラム・マップ  
ルーブリック

授業科目の実施方法について

授業の方法
講義
教授・学習法
一方向性の知識伝達型の教授・学習法
遠隔授業
対面授業の形で実施する
Moodleコース情報
コース設定なし
Moodleトップ画面(https://moodle.s.kyushu-u.ac.jp/course/index.php)
使用する教材
スライド資料
教材の配布方法
独自webサイト
机上配布
テキスト
指定しない 
参考書等
適宜講義中に紹介する 
授業計画 授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。
1単位あたりの学修時間(45時間)の内訳(目安)
(講義・演習の場合)授業内学修15時間、事前・事後学修30時間
(実験、実習および実技の場合)授業内学修30~45時間、事前・事後学修0~15時間
授業のテーマ 授業の内容(90分授業=2時間) 事前/事後学修の内容
1 Magma 入門  計算代数システム Magma を扱う上での必要最低限の文法を学ぶ  自ら Magma に触れて取り扱いに習熟してもらう 
2 Magma で学ぶ学部代数学  Magma を用いて、群・環・体の計算機上での取り扱いについて学ぶ  自ら Magma に触れて取り扱いに習熟してもらう 
3 Magma で学ぶ数論  Magma を用いて、数論に関連する関数・アルゴリズムとその応用について学ぶ  自ら Magma に触れて取り扱いに習熟してもらう 
4 進んだ話題 Part 1  楕円曲線・モジュラー形式に関連する計算を Magma で扱う術を学ぶ  自ら Magma に触れて取り扱いに習熟してもらう 
5 進んだ話題 Part 2  講義担当者が取り組んでいる研究における Magma の活用例について解説する  自ら Magma に触れて取り扱いに習熟してもらう 

授業科目の成績評価の方法について

定期試験
最終レポートで評価する。 
レポート
最終レポートを課す。提出は電子的に受け付けるが、Moodle は使用しない。詳細は講義中に指示する。 
出席
集中講義の性質上、5日中2日以上欠席の場合は単位を認めない。 
その他
講義の補助ページを次におく: https://sites.google.com/view/s-yokoyama/teaching/ 

授業科目に関する学習相談について

担当教員による学習相談
講義担当者(横山)は東京都立大学の所属のため、原則講義の前後(講義中ももちろん可)に受け付ける。その他、適宜メイル(s-yokoyama@tmu.ac.jp)にて受け付ける。 
合理的配慮について
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行った上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)
修学上の合理的配慮の流れに関する部局HP  


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